薬の服用は続いてはいたが、鼻の調子もだんだん良くなり、まあまあ快適に過ごせるようになって、ふと周りに目を向ければ、「今年は大丈夫だった、良かった!」と、順調な生育を喜んでいたタマネギに、やはりカビが出てきて、あっという間に腐り始めた。
3年間、毎年毎年、ほぼ全滅。
土の改良に一生懸命だった夫の努力がようやく実ったと喜んでいたのに、なんたることよ。
そんなこんなにあたふたしているうちに、気が付けばGWに入っていた。
5月に入り、2日、3男君一家5人がやって来た。
6歳、4歳、3歳の姫孫ちゃんの可愛さと言ったら、言葉にできないほど。
まずは大騒ぎでイチゴ狩り。
それから、未だに完成しないペーパーハウスに色を塗り、お花をつけ、朗読劇で腕を磨いた(?)絵本の読み聞かせをして……。
夕食の五目寿司は、長女・次女孫ちゃんの二人がマゼマゼし、盛り付けし、後片付けまでしてくれた。
長女孫ちゃんの、洗い桶の底まできちんと洗う片付けっぷりには脱帽。
べたべたくっついてきたり、どこへ行くにも後をついてきたり、お布団に入る時は、順番におやすみなさいの“ギュッ”。
「一緒にお風呂に入る」と言い出した時は、さすがにやんわり断ったら、「どうして、どうして?」と許してくれない。
「だって、ばぁばはね、しわくちゃなんだもん。恥ずかしいよぅ~」というと、生意気にも大うけ。しわくちゃを見たいと騒ぎ出した。
一人で寂しく過ごしているはつゆきばぁばは、嬉しくて幸せで、泣いてしまいそう。
「夫にもこんな風な喜びを味わわせたかった」と思ったら、もうダメ、慌ててそんな思いは追い払い、「おやすみなさい、また明日ね」と3人を寝室に送った。
このところの傷んでいた日々も、今年もダメだったタマネギのことも、夫が居なくなってから、これでもかこれでもかと続いているアクシデントのことも、スッポリと頭から抜けていた1日だった。
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