MY LIFE AS A FOOTBALL

ないかな ないよな きっとね いないよな
会ったら言えるかな まぶた閉じて浮かべているよ

正しい少年 3

2022年11月01日 | 少年時代

さて、正しい少年3部作? これにて完結でございます。
われらがコーキの活躍やいかに・・・

高円宮杯決勝 フォルトゥナ3ー1 Uスポ

「決勝戦は何もできなかった」

というのがコーキ自身の評価。

ある少年も同じこと言ってたな。
この前の試合見たぞ、と言ったら「あ、なんもできなかった時だ」
少年にありがちなプライドと照れがかわいらしい。


さてコーキ、
ワタシが最初に思ったのは「いちいちおもしろいなぁ」ということ。
そしてじわじわと、これはちょっと凄いんじゃね、という感覚に変わり、
なんと、中坊の試合を2回見直すことになった。

プレースタイルもポジションもまったく違うが、
最初に藤田チマを見た時のようなワクワクしている自分がいた。

3点目の起点になったプレーにコーキのおもしろさが凝縮している。

左から大きなサイドチェンジのボールが右サイドの選手に入る。
その彼はゴールを背にしながらターンしつつ、中央寄りにいるコーキにパスを出す。
コーキは左足でトラップするのだが、ボールは顔近くまで上がる。
トラップミスならあわてるところだが、まったく動じることなく右足の甲でスッと止める。
流れるような動作で右足でリターンパスをさっきの選手に出す。。。???

はい、2回見て確かめたかったのがこの場面だ。

最初見た時にはトラップミスなのか、わざとやったのか分からなかったのだ。
いやいやなんと、コーキはわざとボールを浮かしていた! オーマイガッ

この遊び心、コンマ何秒かのタメが微妙なタイミングのズレを相手に生じさせ、
結果として美しいゴールを呼び込んだ。
凄いな マジか

突っ立ち、棒立ち、的なフォームでクッションコントロールする。
この場面の前にもやったけれど、その時はボールを奪われている。
それでも再度やってみせる・・・肝心な場面で。 素晴らしい

この3点目は後半の飲水ブレイクのすぐあとに生まれた。
そして先制ゴールは試合開始のホイッスルから3分が過ぎた頃だ。

いよいよ始まった決勝戦、両チームとも緊張しフワフワした時間帯だ。
そこで左サイドでボールを受けたコーキは一気にドリブルを仕掛ける。
相手はリアクションが遅れ、ついて来れない。
ドリブルをしながらゴール前を横切るトップの選手にきれいなパスを通した。
このプレーから先制ゴールが生まれ、チームはアドバンテージを得た。

なんというか、本人も意図したわけではないだろうが、
結果的には2点ともゴールが生まれがちな時間帯を見事についている。
つまりは、センス!

なにより、強くて速いボールを止める能力が圧倒的に素晴らしい。
それ、止まるんかい! と画面にツッコミを入れたほどだ。

「何もできなかった」試合で、
サッカーにはスレっからしのワタシを魅了してくれた。
遊び心を忘れずに、これからも精進してカッコいい選手になってください。
もう半分くらいなってるけど。



細田 康貴  検索したら画像がバンバン出るようになってね。



※ 上の画像、テレビからパクってきました。
 正しい少年の右に入る緑の細いラインは、テレビの故障によるものです^^
  ブラジル・ワールドカップを観るためにジャパネットで買って、
 ワールドカップ終了と同時に緑のラインが現れたのです(笑)
  今回、カタール大会を観るにあたって、55型有機ELに買い変えようか迷っております。
 Amazonセールやってるし。 どーでもいいわ!


正しい少年 2

2022年10月30日 | 少年時代

この前、「正しい少年」というタイトルでブログを書いた。
高円宮杯の山梨県大会決勝を見逃した、というはなし。

ところがすぐその後、CATVでその試合が放送され運良く観ることができた。
日頃の行いがいいと、新聞のラテ欄も目に入るのさ。
 ※ ローカルなCATVの番組欄なんて、スルーするのが普通だから。

てなわけで、
懸案事項でもあった正しい少年こと、コーキのプレーを3年ぶりで観ることができた。
さっそくそのプレーぶりを書こうかと思ったが、
その前にダイキのことも書かねばならなくなった。

ダイキはコーキのお兄ちゃん。
コーキと同じく生粋のサッカー小僧で、確か3年生のころにちょっと教えたことがある。
彼は上手かったから、すぐ飛び級で上のチームに呼ばれ、
下級生担当のワタシの前をアっちゅーまに通り過ぎて行ったのだ。

ダイキの代には四天王と呼ばれた上手い小僧が4人いた。
ムサシ、タク、ジョン、そしてダイキ。
くっそ生意気だったこのチビ4人を、いかにその気にさせるかが、
練習に向かう僕のモチベーションにもなっていた。
 ※ 僕は少年サッカーには初心者だったから、かなりてこずったのだ。

そのダイキがこのブログを読んで、
コーキのことが書いてあると母に連絡したそうで、母からその報告が来たのだ。
「ダイキは大学1年生になり、北海道在住です」と。

だ、だ、だ、ダイキが大学生!? オーマイガッ ガッ マジか
あの小僧が・・・そりゃこっちも年を取るわけだ。

しかもオレのブログを読んでる・・・ 恥ずかしいわ(笑)
こんなしょーもないブログ、読んでんじゃねえぞ^^



大学生になったというダイキの6年生時代


ダイキがたぶん中坊くらいだったか、チャリですれ違った時、
照れくさそうに「こんにちは」と言ってくれたのをよくおぼえている。
ワタシは「おおっ」と手を上げることしかできなかったけど。
男同士なんてそんなもんだ^^


この際、ついでと言ってはなんだけど、
スポーツ少年団の卒団文集に書いた彼へのメッセージも載せておこう。


ダイキ:
 チームのダイナモ。
 心臓にして肺臓。いつの日か頭脳にもなってください。
 走り回って要求しまくり、ひとりで怒り、ひとりでふてくされ、ひとりで決めた。
 くやしくてもいつも顔を上げること。
 たとえ絶望的なスコアでも歯を食いしばって顔を上げること。
 オレはおまえのスタイルが好きだ。 
 つづけろ、ダイキ 止まるな!



