これからに記事には、津波被害の写真などが入ります。よろしくお願いいたします。
2011年3月11日、東北地方から関東を襲った大地震は、津波とともに大きな被害をもたらしました。
壊滅的な打撃を受けた町は数知れず、大変な混乱となりました。
その地震から約二か月半の後、私は知人に誘われ、宮城県亘理町の避難所へ、ボランティアとしてヘアカットに行ってきました。
午前三時過ぎ、待ち合わせ場所に集合し、各地で参加者と合流しながら五時頃出発し、まだでこぼこのままの高速道路を気チアへと向かいました。自分の運転ではないのでわかりませんが、この時すでに常磐道は使えず、途中から東北道を使い、大きく遠回りの形で宮城入りしたと思います。
その時の、高速道路から降り、最初に見た光景です。
続いて、市街地に差し掛かりました。
そこここに自衛隊車両が行きかっていました。
亘理町に入りました。
「鳥の海」というのは、海水と淡水の入り混じる湖で、温泉リゾート施設もある海辺のことです。
ボランティアカットを行う予定の、避難所になっている亘理高校体育館まで、向かう途中ですでにこのような光景に出くわしました。
荒れ果てた土地のところどころに積み上げられた、家具とか家の部品とか、
また、何とか形を保っている建物など。衝撃的な光景でした。
港もこのありさまです。
どうやったらこの世縫うになるのだろうという高稀有糸、元が何だったかわからない木や鉄の欠片が積まれた光景が、避難所まで続いていました。
