ディープインパクト@まこっさん

まこっさんの心の叫び(ハーツクライ)をどうぞ。

タイガースがぼろ負けな日に

2006-06-18 | 僕の独り言
歯止めをかけよう! という記事が
starstory60 さんからトラバされました。

全面的に賛同できるわけではないので(趣旨には賛同)
まこっさんなりに情報発信していきます。

その内容は
「自衛隊の海外派遣についての
自民党素案が明らかになった」
というもの。

今、交流戦やW杯やって僕も浮かれてるけど
これも平和でなければできないこと。

2006FIFAワールドカップ・ドイツ大会の開幕に向け、
国連事務総長のコフィー・アナン氏と
FIFA会長のジョセフ・S・ブラッター氏は、
平和や寛容、そして発展を呼びかける共同メッセージを送った。

FIFAワールドカップの開幕に向けたメッセージ

だから今日という日に
スポーツをきっかけに平和を考えるのも
「あり」かなと思った。

国連決議なしで自衛隊派遣可能
「恒久法」自民素案 Asahi.comより


記事によると、自民党素案では
国連決議や国際機関の要請がなくても
多国籍軍への参加を可能とし、
新たに治安維持任務も付与する内容。

さらに

「紛争当事者の合意による要請」がある場合や、
「日本として国際社会の取り組みに寄与することが
特に必要と認める事態」でも、
海外派遣を可能にしている。

というのだ。

最近の紛争ってのは「アメリカ」対「どっかの国」で
ほとんどの場合「アメリカのいちゃもん」で
先制攻撃戦略でアメリカが武力介入しているのだ。

現在も続いているイラク戦争でも
「国連の承認なしに」アメリカがはじめた戦争だった。
その戦争の大義名分(大量破壊兵器の存在)が
なくなっても、まだ爆弾を落としつづけ占領しつづけている。

つまり自民党の素案では
「紛争当事者の合意による要請」 =アメリカが来いといえば
国連決議や国際機関の要請がなくても
多国籍軍へ参加できるっちゅう内容です。

しかも今回は
後方支援や人道支援じゃなく
治安維持任務=占領のお手伝い
が法的に可能となるものだ。

そういうことを戦争に手を貸すっちゅうねん。

自民党の国会議員は憲法を知っているのだろうか?

大日本帝国憲法ちゃうで日本国憲法やで。

まず前文に書いてあるのは

政府の行為によつて
再び戦争の惨禍が起こることの
ないやうにすることを決意し、・・・


そして独立した「第2章」に書いてあるのは

第九条【戦争放棄、軍備及び交戦権の否認】

1.日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、
  国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、
  国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。

2.前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。
  国の交戦権は、これを認めない。

ほんでもってこんな条項もある。

第九十九条【憲法尊重擁護の義務】

天皇又は摂政及び国務大臣、国会議員、裁判官その他の公務員は、
この憲法を尊重し擁護する義務を負ふ

国会議員の義務を放棄し
明らかに憲法違反の法律を作ろうとしている彼らにこそ
共謀罪 を適用すべきやな。

皆さん、今の日本はだんだん「戦前」になってきています。
手遅れになる前に「自由なうちに」興味をもちましょう。

ココまで読んでくださった皆さん
ありがとうございました。


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2 コメント

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Unknown (starstory)
2006-06-21 08:38:16
まこっさん、紹介ありがとうございます。考え方が一部ちがうというのはたぶん「改憲派も一緒に反対しよう」というところでしょうね。私は一致できるところでは誰とでも手をつなごうと思ってるから。でも何でもいいです。今朝の朝日新聞にこのこと載ってました。次期首相候補の安部はこの法案を強力に推進しているそうです。なんとしてでも阻止しましょう!
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starstory さま (まこっさん)
2006-06-21 22:05:26
私なりの紹介にさせていただきました。

ご理解していただき感謝です。

興味を持たない人、自分で考えない人を増やすというのも、時の権力者にとっては有効な手段です。

何事にも興味をもち、自分で判断できるようになっていきたいものです。
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