さすがスポーツ少年団代表、エラソーに書いてるなぁ 恥ずかしいわ
なんだかんだで今回はお兄ちゃんの回になってしまった。 
ダイキ、勝手に載せてしまったが肖像権は大丈夫か?  もう遅いが^^


というわけで次回、正しい少年 3 を待て。

ほんの少し予告をすると
指導者時代、ガキんちょ相手に常々言っていたのが
「サッカー選手はカッコよくなきゃダメなんだよ」というやつ。

コーキはカッコいい選手になっていた。


正しい少年

2022年10月22日 | 少年時代

たいがいは忘れる^^

中学生最後の大会、高円宮杯の決勝も観に行けなかった。
情けなかねえ~ 

何をしていたのか!?
モルックの審判をしてました、、、はあ~(疑問とため息)

そもそも最後の大会はグリーンカップだと安心しきって余裕ぶっこいており、
あとで自分で自分に「グリーンカップは小学生じゃ!」と突っ込んでおきました。バカだなぁ

高円宮杯の決勝にはスポ少時代の教え子が出ており、、、いやあ 観たかった!
あいつの成長っぷりを見たかった。
観てないから書くに書けないのよ・・・。

※ このブログのカテゴリー「少年時代」の中に“闘将と風の息子”という記事があり、
  今回、決勝に出たのは“闘将”の方です。


んで、かなり盛り上がったモルック大会では、
スポ少当時の保護者会の会長とタッグを組んで審判をするという巡り合わせ。
教え子、、、というのも恥ずかしいけど、当時の小僧たちの今の様子を聞いているうちに、
闘将・コーキの名前がでてきたわけです。

フォルトゥナで10番つけて、変わらずガシガシやってるらしい と。
そりゃそうでしょう、園児の頃からブイブイいわせてたんだから^^

う~ん、ごまかしても無理で、観てないもんは書けない。 許せコーキ
いつか陰からこっそり雄姿を見ようと思います。  飛雄馬の姉ちゃんか





次は関東だ。
コーキ、ファイトしろ!  (言わんくてもするし)


一生ドリブルしていたい

2021年11月12日 | 少年時代

カナタのことを久しぶりに書こうと思っていると、、、





ドアチャイムが鳴り、なんと、はまのもんからカラ揚げの差し入れがあった。
2種類のカラ揚げを持参してくれたのは、カナタのお父さんだった。
なんというタイミングw
さて夕飯、何を食おうかなぁのタイミングでもあったから、嬉しい。ナイスパス

はまのもん、明日は休業してカナタの応援に水戸まで遠征するとのこと。
ヴァンフォーレ甲府U-15、高円宮杯を勝ち上がり、明日は関東の4なのだ。

先週はその16を押原公園グラウンドで観ることができた。
ゲームは甲府が押しながらも、先制されるというイヤな展開。
後半キャプテンが攻撃に参加し決定的なパスを出すと、相手がファール。PKだ。
キッカーは、、、おっと カナタが出てきた。

お父さんによると、めっちゃ緊張していたらしい。
普段は蹴らないんですけど、あの時は他の選手も蹴りたがらなかったそうで と。
そりゃそうで、あの場面では誰も「オレ行くオレ行く」とはならない。
どーやら、「おまえ日本代表だろ」が決定打になったらしい。
さすがチームメイト、痛い所つくなぁw

カナタ、立ち位置を変え~回り込みつつ助走~一瞬止まるフェイントを入れ・・・決めた。
フェイントを入れた時点で、あれヤバいかも と思ったが決め切った。
PKの全部乗せは危ないのだ(過ぎたるはなお及ばざるが如し ってね)
次はぜひパネンカか、ニースケンスのど真ん中おもっきし蹴りを期待したい。

決めた後、さすがに解放されたのだろう 絶叫しつつ父兄席あたりまでダッシュ。
あんなに喜んでる姿を見たのは初めてかもしれん。
誰かのママがネット越しに吹っ飛ばされそうでしたから。

ゲームは延長で2点入れてヴァンフォーレが勝利した。
そして、観られなかったが8も勝って明日につながったわけだ。


カナタのプレーぶりは相変わらず美しいものだった。
以前リニアモーターカーに例えたことがあるドリブルはまだまだ進化の途中だ。
芯がぶれないから、きれいな姿勢で誰よりも速い。

しかもトップスピードでドリブルしながら、並走する味方へ横パスが出せる。。。
大げさに言うと、ピクシーやルバンスキーのようだ。
つまりは特別だということ。

そしてリニアではありえない角度でアプローチできるのが凄い。
思わずランディ・マモラを思い浮かべてしまった・・・誰も知らんぞ!
 ※ピクシーはともかくルバンスキーもニースケンスも誰も知らんと思うぞw

このひとがランディ・マモラ! バイク乗りかい!
伝説のグランプリライダーでおま。



この写真だと、右に曲がろうとしているわけですが、
右のヒザは路面にへっつき、見えませんが左足はステップから浮いております。
この異様なバイクの倒し方、角度を、人々は敬意を込めて「マモラ乗り」と呼んだのでした。

そうです、カナタ少年は異様とも思える角度で走っても倒れないのです。
相手ボールにアプローチをかける際の彼の身体の角度ときたら、45度くらい傾いてね?
あれでよく倒れんもんだと・・・
たぶん遠心力でバケツの水がこぼれない理論と同じだ・・・ホントか?

