おおおっと、ダーティーハリーをやってるじゃないですか!
こりゃ、観ながら書こうっと。 こりゃ、ながら族です。古いぞ^^
立体交差の十字路の真ん中、なぜか立ち往生してるクルマをみます。
右折で入ってきたクルマが、曲がった先の赤信号に反応してしまうパターンです。
後ろのドライバーも、つられて止まったりしちゃいます。
たいがいクラクション鳴らされますが、ピタリと止まったお不動さんもいます。
『だって赤じゃない。なぜブーブー鳴らすの? 不本意!』
・・・すいません。女性ドライバー前提の話になってますけど。そーよ偏見よ
でもあれ確かに迷うよ、初心者は。 教習所じゃ教えてくれなかったし。
フツーの交差点だと問題ないんだけど、高架下は分かりづらいのさ。
パソコンの文字をデカくするやり方と同様、仮免までには教えてほしいもの。
そーいや、新しい道路も分かりづらいヤツあるよぉ。『どっちだぁ?』 みたいな。
あと、標識も。「なんだっけ、これ?」みたいな。「まいっか、行っちゃへ」みたいな。
・・・おおっと、テレビではダーティーハリー、いよいよ佳境に入ってきました。
高架の上にキャラハンが立っています・・・・・・今、バスの上に無事飛び乗りました。よかった、よかった^^
にしても、あのスタジアムで容疑者を問答無用で撃つシーン。
行方不明の少女の命が掛かってますから、ハリーはいきなり撃ち、拷問にかけます。
んんがぁ、拷問による自供も、令状なしの捜索で手にいれたライフルも、証拠の価値ゼロ! と、判断されます。
観た当初、アメリカはややこしいなぁ。 ええっ!無罪? なぜ釈放? ありえんなぁ と思ってました。
んんんがぁ、今観ると地方検事の言い分ももっともだなぁと。反対の感想を持つにいたったわけです。
もちろん、ハリーの「少女の人権はどーなる!?」という問いかけが重いのは当然なんですが。
今の日本の裁判事情を見越したような大問題を、はるか38年も前にエンターテイメントとして成立させているクリント・イーストウッドの凄さをみよ。
ダーティーハリー、さすが私の生涯のベストだけのことはある。
何回観ても、いまだにメチャメチャおもしろいぞ

画像は「 残光 」 ですが、これは続編の方で傑作の呼び声大。
事実こっちから読んで圧倒され、どーしても1発目が読みたい、と。
ハルキ文庫を探すわけですが、甲府にはありません「 フリージア 」が。
えーと、故郷の名誉のために言いますが、甲府にだってフリージアぐらいありますヨ、花はね。
ここはしょーがないアマゾンに頼りましょう。
「 フリージア 」と、も1冊東直己の著作を注文すると・・・・・・翌日到着! えっ もう来た

どーなってるんだ、アマゾンと佐川の物流は! 速すぎるだろ
といいつつ、さっそく読書る。
主人公がいきなり世話になった兄貴分を殺すシーンから始まり、
ほぼ全編、壮絶、凄惨な暴力が噴出しまくります。
すごいのは、冒頭の殺しの場面から余計な説明がいっさいないことです。
「残光」も含めて、主人公とヒロインがなぜこうなったのか、という肝心な部分さえ読者の想像にゆだねる!という徹底ぶりです。 もういっそ気持ちがいいってもんです。
凡百の作家なら、100ページでも200ページでも費やすであろう男と女の物語をはしょるんですから。
その分はアクションでいくぞ、と。 志が高い。
韓国映画に「デージー」ってのがありました。
カワイイ可愛いいチョン・ジヒョンがヒロインのやつ。
両方とも殺し屋、殺戮者が主人公なのに、タイトルは花の名前です。
そーいえば、「レオン」も最後まで観葉植物を抱いてました。
ロマンティックでしょ、甘いでしょ、男って。
「 フリージア 」 「 残光 」 東 直己 ハルキ文庫