毎週、録画しつつ観ている、今年の大河ドラマ『軍師 官兵衛』
原作は違いますが、観ている途中で、
ふと「播磨灘物語」(司馬遼太郎/著 講談社/刊)が読みたくなりました。
が、本棚を探してもありそうにない……
そういえば、タンスの肥やしならぬ、本棚の肥やしになっている本を、
年末の大掃除とかで、一気に売ってしまったんだった。
読むにはまた買うしかないですが、
大河ドラマの主人公の物語を読み返したいと思ったのは、
何気に官兵衛が初めてではないか。
一度読んだら、ほとんど読み返さないことが多かったので、
「また読みたい」と思うことが、自分でも珍しいなと感じましたw
ドラマは3話まで進んで、
幼少時に結婚の約束をしていた〝おたき〟が亡くなり、
後に官兵衛の運命を変える人物、〝荒木村重〟が登場したり、
いまのところ、個人的には楽しんで、酒の肴にしつつ観ています。
個人的にといえば、今回の目玉は何と言っても、
竹中直人さんの秀吉でしょう。
大河ドラマ『秀吉』の頃と違い、竹中さんも名優となりましたが、
主人公の官兵衛が岡田准一さんと若いため、
かつての『独眼竜政宗』のような、無名俳優と大物俳優の共演といった感じで、
まだまだ、これからが楽しくなるだろうと、勝手に期待しています。
戦国時代ものの大河で、たぶん一番イメージが難しいのが、『織田信長』だと思うのですが、
官兵衛が本領を発揮していくのは、やはり本能寺の変後だと思うので、
メインが官兵衛と秀吉のやり取りになっていくことを考えると……
うん、今回の信長が江口洋介さんでも、個人的には……
あくまで個人的には、別に何の不満も……ありませんよ?ありませんってば!
個人的な話ついでに、今回、竹中半兵衛を演じているのが谷原章介さんですが……
ダメなんです、なぜか私には……伊東甲子太郎にしか見えなくてっ
穏やかな物腰で冷静沈着、という個人的な半兵衛のイメージなのですが、
どうしても『新撰組!』での役のイメージが抜けないために、
稲葉山城を一時的に乗っ取るシーンも、
何となく嫌な感じの〝賢しさ〟に見えてしまいました。
ですがそれも、言ってしまえば半兵衛が亡くなるまでのこと。(ぁ
本能寺の変から中国大返し、
九州に転じてからは関ヶ原へ参戦しようと、近隣諸国を切り崩す豪快さ。
今回の大河ドラマは、久々に最後まで楽しみながら観られそうです。
長くなったところで、今日はこの辺で!