ともかく、カナタは進化し続けている。
一点だけリクエストがあるとすれば、動き出しのタイミングと回数かもしれん。
素晴らしい見本がある。
セルティックの古橋亨梧だ。
彼の動き出しは、質、量ともにワールドクラスだと思う。

まあ私が言うまでもなく、
カナタなら自分で感じ、考えて、解決していくことでしょう。
うまい選手はみんなそうだからね。


国境など軽々と越えていく

2021年04月30日 | 少年時代

アルゴリズムってやつか、、、

朝起きて、スマホを充電器から外し、Googleをクリックすると、

「ご主人様、今日のおすすめはこれでっせ」

とばかり、私好みのスポーツやエンタメの記事がズラーっと出てくる。
BiSH系が最初に来ますからね笑 

で、今日はゲキサカから記事が入っておりました。
おお、カナタじゃありませんか!
U-15日本代表候補の合宿の様子を、画像付きでお薦めされました。



濱野哉太(MF) ヴァンフォーレ甲府 U-15日本代表候補


クーッ Googleからお知らせが届くようになるとは!
その場所にいる、ってことが素晴らしい。


ちなみにこの代、U-15日本代表の監督は広山 望だ(廣山が正式か)
元祖、“越境するフットボーラー” だ。
パラグアイのセロをはじめ、フランスのモンペリエにも在籍してるはず。

代表にもトルシエに呼ばれた。
帰国し合流したものの、試合には起用されずにいた。
業を煮やしたサポーターが「ヒロヤマ」コールをやりだした・・・ヒロヤマ出せや と。
そうそう、覚えているぞ。

が、これが裏目にでる(僕の想像だけど)
トルシエ男爵 右と言われれば左 左と言われれば右を選ぶヘソ曲がり。
ひとから指図されるのが大嫌い(上から言うのは大好きなくせに)
呼んどきながら、2試合ともベンチを温めさせた。 あのヤローw

Wikipediaによると、好漢・福田健二とは小学校から同級生で、
初対面の時に「僕、廣山望、よろしくね」と、福田に爽やかに挨拶したんだと。
翼くんそのまま、だったそうだ。

中田英寿とも同い年だと思う。
海外のクラブを渡り歩いたのも同じだ。
大学生プレーヤーの走りでもあるし、賢(かしこ)で、経験豊富な歴戦の強者でもある。
U-15世代にとって、これ以上ない指導者だ。




越境する魂   廣山 望 U-15日本代表監督



少年時代 27

2021年04月24日 | 少年時代

マジか、凄いなぁ


ここ最近では断トツに嬉しいニュースが、隣の「はまのもん」から届く。
と思ったら、今朝の新聞に大きく掲載されていた。
おお、いい顔して笑っとる。




写真の面積だけだとメッシと久保くんのツーショットの方がデカいけど、
顔だけを比べると、カナタの方が勝っている! ワハハ メッシと久保に勝った笑

そう、隣の弁当屋さんの屋号が「はまのもん」
はまのもんの息子が、濱野哉太なのだ。(新聞だと浜野となっているが)
ついにU-15日本代表候補のトレーニングキャンプに招集された。

ガキんちょの頃にちょっと教えた子供の名前を、
まさか日本サッカー協会のホームページで閲覧することになるとは!
教えた、と言うのも恥ずかしいくらいですが、一緒に楽しくサッカーをしたことは事実です。
子供相手に、サッカー選手はカッコよくなくちゃダメだぜ、とか洗脳しておりました笑

その様子は、このブログの中のカテゴリー「少年時代」に何回か書いてありますのでご覧ください。
あらためて読み返してみたら、最初の出会いが14にチラッと出てくる。
2年生の時の体験入団の日のことだ。

当時の自分の駄文を引用しちゃおう ↓

 さて、体験に来てくれた子には、もれなくサッカーボールがついてきます。
 マジックで名前を入れてあげます。

 はると かなた 2年生の男子ふたり

 汗びっしょりかいて、いまのところ4人ともやる気満々です^^
 おいでね。またボール蹴ろうね・・・


※ 4人とあるけれど、あとのふたりは4年生の女子で、この日以後来ることはなかったのでしたw


当時、練習にはワタシがいちばん早く到着し、門扉と団部屋のカギを開けるのですが、
カナタとハルトはいつもワタシより前に来ていて、バックネットあたりでボールを蹴っていました。

その頃のカナタは、まったく普通の少年で、
まだ上手いヘタのレベルではなく、サッカー大好き小僧のひとりでした。
ただ、走るフォームがキレイで、小学校2年生にしてはやけに腰の据わった安定した走りをしていました。
イメージとしては、リニアモーターカーです。 よくわからんぞ!

3年生のどこかの時点で化けたのを目の当たりにするのですが、
それにしても、候補とはいえ日本代表に呼ばれることになるとは、想像もしてませんでした。

4年生の終わりごろには、すでに1ファンになっていましたから。
つまり、カナタのファン第1号は、家族以外ではワタシでありますw
これからもファンでいつづけるでしょう。

これから、
これからがより一層大変ですが、
汗びっしょりかいてニコニコしていた体験入団の日の笑顔と、
新聞に載ってる笑顔が同じなのできっと大丈夫でしょう。

カナタ、ファイトしろ!
カッコいい選手になってください。


 ※ 「少年時代」カナタ関係は、14、21、24、25と、スペイン風オムレツ、あたりです。


スペイン風オムレツを食べていると

2020年12月08日 | 少年時代






↑ さっきまで工作。
色塗りをしていると、目がショボショボするは腹が減るはで、なんか食おうと。

じゃがいもを細切れにしてから1分チンした後、卵3個とごちゃまぜる。
卵焼き用のフライパンで弱火~中火で焼く。
スペイン風オムレツだ。 ホントか^^
ケチャップとマヨをかけて・・・超美味い。 やっぱ天才だな。

と、自惚れていると、LINEが入る。
U-14のナショナル・トレセンの選考に行っていた教え子(なんも教えてないが^^)
見事、関東代表に選ばれる・・・超すごい。 やっぱ天才だな。

本人、オレと違って自惚れることなく、
ここからがスタートだと言ってるそうだから、心配ない。

おっと思い出した。
小学校時代の彼にひとつだけ教えたことがあったとすれば
「監督やコーチの言うことが正しいとは限らん」ということだ。
つまり、大人の指導、てことはオレの言うことだって時には聞かなくていいぞ、と言ったような気がする。
聞いたフリして聞き流してりゃいい と^^

