てげてげブログ

中国の生活について書いてます。
てげてげに…。

洗礼

2008-09-11 23:57:33 | 中国生活
 自分はわりと物事にこだわらない方だと
(周りがどう思おうが)思っているんですが、
異文化で生活していると、以外に、自分の中に
「~はこうあるべき」っていう考えがあったことに
気付かされます。

例えばこれ。
「外国人で、来たばかりで、何もわからない人に、
 いろいろ教えてあげるべき」
「だから、中国に行けば、誰かが大学のシステムをいろいろ
 教えてくれるだろう。」

大きな間違いでした。
これ、とっても日本式な考え方だったのかも、と
今は思っています。

中国着いたのは、授業の4日前。
着いてからしばらく、中国に住む手続きなどは、
国際交流課の人がいろいろやってくれました。

でも、授業開始日が近づくにつれて、いろいろと
不安になってきました。
日本語学科の人からは何の連絡もないんです。
大学は1日から始まると漠然と聞いているけど、
本当かどうかわからない。
始まったとしても、本当に1日から授業開始なのか?
大学内に住んでるけど、授業のある建物はどこなのか?
私が担当する授業は?
時間割は?

私以外にももう一人日本人の先生がいらっしゃって、
その方は長い間中国で日本語を教えている方なんですが、
私同様、この大学は今年の9月からでした。
でも、やはり慣れてらっしゃるので、心強い存在でした。
副主任の先生に連絡をして、時間割をもらってきて
くれました。
そうしてようやく時間割がわかったのが30日。

それでも、大学内のこととかさっぱりわからないので、
自分から動くことに。
幸い、日本で知り合った学生が何名かいて、携帯の番号も
聞いていたので、電話をかけまくってようやく捕まえた人に
案内してもらえることになりました。
それが31日。

その時に、授業がある教室、事務室、図書館、大学の他の建物、
授業の様子、1日からしっかり授業があることなどを聞きました。
すべて学生から。

日本で、「中国行って、遠慮してたらだめよ」とよくアドバイス
を受けたんですが、本当だな~と痛感しました。
でもまだ、他の先生に聞かないとわからないこともいろいろあります。

コピーはどこですればいいのか、とか、設備はどうなのか、
必要なものを貸してもらえるのか、とか。
教科書は何を使うのか、そもそも教科書はあるのか、
授業の題目はわかったけど、どんな授業なのか、などなど。

結局その後、他の先生と連絡がとれ、(私からした)少しずつ、
思い出した疑問を聞きまくって解決しています。

問題は、事務室の人です。
内心、これはバトルだ、と思っているんですが、
また次回にします。
今回は、中国文化の最初の洗礼を受けた話、
ということで。

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