gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

原田のは選択外だ。

2024-12-25 17:18:33 | 日記
原田のは選択外だ。土方同様、でかすぎる。

斉藤のは奪いづらい。罪悪感がある。

永倉は許してくれそうだ。

それが永倉にした理由だ。


そー…

足音を立てずに静かに歩く。

カラ…

「わぁ…」

美海が襖を開けるとほとんど何もなかった。


永倉さんはよく島原に行くからいっぱいあると思ったんだけどな。


ポツリと羽織が置いてある。

これ無かったら永倉さん外出できないなぁ。


でも…


「仕方ないよね!」

美海は永倉の部屋から羽織を奪うことに成功した。
美海はそのまま門へ突き進む。胸元にはしっかり顕微鏡の図面が入っている。



「あ。立花さんお疲れ様です。どちらへ?」

門番の隊士が言う。植髮


「お疲れ様です。ちょっと」


「ちょっと?」


「あー―。ごめんなさい!」

ドスッ


ふらっ

バタン!


美海は門番の隊士を気絶させた。良い言い訳が浮かばなかったのだ。寝不足で頭が回らない。


「ふー―…道覚えてるかな?」

美海は呟いた。今日は快晴だ。


「ていうかいるかな?」

そこから疑問のようだ。


美海の一人旅が今始まった。








バタバタバタバタ!


ガラッ

「土方さん!」


「あ゛?お前は美海かよ。ちゃんと声掛けて開けやがれ」


土方は机に向かったまま答える。


「大変なんですよ!門番が!」


「門番?」

土方はクルリと振り向いた。


「気絶してるんです!何があったのか!」


美海か…。
あいつ…やりやがったな。

「あー大丈夫だ」


「ですが!」

「大丈夫っつってんだろ」


「す…すいません!」

この鬼に睨まれて逆らえる者はいない。


な…長い…。


あれから美海は結構な距離を黙々と歩いた。


今は町外れの小道を歩いている。


行き先までは結構な距離がある。

グ~…


美海は独りでに鳴いたお腹を見る。


「お腹…空いたよぉ…あ」

美海は手に握っていたおにぎりを見た。


「持ってじゃん」


ガサガサ…


「おぉ!」

中を開けると綺麗な形のおにぎりが入っていた。今の美海にはご馳走に見える。

女中さんが作ってくれたのかな?


一口かじる。

「うまっ!」


こんなにおにぎりを美味しく感じたのはいつぶりだろう。


道行く人々は怪しい者を見るような目をする。


でも…


グ~…


こういうのって少し食べると余計にお腹空くんだよな…。


美海は鳴りやまないお腹をキッと睨んだ。


美海の回りはもはや誰も歩かない。怪し過ぎる。


もっとも、一番の理由は髪の色なのだが…。
「くしゅんっ!ズズッ…」


頭ボーッとする…。


美海は鼻をすすりながら額に手を当てた。


熱…あるな。

睡眠不足、空腹、過労。
今までのが一気にきたのだろう。体力が弱っている。


「あと少し…」


フラフラしながらも美海は歩き続けた。









ザン…

ザザ――ン…


波の音が聞こえる。


着い…た。


目的地に着いたのだ。


フラッ

バタン…

美海は大きな家の前まで行くと戸に手を置いた瞬間、地面に倒れ込んだ。


数時間後。


ガラッ


「あれ?何かしら。これ」

中からは女の人がでてきて呟いた。

買い物に行こうと戸を開けると美海が目の前に倒れていたのだ。


女の人は中にもう一度戻る。
階段に向かって大声を上げた。

「龍馬さー――ん?これ知り合いー――?」


「んー―?なんじゃあ?」

「なんか家の前に倒れてたのよ!」


「今行くぜよ!」


美海が目指していた場所は坂本龍馬がよくいる場所、太平洋がよく見えるお幸の家だったのだ。
ドタドタドタドタ!


階段を駆け降りる音が聞こえる。



「どれどれ?」

坂本は玄関から顔を覗かせる。

「これ」

お幸は頭髪が茶色い人間を指差した。


「まさか…」


坂本はそれに近づき、しゃがみこんで顔を向かせた。

目を瞑っている端麗な顔。

「美海ぃ!?」

しかし。改めて見るといろいろあ

2024-12-25 17:14:38 | 日記
しかし。改めて見るといろいろあるんだなぁ。

土方は戸棚に並んだよく分からない器具などを見て思う。


「おい。風邪引くぞ。自分の部屋で寝ろ」

土方は美海の肩を叩いた。
スー…スー


「おい」


こいつぁ起きねぇな。


パサッ

仕方なくいつも来ている自分の着流しを掛ける。

やなんだよな。こいつヨダレ垂らすし。


ん?


土方は美海の下敷きになっている紙を見つけた。


グッ…

ズッ


無理矢理抜き取る。


「なんだこりゃあ?」


土方首を傾げた。


その紙には精密に書かれた顕微鏡の図面があった。
ワ―――…

バタバタバタバタ


「ん…」
うるさいなぁ…



バタバタバタ


バタバタバタバタ
「十番隊行くぞ~!」


原田さんの声…?