ま、自分がそーだったからね。
サッカーは自分で考えないと。
クイーンズ・ギャンビットじゃないが、サッカー界も教えたがる男たちが多いから、
その対処法をチラッとね。

3年生か4年生の頃のはなしだ。
覚えているかどうかはどーでもいい。
最高のスタートを切ったら、あとはどんどん加速するだけだ。


□□□□□□


工作はウッチーとカンポス。

ウッチーはシャルケのユニ姿。
ムバッペにつづいてNumberの表紙をまるパクリ^^
さすがに表紙だけのことはある素晴らしい写真だ。

ウッチーのシャルケ、というのは私にとっては本田圭佑のチェスカ・モスクワに匹敵する。
私の年代にとって、ふたりの所属クラブはとんでもないのだ。
日本人がチェスカ・モスクワ?!     ありえん
日本人がシャルケ・ヌルフィア?!    ありえん
みたいな。

ドイツ語で04が「ヌルフィア」と自然に出てくるのは、金子さんのおかげ。
ダイヤモンド・サッカーで紹介してくれたのを覚えてしまったからだ。
当時は奥寺さんがらみで、あくまで対戦相手としてのシャルケだった。

だから、ウッチーはいい男であるだけでなく、とんでもない選手なのだ。
何度でもいうが、
シャルケでレギュラーを張っていたウッチーは、今で言う「神」なのだ。
みなさん、尊敬するように。


カンポスのところには、ジョージ・ベストが写っている。
そうです、ベストとイニエスタが彩色待ちしております。


少年時代 番外編

2020年10月12日 | 少年時代

久しぶりに少年サッカーを観てきた。




小学校時代をまるまる共に過ごした小僧たちが、いまや中学も3年生になった。
世間的には「教え子」とも言うが、チームメイトみたいな感覚だ。
ワタシ「サワホマレ理論」を実践していたので、基本、子供には何も教えない。 
一緒に楽しくサッカーをやる、これに尽きる。

親御さんとも会って旧交をあたためてきた。
なんの違和感もなしにスポ少時代と同じように「代表」と呼ばれたけれど、
もうスポ少から離れて3年も経つことから、そう呼ばれるとケツがこそばゆい。
なので、「もうオレ、とっくに代表じゃないよ」と言うと、
「私たちには代表は代表です」と、
泣ける言葉が返ってきて、恐縮しつつ正直ちょっと嬉しかった。 あざす!

高円宮杯の8に残った中の2チームに3人の「チームメイト」がいた。
まんま だった。
あの頃、一緒にサッカーをやった小僧っ子たちのまんま成長していた。

そして、2チームとも4に勝ち残った。
準決では当たらない。。。

帰りしな、キャプテンだった子とすれ違った。
気がついて「こんにちは!」と、挨拶してくれた。
「おお、テルぅ」と、グーを伸ばすと、グーでちょんと拳にタッチしてきた。

「がんばれよ、来週も見に来る・・・かもしれん」
「はい」

背中をパシっと叩いて別れた。
もうね、言うことはない。
元気に走っているのを見ただけでじゅうぶんだ。


ちなみに、会場へ行く道が分からず、まったく違う場所をまがったため、
畑の中をさまよっていたのは ワタシです。
3回は側道でUターンしていた恥ずかしいヤツは僕です。

ナビ、装備してないのよ。 買え!
スマホのグーグルマップ、すぐ消えちゃうのよ。 設定!





少年時代 26

2019年12月26日 | 少年時代

寄る年波にはなかなか勝てず _| ̄|○
サッカー中継さえ寝落ちする日々 _| ̄|○


そんな日々の中、まるまる1試合を見事に観戦(テレビ)できたのが、

全少の決勝戦だ。(JFA全日本U-12 サッカー選手権・山梨大会決勝)

小学生の大会なので20分ハーフ。前後半で40分。
通常の1試合分にも相当してないじゃないか、と言われてもこっちの責任ではない^^
う~ん、何のことはない、現状このくらいが集中できる最大値かもしれんなぁ。


寄る年波な自分のことはさておき・・・

決勝に進んだフォルトゥナU-12にはコーキがいる。
伊勢のスポ少で、園児の頃から一緒だった生粋のサッカー小僧だ。
僕がツッコみ、コーキがボケる 小さな相方でもあった。

 

◇◇◇ 表彰式 3人並んだ一番向こうがコーキ

 


1年見ない間に見事に成長していた。


試合当初はツーバックのひとりで、後半はボランチとしてチームを勝利に導いた。
文字通り、“導いた”と言っても大げさではない活躍だった。

先制ゴールは彼のヘディングシュート。
右大外から逆サイドのネットへ突き刺した。
ポジション取りも、シュートコースも完璧。

技術的にも、どこが空いているか完全に見えてないとあーは打てない。
近づいてくるボールとゴールの両方を見つつ(イメージが大切)瞬時に判断し決断する。
なにより、スイートスポット、おデコの芯をくわせる感覚と技術が素晴らしい!

テレビの解説によると、これで大会5点目だとか。
相変わらずの得点能力。
点を取るには、ある意味天性のものが必要不可欠。
コーキにはそれが備わっている。
さすが3年生の時に6年生チームでPKを蹴っていた男^^

ちょっと前に偶然会った時に、

「ひとつ前でパスをさばくところも見たいなぁ」

と言っておいたら、
願いが通じたのか、後半あたまからセントラルMFにポジションチェンジ。
おお、来た来た・・・おもろっ

んが、テレビ解説の老師カンドリ、なかなか気がつかない^^

ボールにからむと威力倍増だ。
視野が広いからパスコースを多く持てる。
技術があるから落ち着いていられる。
スッと縦に入れるパスの美しいこと。

なにより、アウトサイドを使える。
上手いやつは、トラッピングとアウトの使い方でほぼ分かる。

以前、闘将ドゥンガに例えたことがあったけど、
ドゥンガもまたアウトの名手だった。
 ※ ワハハ、小学3年生をドゥンガに例える、例えられる面白さよ。

普通に左足も使える上での右足アウトだから余計効く。
これからもよりいっそうアウトを磨いてくれ。

守備力とともに目を引くのが攻撃力だ。
この試合でもハットトリックのチャンスがあった。
特にオーラスの、どどどどどどフリーは、いっとかないと。
ま、ワタシもどフリー外しのプロと呼ばれてましたが^^ プロがあるんかい

