元気でも、注意しましょう・・・

午後の授業のあと、1か月ぶりに貞迪さんから電話が来た。救急医療センターから生還してきた。

75歳までは何の心配もなく元気で、会社を定年退職後も早稲田の大学院で土木や地質の勉強をしていた。それが、2度心筋梗塞で倒れたので今回の大手術になった。77歳。

大腿から血管を切り取り、胸を大きく切り開き血管をつなぐそうで、7時間の手術だった。成功の可能性は20%で入院前に会った時は覚悟を決めている様子だった。

15人がかりの手術のあと、売店のおばさんにも「たいへんでしたね」と声をかけられたと嬉しそうに話してくれた。電話をくれたのはさっそくExcelで食事の報告を医者にしないといけないからということだった。肋骨も切り取っているカラダでパソコンに向かう気力は大したものです。

教室に戻ると、亮子さんが3か月ぶりに顔を見せてくれた。

もう何年も毎週2回以上欠かさず学習していたのに、パタッと来れなくなったのもご主人が2回目の心筋梗塞で入院したから。こちらもぐうぜん77歳。

毎日、仕事の合間に時間ができると病院に入り浸っていないとご主人が寂しがるそうだ。

いや～、パソコンどころじゃないですよね。

12月から一度もPC開けてないのよ・・・　　う～ん

私の教室はパソコンを勉強すること以上に、
『学習していると不思議と、楽しく元気になる教室』　・・・

ぜひ活用してください。楽しい場所を！！

 

トーマスはトム・・・

朝の授業の時、久美さんが「そういえば、トーマスは来たんですか・・・」という。

なんだかんだ朝忙しく、忘れてた。朝散歩にいっしょに行こうと昨夜言ってたのに

 

昨日の午後、成田まで迎えに行ってきた。

次女のパートナーだ。

イタリア系ブラジル系アメリカ人。

陽気なアメリカ人。

どんな人かといわれても、・・・
授業中に写真を送れとLINEしたら、トーマスがいくつか送ってきた。

 

ま、この時期、人生でいちばん楽しいと思う。

トーマスと呼ぶか、トムと呼ぶか。

そのうち、どちらかに落ち着くだろう。

写真を見ただけで、なんとなく分かったつもりになる人も多い。

モクレンが芽吹く朝、明日から3月。

暖かい朝の日差しの中、とくに雨上りの朝散歩は、このうえなく幸せだ。

時間がゆっくり流れるようでのんびり歩いた。途中で小屋さんに出会ったがうっかり彼の誕生日を忘れてしまった。きょうは小屋さんの66回目の誕生日。 おめでとうを言い忘れてしまった。

猫柳のような恰好をした木蓮のつぼみ。これはハクモクレンだろうか、それとも紫か。

おおきく咲くのが楽しみ。

こちらは「木瓜（ぼけ）」ですよと小屋さん。

雨上りの花って、いい。

木瓜（ぼけ）のつぼみ。

たいていの花は下を向いて咲くでしょう？　それは、雨を避けるからだといわれていると小屋さんの薀蓄にはいつも感心する。

朝の時間をゆっくり過ごした。

 

家に戻り、机についたら、正樹さんからSOS電話がはいった。

仕事のWordファイルを作っていたらごちゃごちゃしちゃって元に戻らないとおっしゃる。

正樹さんはドイツ語や英語の翻訳家。70代半ばを過ぎても家で仕事ができる。

翻訳家に定年はない。

語気から急ぎの案件だとわかったので 着替えもせずそのまま自転車で向かった。

確かにごちゃごちゃ。

修復に時間がかかるが締め切りのある仕事、最小限のことを教えながら仕上げた。

 

それから大急ぎで朝9時の授業に間に合わせたので、着替えもせず朝ごはんも食べず、ブログもできず　・・・

 

のんびりが一転、あわただしい一日の始まりだった。 

 

 

一寸先の忙しさも、まだ予知できない