太陰暦：十一月十六日は望

近隣の　　屋根の上には　　白霜が　　　　　　
ダイヤモンドの　　輝き放つ　　　　


＜熊野への旅は、ワイドビューで＞　　　　　　　
たきの山　　人工林の　　続く地で　　　　　
竹が凌駕し　　うっそうとなる　　　　　　


随所には　　ピンクの紐で　　目印の　　　　
ついた樹があり　　　間伐かなと　　　　　


今からで　　　遅くはないと　　　間伐の　　　　　
効果が出るを　　待つばかりなり　　　　　

＜帰りは＞　　　　　　
十六夜の　　月が高々　　駅までの　　　　
道のり照らし　　残る隈なし　　　　　　


わが友は　　車で駅へ　　見送りに　　　　
キャディーの役を　　かって出るなり　　　　　　


　
＜見えたあ～＞　　　　　
満天の　　　夜空に赤く　　オリオン座　　　
ともに光るは　　　皆既月食