たぶん、シュートもチームでいちばん打ってるはず。
そもそもシュートできるポジションにいることが才能です。

想像以上にいい選手になっていて嬉しい限りです。



ヴァンフォーレを見てないから何とも言えないけれど、
ここはあえて独断と贔屓(ひいき)をフルに使って言っちゃうが、
あの年代、あのポジションでは県内最高の選手だ。
全国的にみてもトップクラスだろう・・・

・・・と、ママにラインしたら
県から18人選抜され、ナショナルトレセンの選考会へ行ってきたそうで、
結果、見事に落ちました と。

ナショナルトレセン(N.T)の選考会へ行けるだけで凄いことではあるが、
ここはあえて独断と贔屓(ひいき)をフルに使って言っちゃうが(2度目)
N.T見る目ねぇ 誰だ? 責任者は^^


ちなみに、去年のN.Tで山梨で5人残ったひとりが、
コーキとともに「少年時代21」に登場したカナタだ。

 



◇◇◇ コーキとカナタ

3年前
伊勢SSSでのふたりのラストマッチの後。
記念の寄せ書き・・・寄せスパイクを持って。


どうかカッコいい選手になってください。

オレんちのガレージの壁、まだ空いてるぞ^^
またね。


少年時代 25 

2018年11月27日 | 少年時代

日曜日は少年サッカーを観戦。

久しぶりだなぁ
今年の3月までは、ほぼ毎週だったのが・・・
指導者を退くと、これほどヒマになるとは^^
とてもお気楽でいいんですけど。
お気楽、ワタシにはピッタリの言葉だ。

そんなお気楽な身で観に行ったのが、全然お気楽じゃない
「JFA第42回全日本U-12サッカー選手権大会山梨県大会」
長ったらしいぞ、通称全少、全勝はどっちだ? ヘボいラップか
つまり、全少の決勝戦です。

VF甲府U-12 対 Uスポーツクラブ

県内を代表するクラブチーム同士の対戦です。
両チームに一人ずつ、スポ少で一緒だった子供がいます。
ふたりとも先発フル出場を果たしました。立派じゃ

そして試合早々、あらま、なんということでしょう
そのふたりの1対1の場面が現出します!
ゴールキーパーとフォワード。
独走するFWと対峙するGK 両者ともいきなりの見せ場です。

すでに指導者であったことなど忘れております。
純粋に目の前の1対1に目も心も釘付けです。

カナタかわす
ユウマ飛び込む・・・




クーッ 
面白いなぁ なんだこれは。。。
前後半40分を堪能しました。

 


指導者時代はそうそう楽しめませんから。
ベンチに座ると人格が変わりますから。ちょっとですが

それも上の年代になるにつけ、
身長差で勝負が決まってしまうのが悔しくてね。
セットプレーだけじゃん、アイツら しょーもねぇ
と、負け惜しみをタラタラ言ってたもんです^^
おおむね、あらかた、ほとんど伊勢の子は小さかったもんなぁ 

カナタとユウマ
伊勢の子らしく? ふたりとも今もけっして大柄ではありません。
が、サッカーはサイズでやるものではなく、
いかにボールをコントロールするかのゲームです。

才能あふれる天才児と、
亀の歩みから始めた不屈の小僧。

家も近所のふたりは仲良しです。
コンビニで私を見かけると、なかよくシカトします^^
ではなく、隠れます^^ ほぼ同じじゃん

全国に行くFW
グリーンカップで雪辱を期すGK

なんと洋々たる、楽しげな未来であることでしょう


ワタシ?
あくまでお気楽な立場でいこう と。
そんなんでいいんですか いいんです^^



   優勝 ヴァンフォーレ甲府U-12  前列中央 表彰状を持っているのがカナタ

 



     準優勝 Uスポーツクラブ 黄色いGKユニ3人の真ん中がユウマ


少年時代 24 

2018年10月20日 | 少年時代

経験と自信を

 




いきなり なんだ^^

ホテル トーチ IN カタール
う~ん、まさにトーチにしか見えん。

真ん中下あたりに出っ張りがあるが、プールなんだと。




ひゃほーい!
なんというロケーション!!

こんな素敵なホテルに泊まったのは・・・
ヴァンフォーレ甲府のアカデミーの少年たち。
U-13 U-12 のカタール遠征だ。

 ※ 詳細はヴァンフォーレ甲府のアカデミーブログを参照してちょ。



ワタシにとってカタールといえば、「ドーハの悲劇」がまっさきに浮かぶ。
そして、次回ワールドカップの開催地でもある。
異国も異国、行ったことのない中東の地だ。

でも少年たちにとってカタールは、
遠征した初めての外国であり、
自分たちと何ら変わることない少年たちがいる場所だ。

前回に書いた「経験と自信」は、自然と身についていく。


先日のウルグアイ戦、代表の若き2列目を、
韓国メディアは「枯れることのない井戸」と表現したそうだ。
才能がどんどん湧き出てくる と。

中島翔哉は、すでにポルトガルのディフェンダーでは止められなくなっている。
そして今回の強固さを誇るウルグアイディフェンス然り だ。

堂安 律のキープ力も目を見張る。取られないもの。。。
特別のことではなく、普段オランダの巨人たちとやり合っているから普通のことなのだ。

そして南野拓実のターン! あんな上手かった? 上手くなったのだ。
落ち着いてシュートを打つには、揺るぎない自信が不可欠なのだ。

都並敏史が言っていた。
3人に共通するのは、ボールをもらう前に一瞬フェイントを入れることだと。
フェイントじゃないか、、、なんて言ったか忘れたが^^ 
ちょっとしたモーション、フェイク。
クッ と肩を出すだけでも相手は迷い引っかかると。