「…………」


ガバッ!

「もう昼!?」



美海は机から顔を上げた。格子からは日が漏れている。


「これ…土方さんの?」

いつの間にか灯りも消えていて、背中には大きすぎる着流しが被さっていた。



紙を手に取る。


「出来た…」

自分でも驚く程よく出来た図面が描かれていた。

バタバタバタバタ!



「ってもう昼か!行かなきゃ…」


美海は立ち上がって戸を開けた。


ガラッ


部屋に光りが入る。



バタバタバタバタ!


浅葱色の羽織を来た隊士が忙しそうに走る。巡回だろう。



「あ!立花さんおはようございます!」


「おはようございまーす。今何時ですか?」


「えっと…10時ぐらいですよ」


「ありがとうございます。いってらっしゃい!」


「いえ」


隊士は頭を下げると走り去った。


10時かぁ。まだ正午じゃなかったんだ…。


よかった。行くか。
バサ…バサ…バサ


寒いから土方の着流しを着たまま廊下を歩くのだが、足に当たって痛い。


あの人どんだけでかいんだよ…。nmn 副作用


頭クラクラするな…寝不足と過労かな?


美海が昨日…今日寝たのは6時ぐらいだ。朝である。


本当はそのまま起きていようと思ったのだが、倒れるように寝てしまった。

自分の役目を果たしてから寝るところが美海らしい。


「美海」


後ろから通った声で呼ばれる。


美海はクルリと振り返った。

「土方さん!丁度よかった!これ」


美海はその場で着流しを脱ぎ、土方に渡す。


「おう。昨日何してたんだ?隈が酷いぞ。夕食も朝食も来ねぇし。いつものお前なら真っ先に来るだろ」


「私は土方さんと違って忙しいんです」


美海はそう言うとフラリフラリと歩く。
土方はため息をついた。


「待てよ。そんなフラフラでどこ行くんだ。少し休め」


「時間がないんですよ」

「何を急いでんのか知らねぇけど。これ」


ヒュッ

土方は丸い物を投げた。


パシッ

美海はそれを上手く取る。


「握り飯ぐらいしかねぇが食っとけ」

「ありがとうございます!」

美海は一瞬目を見開いたが直ぐに笑顔になった。


「行き先と用。昨日の事も帰ってきたら説明しろよ」

土方は歩きながら言う。


美海はその後ろ姿を見ながら言った。


「私の気分次第ですかね」


「なっ!」


土方が振り向いた時には美海はもういなかった。


幸い昨日は寝巻きに着替えてないため袴は昨日のままでいいとして。


本当は部屋に戻って羽織を取りに行きたかったのだが部屋には沖田がいる。

あまり沖田に…それどころか新撰組にバレてはいけない人物に会いに行くのだ。

起きて来られては困る。



一瞬山崎の部屋から奪おうとも思ったのだが、彼は新撰組で最も優秀な監察だ。

つけられても困る。


その結果が。



ガラッ


よし。いない。



永倉の部屋だ。



本当のところ、まだ小柄な藤堂が良かった。

と言っても美海よりは大分大きいのだが。


藤堂の部屋には伊東一派が集まっている。何故今日に限って伊東の部屋でなく藤堂の部屋なのか分からないが。

美海は下を向いた。

2024-12-25 17:07:49 | 日記
美海は下を向いた。

病はここまで人を変わらせるのか。否、これが素なのかもしれない。



「ははっ…。すいません…。美海さんにあたって…。大声で吐き散らして。
大人気ないですよね。すいません…」
沖田は切なそうに笑う。



フワッ

沖田の視界が暗くなった。


「いや……大人気ないとか関係ないですよ。未知の病に体が蝕まれているんです。大人も子供も皆、その恐怖は同じです」

美海が抱き締めていた。


一瞬沖田は目を見開いた。

「すいません……しばらくこのまま…」

沖田は目を閉じた。








「え。二人ってそういう関係…?」

松本が口を開く。

バッ


「「ちっ違いますよ!」」
二人は一気に離れた。


「いや。個人の自由だし、男色でもいいと思うよ…」
松本は若干目を逸らしながら言う。


こいつ…勘違いしてやがる!

「だから違いますって!!」

それから美海は沖田に結核の治療法を話した。


「そのストレプトマイシンというものを打てば治るんですか?」


「はい…。ただ今回は時間もお金もないのでストレプトマイシンだけで治療を行います。
本来は更に3つ加わるので絶対に治るかは分かりません。それに副作用が生じてしまう可能性があります」



「…………それしか方法はないんですよね?」

沖田は落ち着いたようだ。

この短時間で平常心を取り戻すとはやはりただ者ではない。もっとも、自分を抑えてどうにか過ごしているだけなのかもしれないが。


「はい。…でも」


「でも?」




「あなたは絶対私が救います……!何があっても!」

「ははっ!これはこれは頼もしいですね」

沖田は笑った。


「治療…受けてくれますか?」


「もちろん。絶対助けてくれるんでしょう?」



「はい!」


そのやり取りを松本は微笑みながら見ていた。



「自らが救いたいという気持ち…」easycorp
じゃれあう二人を見ながら松本は呟いた。


いったい何なのだろう。

自分にはないような絆がある。ここにはあるのだ。


太く太く。蝶々結びなんてそんな不確かなものじゃない。
まるで生まれるずっと前からあるような。本当に信頼し合う、堅結びされた絆が。
「で。治療を行い、充分な免疫力が養われたとしてもそれを障害するものがいくつかあります…。けどそのほとんどは沖田さんには該当しません。よかったですね」


