遠野・大槌・その周辺

2013年11月10日 | ブログ
先日の、大槌町訪問の続きです。
カレーをいただいた頃と、少し前後するのですが、大槌町の役場跡を出たあと、少し、海の砲兵って参りました。
みなさんは、「ひょっこりひょうたん島」という、人形劇をご存知でしょうか。この、大槌の湾にある、小さな島が、そのひょうたん島のモデルになったと言われています。


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コレがその人形劇です。

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湾の港から見たその島です。
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アップだとこんな感じです

湾の周辺は結構復旧というか、普通に船が出入りしてましたが、山手の方の町並みは、まだまだ荒涼としています。
はまゆりという遊覧船が、民宿の上に乗り上げていたことを、覚えてますか?




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現在は、船こそ除かれましたが、あとはまだ、そのままでした。




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下の写真が、向きは逆ですが、船首方向です。当時の家屋などの漂流物は無くなっていましたが、まわりの草むらはそのままで、ぽつんと民宿跡が残っていました。



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 あまり見なくはなりましたが、壊れた車も一部、集められて放置です。



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建設車両やダンプがひっきりなしに走り回り、確かに何かをしているのですが、実感として復旧がみえてこない・・・ 本当に、そんな印象です。中には、土地の持ち主がいなくなり、国の買い上げが進まない箇所、何代も前で登記が曖昧になっている土地
等もあり、代替地を提供のあと、元あった家屋跡を更地にして、盛り土し、道路に・・・という計画も、南都、家を一軒一軒訪ね歩いての作業なので、気の遠くなるような時間がかかるとか。きいている方が、ため息が出ます。


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昨年訪問した陸前高田などにもありましたが・・仮設商店街です。
スーパーを始め、数件のお店が、プレハブより少しいいくらいな建物で、営業されています。大変な苦労だなあ・・・と感じます。

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わずかですが、買い物もし、外を見てみました。

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美容室もありますし、雑貨や小物屋さんもあります。大きな横断幕で、気持ちを鼓舞するメッセージが掲げられていました。

最後に、仮設住宅を通って次の場所へと移動しましたが、この光景も、忘れてはいけないと思いました。本当に、お話しをうかがいお伝えするとか、小さな募金をするとか、ホントに、小さな小さな事しかできないけれど、でも、必ず続けたい。という思いが募ります。

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年に一度、いけるかどうかの行動ですが、継続こそと思い、大槌をあとにしました。

次回は、ちょっと場所を変えて、前半のお話しにも出た、柳田国男に由来する地域や、あの、「あまちゃん」に沸いた街の様子もお伝えします。今回は、大槌の訪問がもちろんメインでしたが、滅多にいけない地域ゆえ、以前から一度は訪れたかった「清光館」跡なども、思い切っていって参りました。

お楽しみに。。。


コメント
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