経験と自信


さて、少年たち
よりよい経験を積み重ね、びくともしない自信を持つことを願っています。

ヴァンフォーレ甲府アカデミー 2018カタール遠征
U-12優秀選手に選ばれたのは 濱野哉太(はまの かなた)

なんでしょう スポンサーの看板の前での表彰って! 
カッコよすぎるぞ! カナタ


少年時代 23

2018年05月05日 | 少年時代

少年時代 さよならの向う側

 

6年間に渡ったスポーツ少年団の活動を終えた。

長いようで、あっちゅー間でした。

6年間なので、6年生とは同級生みたいなもんだ。

で、彼らの卒団記念文集に掲載された私の文章をそのまま載せましょ。

 

伊勢サッカースポーツ少年団  6年生が7人 5年生が6人  

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

以下文集より↓

 

 

優輝、潤太、晴琉、晃琉、渉、記章、直輝 卒団おめでとう。

誰も脱落することなく、よくここまできました。
それもこれも、雑でいい加減な私の指導のたまものです。 おいおい

また、保護者のみなさまの多大なるご協力には感謝の言葉しかありません。
ありがとうございました。

 

 
坂本 晃琉 11 キャプテン

テル

キャプテン、ありがとう。
ひとりで背負いこむには、ちょっと大きくて重かったかもしれませんが、
小さな体でよく持ちこたえ、最後まで見事にやりとげたと思います。 あんたはエライ!
オレのひざの具合を気にかけてくれたのも君でした。 あんたはやさしい!
ボレーシュートとダイビングヘッド、両方とも100点満点はいまだに君だけです。YouTubeにアップしとこ
「ハルにいいとこ全部吸い取られた」とか、天才的能力とともに、シャレもジョークもなかなかいける。
「テルーーっ!」と呼べないのはつまらんな。でも気をぬくな、どこかで見かけたらデカい声で呼ぶぞ!

 

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鶴田 優輝 3

マサキ

私より先輩なんだから、1日も早く自立してなんかおごれ!(とーぶん無理だろうけど)
宙を見つめ、虫を観察し、土をたがやし、よく転び、よく怒られ、また転んだ^^ はい交替!
フィールドも、それにキーパーだってホンイキになりさえすれば◯流・・・の可能性だってある。
才能の出しどころがわかってない歯がゆさとおもしろさ。 こらっ ゴールポストにもたれて休憩すな!
マサ坊は下級生にも泣かされるぞ(T_T) が、基本、マサキは憎めない。

 

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山田 潤太 7

ジュンタ

幼少からすでにとんでもないテクを誇り、ルーレットはまわり、何人も抜いてきれいなゴールを決めた。
広い視野と空間認知能力、センスあふれるオシャレなパスは見ていてあきない。
ビービー泣いていた君が、声変わりしニキビをちらほらさせるようになるとは。。。
オレとマニアックなフッボル話ができるやつはそうはいない、という意味でも貴重な存在だ。
スキルは文句なし! あとは君に必要なピースを君自身で見つけること。 もう分かってるだろ

 

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坂本晴琉 4

ハル

初めて見た時から、すでにきれいなインステップを蹴っていた気がする。。。
小さなころから素晴らしいチャンスメーカーであり、フィニッシャーだった。
んが、ピッチ上で声を張り上げた場面を見たことがない気もする。。。ハルー ハレハレ声を
でもハルさんは、伊勢の暴走ダンプ(KIT)も恐れる鬼の顔も持ってます^^ う~こわいぃ
セットプレーはお楽しみ・・・ハルのボールをテルがヘッドで決める場面を何回想像しただろう。

 

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赤池 渉 5

ショウ


幼きショウちゃんが、オレのヒザのうえにちょこんと乗って言った名言その1
「ボクはぜったいエロホンは見ないよ」 宣誓は守られているのだろうか・・・
ツボにはまると3人、4人とかわし、代名詞である「ションベンシュート」を決め・・・た・・・か?
卒団まぎわにブレイクし左サイドを制圧した・・・か? 練習後の整列の時につくづく言った名言その2
「代表はクチがわるいなぁ~」この発言の後、よけいに怒られたショウちゃんでした^^ やぶへび ね。

 

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窪田 記章 10 副キャプテン

ノリダー あるいはノリピー

たしか副キャプテンだよね・・・本人無自覚無頓着。悪気はなさそうだから ま、いいか。
本家オフサイドキング、ファーストシュートは入らない・・・が、気にしない。 オーケイ、それでいい。
引いてからのターン、見事に体勢を入れかえて突破していくドリブルは爽快で痛快だ。
ただ人混みが好きなもんで、よく引っかかってピンチも招待していたっけ。オーケイ、今はそれでいい。 
ここぞの場面でドラマチックなゴールを何度も決めた。黒タイツ、膝小僧の穴が可愛らしい。

 

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浅川 直輝 6

ナオキ

「もっとも成長したで賞」をあげます(副賞は“あさかわ”のかりんと饅頭だけど・・・いらんか^^)
ベンチの上でクレヨンしんちゃんのような尻クネクネダンスをしてた小僧が、
この代ではもっとも私のカミナリをくらったガキんちょが、よくぞここまで!!! 
美しいランニングフォーム、圧倒的なスピード、無尽蔵なスタミナ、負けないデュエル、右肩上がりのテク。
熱きハートのナオキング、いつか見せてくれ、カッコいいガッツポーズを。。。

 

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 この7人に、タッペイとミキホを加えた9人は、私の同級生みたいなもんだ。
コーチとして、監督として、代表として、たちばは変わってもいつも彼らが目の前にいた。
アホでやかましいちびっ子たちは、いつの間にか「少年」になっていた。
テキトーな指示、八つ当たり、理由なき罵倒、ウラ拳にケツへのサイドキック・・・
よくがまんして耐えてくれました。(まあ、だいたいナオキの弟がくらってましたが)