美海は淡々と話す。医師の顔だ。


松本も食い入るように聞きながらメモを取る。



「ただあなたは糖分を採りすぎだから控えてください。糖尿病になってしまえば一気に免疫力は低下して結核菌は活性化しますから」


「はい!」

沖田が手を挙げた。

「はい沖田さん。なんですか?」



「糖尿病ってなんですか?」


はぁ…。そこからか。


「糖代謝の異常によって起こり、血糖値が異常に高くなります。そして…」

沖田はポカーンと聞いている。美海は松本を見る。
松本もポカーンと聞いていた。



「あ゛ー―もう!」


ビクッ!

二人は肩を上げる。

「とりあえず危険な病気です!甘いものを食べすぎるとなるんですよ!」


沖田は固まっている。

「だから沖田さん」


沖田は我に返る。焦り出した。

「わ…私は大丈夫ですよ!」


「大丈夫じゃありません。とりあえず薬ができ次第治療を始めますが、自由な間だけとかいって食べまくっちゃ駄目ですよ?」



沖田の顔が一瞬ひきつる。

図星なんだ。


「週に一回を許可します」

「週に一回!?そんな無茶な!」

別に無茶ではない。
「お願いしますよ~!1日1個だけでいいから!ね?」
沖田は上目遣いで見てくる。

日本のスキンケアにおける「シートマスク」の人気と効果

2024-11-16 22:09:06 | 日記
シートマスクは、日本のスキンケアで非常に人気が高いアイテムの一つです。シートマスクは、簡単に使えるスキンケアアイテムとして、肌に集中して栄養を与えることができるため、多忙な現代人にも愛されています。シートマスクを使うことで、短時間で効果的なケアが可能となり、特に乾燥や肌荒れが気になるときに非常に便利です。
シートマスクの基本的な使用方法
シートマスクの使用方法は非常に簡単です。まず、洗顔後の清潔な肌に、化粧水を軽く塗布します。その後、シートマスクを取り出し、顔にフィットさせて20分から30分程度おきます。マスクを外した後、残った美容液を軽く肌に馴染ませると、効果がさらに高まります。
シートマスクの成分と効果
シートマスクには、保湿効果を高めるためのヒアルロン酸や、肌を整えるためのビタミンC、肌荒れを防ぐアロエベラやカモミールなどが含まれています。また、美白効果を求める場合には、プラセンタやアルブチンが含まれているシートマスクが効果的です。 眼霜推薦
日本の人気シートマスク
日本では、多くのシートマスクブランドが販売されていますが、特にルルルンやモイストダイアン、パーフェクトワンなどのブランドが人気です。これらのシートマスクは、肌にぴったりフィットし、保湿や美白、エイジングケアなど、多様な効果を提供します。
シートマスクは、忙しい日常でも簡単にケアを取り入れることができるため、特に乾燥や肌の疲れを感じた時におすすめです。また、週に数回の使用で、肌の調子を整え、より若々しい肌を保つことができます。

日本のスキンケア:肌タイプ別ケア方法

2024-11-16 22:03:20 | 日記
日本のスキンケアは、個々の肌タイプに合わせたケアが重要とされています。日本の女性は、肌の状態を細かくチェックし、その時々に最適なアイテムを使うことが一般的です。肌タイプに合ったスキンケアを行うことで、肌のトラブルを予防し、健康的な肌を保つことができます。
乾燥肌のスキンケア
乾燥肌の人は、肌の水分を保つことが最も重要です。日本では、ヒアルロン酸やセラミドが豊富に含まれた保湿アイテムが多く販売されています。これらの成分は、肌の水分を保持し、乾燥を防ぐために効果的です。乾燥肌の人には、化粧水をたっぷりと使い、その後に美容液やクリームでしっかりと保湿することが推奨されています。
脂性肌のスキンケア
脂性肌は皮脂が過剰に分泌されるため、毛穴の詰まりやニキビの原因になりがちです。脂性肌の人には、軽めのテクスチャーの化粧水やジェルタイプの美容液が適しています。また、皮脂を抑える成分として、サリチル酸やクレイを含んだアイテムが有効です。過剰な洗顔は肌を乾燥させ、逆に皮脂分泌を促進することがあるため、適度なケアが重要です。
敏感肌のスキンケア 保濕精華推薦
敏感肌の人は、刺激の少ないアイテムを選ぶことが大切です。アルコールや香料が含まれていない製品を選び、肌に優しい成分でケアを行うことが基本です。例えば、カモミールやアロエベラといった天然成分が肌を落ち着かせ、炎症を抑える効果があります。また、使用する製品は少量から試し、パッチテストを行うことをおすすめします。