ディープインパクト@まこっさん

まこっさんの心の叫び(ハーツクライ)をどうぞ。

教育基本法が改悪された

2006-12-15 | 僕の独り言
国の根幹にかかわるような大事な法律を
与党単独で強行採決ってあかんやろ。

タウンミーティングやいじめのこともあるが
「法案の中身が悪いから」野党は反対していたんだと思う。

それに加えて「やらせ」や「虚偽報告」があったし
何より審議が尽くされていないことや
「自民党の改憲案に整合性のある内容に」など
現在ある日本国憲法から逸脱した中身だから
国民の多くが反対していたのだと思う。

以前にも書いたと思うが
憲法99条には「国会議員の憲法遵守義務規定」がある。

それにも違反していると思う。

今後、この法律がジワジワと現場に影響を与えるだろう。

生徒・児童の内心をはかって評価したり
「愛国心」を強要されたりするのだろうか。

もう少し視野を広げたらどうだろう。
「国境」を頭の中で取っ払って、
『1つの地球』という目で見れば
「愛国心」なるものがいかにちっぽけで
偏ったエゴに見えてこないだろうか。

そんな片寄った考えでは「自分と違う異質なもの」を
受け入れることが、できなくなるような気がする。

それでは、いじめはなくならないし
むしろ増えるんじゃないだろうか。

負け組みは負け組みのままで、
弱いものは自己努力が足らない、自己責任だ、
いじめられる方も悪い
なんて言われているような気がする。

大人に従う従順な子供が「良い子」なんだろうか。

もっと話し合う時間が必要だったと思う。

それとこのドサクサまぎれに
防衛庁が防衛省に格上げされることも決まった。

「省」になれば長官ではなく大臣が選ばれる。

防衛大臣。

戦前・戦中の「陸軍大臣・海軍大臣」と同じ響きを感じるぞ。

愛国心と防衛省。
同じ日に誕生したんやね。

いつか来た道じゃないやろな。

今を戦前にしたら絶対あかんで。