 

さて、君たちはこれからキックオフです。
そう、まだゲームは始まってもいません。
ようやく整列して、お互いに握手を交わしている・・・そんなところです。
差があるようで実はな~~んも差はついていません。
あせらず、フテくさらず、途中で投げず、そして他人のせいにしないでゲームを楽しんでください。
 ※ゲームといっても、「オレの前でゲームの話をすんじゃねぇ!」の方じゃないよ、ショウちゃん

君たちと会えなくなると思うとうれしい・・・じゃなくて、さびしい! ほんの少し。
でも君たちは小学生時代をなつかしんでる場合じゃありません。
顔を上げて明日に向かって歩いて行ってください。
くれぐれも、くれぐれも、ご両親や周囲の方々への感謝を忘れずに。

 

最後にワタシの好きなクライフとオシムさんの言葉を贈ります。

 

“すべての短所に長所がある”  “声を出すのも才能のうち”         
ヨハン・クライフ

“アイデアのない人もサッカーはできるが、サッカー選手にはなれない”    
イビチャ・オシム

 

 


少年時代 22

2017年07月09日 | 少年時代

わが伊勢SSS、土日と山中湖遠征へGO!(ワタシは土曜日だけ)

厚木にあるゴールプランターズ(通称GP)主催の、
GPフェスティバルに参加してきました。

10分ハーフで2日間合計15試合!!!
10分ハーフとはいえ、実質7.5試合を消化したことに。
さすがに夜はBTQ(バタンキュー)かと思いきや、
POC(パイレーツ・オブ・カリビアン)を観るんだと・・・。

そのPOC、何度言ってもパイレーツ・オブ・カビリアンと言ってしまうショウちゃん。
自らにイエローカード




紹介しよう! チームの爆笑王、アカイイーケ・ショウ・ヨウキナママガスキー

練習中、ワタシがインターセプトと言うと、「えっ?インターネット?」と何度も聞き返す。
「おまえ、インターがつく言葉、インターネットしか知らねぇだろ!」とつっこむと、
図星らしく、変なメロディをつけ ♪インタ~ネット~ インタ~ネット~ と歌いだす。
この変な歌、ワタシのドツボにはまり、しばし練習を中止に追い込んだ。

つまり、爆笑王というより言い間違い王、キングオブ聞き違い なのだ。
その手のネタは数限りなくあり、多すぎて覚えていられないほどだ^^

つねにワタシから罵詈雑言をあびる日々。
よっぽどだったのだろう、ある日ついに意を決して、練習終わりの整列の際に言った。
「だいひょうはクチが悪いなぁ・・・」

「てめ、今頃なに言ってるだぁ アホかっ
  オレのクチが悪いの今に始まったことじゃねぇだろ! ドアホっ」

と、数倍の返しをくらったショウちゃんでした^^ やぶへびじゃ
昨夜も、将棋ができると言いつつ、桂馬のはねる位置が1マス上にいくもんだから、
「ケイがそんな跳ぶかっ ボケっ」と、ツッコまれるショウちゃんでした。

おっと、忘れてたけど・・・プレーぶりは?
超、超、もう一声 超スケールダウンした長友を思わせる。 ホメてる?
ションベンシュートの達人。 ホメてるのか?

ハマると3人くらいドリブルで抜いていく。 めったにハマらんが。
スローインは常にピッチ内に入って投げる。

そして、PK合戦はなぜか5人目に指名される。
陽気で平気そうだが、実は心臓がバクバクしているそうだ。
でもショウちゃん、今までで2回5人目を務めているが、2回とも決めた。
ショウがゲームを終わらせたのだ。 
小学生といえども、誰にでもできることではない。 ショウちゃんカッコいい

ちなみに、3年生に弟のヒナタがいる。
こちらはもっぱら顔芸で押してくる。
兄弟そろって大ボケをかますが、お姉ちゃんはとても賢いらしい。


さて、GPフェスティバル
山中湖とはいえ暑い。
水に濡らして頭を冷やす「すずしん帽」
ひとりが覆面にすると、たいがい多くがそれにつづく^^
なんでもアレンジする小僧たち、見ているだけで面白くてアキないが、
多くの場合、しつこ過ぎてワタシから怒鳴られるオチがつく。





んが、少年たち、まぁ~~~~ こりない。

懲りないことと言ったら、不思議なくらいだ。
まさに烈火のごとく怒るのだが、一瞬はチンとするけど、けっして懲りてはいない。

気がつくと、オレの短パンのすき間に松ぼっくりを入れ、
スパイクと足のすき間に草を植えこみ、チンチンを細い枝で突っついたりしてくる。

てめ! と次の瞬間にはヘッドロックを決められ、頭突きをくらい、
脚関節をヒネられでギブを奪われても・・・

少年たちはけっして懲りない。 間違いない!



少年時代 21

2017年05月18日 | 少年時代

闘将と風の息子 

 
 今年の春3月。
コーキが3年生、カナタが4年生終了時でのお別れだった。
コーキはフォルトゥナSCへ、カナタはヴァンフォーレ甲府へ移籍したのだ。

ずっとそばで見たかった気もするが、
ふたりの新たなチャレンジを祝福しよう。

 GOD BLESS YOU!
 VAYA CON DIOS!
 神様、ふたりを守ってね!

後列左から ユウマ カナタ ハルト コーキ
前列左から シュウ マッつん コトネ
2016 1/31  U-9フェスティバル グループA 1位 7人で!!!


 
闘将 細田康貴 


 コーキは園児の頃からブイブイいわせていた^^
根っからの大将気質は、年上の子でも名前は呼び捨てでいく。

「サッカーの時は呼び捨てでいいけど、ふだんは「くん」や「さん」をつけろ」

みんなの手前、一応注意はするけれど、聞くようなタマじゃないのは承知している。
伸びすぎた天狗の鼻はへし折るけど、キバを抜くほどのことじゃない。

園児の頃から「天才」とほめ殺しつづけた(本人じゃなく、お父さんに)

1年生の頃、ベンチでワタシがつぶやいたことを、
そのままピッチ上へ拡声してくれたっけ。

「そこいかないと・・・」

「そこいかないと!!!」

コーキにはまだムズい用語をつぶやくと、そのまんまを大声で怒鳴った後、
振り向いて言った

「どーゆーこと?」 

1年生からU-10のセンターバックを任せ、
2年生最初の大会で、優秀選手賞を受賞した(5年生大会で!)

闘将は負けると泣き、負けないでも泣き、鼻血も出した。
お母さんと最後のあいさつに来た時も、鼻ポッチをしていた^^
まさにドゥンガのような少年は、フリーキックもコーナーもPKも蹴った。

読みと戦術眼は凡百の大人を凌駕し、誰よりも早く危険を察知し、
誰もが「やられた!」と思ったシュートを、ゴールの中からクリアしてみせた。
そこにいるか!? ガキんちょのくせに・・・。

チームの穴や水漏れは、もれなく彼が修復した。
これを専門用語でコーキングという・・・(分かる人には分かる)

そのセンスはディフェンスにとどまらず、
アタッカーとしても素晴らしく、何度も何度もゴールを決めた。
美しいインステップを蹴り、大きな子に仕掛けていく技術と度胸があった。

練習前後の整列では、
つねに余計な事を言い、ワタシにインサイドでおケツを蹴られた・・・
・・・と思わせ、身をかわした。

「てめ、やかましいな」と恫喝しつつ近づくと、
「え!? なんも言ってません」と背を向けて逃げる・・・
・・・ふたり、何もなかったように元の位置にもどる。チャンチャン

このお約束ができないのが淋しい^^
 
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風の息子 濱野哉太

 

 カナタは2年生の始めに、マッつんと一緒に入団した。
なぜか毛ジラミにやられ、頭を丸めた^^
一休さんになったカナタは、みんなからイジられ、
イジけてママに助けを求めた。(最初に一休さん呼ばわりしたのはオレだm(__)m)

すぐに髪の毛は伸び、同時に頭角も現し、
日に日に上手くなり あっという間にエースになった。
一瞬にして伸びたことをママに告げた日のことをよくおぼえている。

「カナタぁ すばらしいよ」と言うと、

「ええっ? ヘタれですよ」

「エースんなりますよ」

「ええっ? ほんとですかぁ・・・」

この程度かなぁ、という私の予想をかなりの確率で上回っていった。
キーパーの出際を、アウトで逆へ転がしゴールを決める。
ループやジャンピングボレー、教えてないのにできてしまう。
イメージを具現化できる能力は稀有なものだ。

独走からキーパーをこっちの想像より早めに抜き、
何もできないキーパーの横をトップスピードで駆け抜け、
迫りくるゴールラインと角度の狭くなるゴールをものともせず、
インステップを振りぬく!

ワラゴール!
なんてヤツだっ!
こんなん見たことないぜ・・・ガキんちょのくせに

でも、ヘディングでリフティングさせると、
「せんだみつお」のナハナハみたく不格好で、3回くらいしかできません^^

カナタにボールが入れば、あとはお楽しみの時間だ。
そして、いったん前を向いたら、無人の野をゆく風のようだ。
サッカーにはたいがいスレっからした私でさえワクワクする。


 団を去る日、記念のボールを2個用意して、みんなで寄せ書きをした。
カナタへのボールに、コーキがへたくそな字でこう書いた・・・

“ おたがい、がんばろうな ”

最後もタメぐちだ。
ちゅーか、上からじゃん^^

ワタシは2つのボールに同じ言葉を書いた。

“ カッコいい選手になってください ”



少年時代 20 白と黒の誘惑 

2017年04月17日 | 少年時代

わが伊勢SSS
ユニを新調した。

赤(あずき色)-黒-黒 という小学生には渋めのカラーリングから、
白黒のユーべタイプにチェンジ。しかもプーマ! やっぱり渋い^^

小僧にはどうかなぁは杞憂に終わり
なかなかどうして、よく似合う。




↑ 紹介しよう、ターツル・ファンキーモンキー・マサキだっ。
こう見えて6年生。 最上級生だ・・・_| ̄|○

スポ少のキャリアは長く、1年生から所属している古株だ。
実をいうと私より長い。
いつも言っている「おまえ、芸人ならにいさんだぞ。メシおごれっ!」

この前は5年生におちょくられ、オレの肩で泣いた^^
さんざん泣かせてあげておいてから、

「優秀選手賞、マサキにしようと思ってたけど泣いたからアウト」
と、非常の宣告をしてあげた。

断トツだったのに・・・
素晴らしい目の覚めるようなヘディングを決めたのに・・・
おまえ、泣いたじゃん 残念

集中すると(めったにしないが^^)悲しそうな顔で走る。
「マサキぃ ちょっと来いっ!」と3千回ほど怒鳴られている(ワタシに)
それもサッカー以外のことで(主に昆虫関係で)

キーパーもできるが、ヒマな時間をポストに寄りかかって過ごす。 
・・・ファンキーだろ

U-10の頃はそれはそれはよく転び、
「5回転んだら交代な」という条件を見事にクリアし、途中交代したこともある。
・・・モンキーだろ

この憎めないにーさんには、借りがある。
低学年の頃、ユニの首の後ろをつかんで引っ張ったところ
首がしまってしまい、その日は終日かすれた声をしていた。
とうぜん、父兄にも話していると思っていたが・・・

こいつはいっさい話題にもせず、
ワタシの名前もいっさい出していなかった。
“おとこの子”なのか、単に無頓着なのか・・・後者だろうなぁ
んでも、どちらにしろ新米のコーチは救われたのだ。
偶然とはいえ、首をしめっちゃったらコーチ失格だもの。
このマーカー耳男のおかげで、子供たちへの接し方を学んだのも事実であります。

千回怒られても、懲りずに1001回目もやる。
それもこんなおとぼけ顔で。

ま、きほん マサキは憎めない。
ちゅーか、きほん 好きなんだろうなぁ あのスタイルが。