段ボールWatcher

段ボールを中心とした情報整理ブログ

外装段ボール箱の現状とバーコード

2006-03-13 07:58:36 | 段ボールについて

現在、外装段ボール箱へは、フレキソ印刷、または、ラベラーによるバーコード印刷後の段ボール箱へ貼付のいずれかのケースが多い。そのようなケースでは下記のようなデメリットが考えられる。

①外装段ボール箱へバーコードをフレキソ印刷する場合、ある程度の数量がまとまらないと、コストが高くなり印刷業者へ出せない。
②①の印刷が完了した時点では段ボール箱をストックしておくスペースが必要となる。バーコード種(品種)が多いほどそのストックスペースも多大に必要となる。
③印刷業者へ出すと、ある程度の納期が必要となり、いつでも必要なバーコードを、すぐに入手できない。

④ラベラーによるバーコード印字の場合、ラベル代が必要となり単価が高くなる。また、ラベルを外装段ボール箱へ貼付けする必要があるので、コンベア速度は高速にはできない。また、貼付け時のトラブルは避けられない。

このような理由により、外装段ボール箱へバーコードを直接、産業用IJPで印字するケースが増えている。

http://www.kishugiken.co.jp/tecs/ijp.html

花粉症特集2006

2006-03-09 08:01:12 | その他

平年並からその半分程度になる花粉総飛散量。安心して春を迎えても大丈夫?

 環境省は12月20日、今年の春のスギ・ヒノキ科花粉の飛散予測を発表しました。平成18年春の花粉の総飛散量は、地域別では、北海道は平年並、東北では平年並かやや少なく、関東甲信越では平年の半分程度、北陸および東海では平年並みかやや多く、近畿、中国、四国および九州北部は平年の6~7割程度、九州南部では平年よりやや少ないものと予測されています。

 これで、今年は安心して春を迎えても大丈夫と言いたいところなのですが、そうとも言えないようです。というのも、環境省によると、平成17年春、花粉を多量に取り込んだ人は、平成18年春にわずかな花粉を取り込んだだけで発症してしまう事例も予想されるとのこと。今年の春も引き続き、花粉症対策はしっかりとしていった方が良さそうですね。

人ごとではない花粉症

 2002年のある調査では国民の16%が患者と推定されている花粉症。これは、まだ幼稚園に行っている幼児や赤ちゃんを含めた全国民の16%という意味なので、大人だけで考えてみると20%以上、つまりは5人に1人以上といっても差し支えないでしょう。しかも、花粉症にかかるのは、20代から40代がピーク。ある調査では、発症率が60%にも上っています。それが、さらに増える可能性が高いのです。これまで、運良く花粉症の症状に悩まされたことのない人にとっても、人ごとではなくなってきたといっていいでしょう。

http://eco.goo.ne.jp/life/health/kafun/

アニロックスロール関係

2006-03-08 08:22:10 | 段ボールについて

アニロックスロール関連のホームページ

(NEWLONG)
http://www.newlong.com/japanese/j_4_unit/j_ceramic/anilox1.html
(タフロックス、株式会社 野村鍍金)
http://www.nomuramekki.com/h_topics/detail/tough.html
(株式会社ヨシモト印刷社)
(フレキソジャパン・コム)
http://www.flexo.jp/ani.html
(ロールテック株式会社)
http://www.rolltech.jp/index.htm


アニロックスロールって何ですか?

2006-03-08 08:07:17 | 段ボールについて
 他の印刷の諸方式にはなく、フレキソ印刷にだけ見られる特徴は、そのインキ機構にあり、インキ調量ローラーがアニロックスロールと呼ばれ、主としてこれがインキ膜厚を決める役割を果たしています。

 インキの均等性と粘度もアニロックスロールよって決まります。アニロックスロールは、セルが均等に彫刻されたシリンダーで、表面は小さなセルで覆われています。
 セルはすべてが均等に配列していて、同じ深さと形状を持ちます。セルは1インチ当りの個数と深さとボリューム(容量)とで規定され、セル数によって、「細かい」とか「粗い」と表現されることになります。
 1インチ当り200セルのアニロックスロールは、どちらかと言えば粗く、400~600セルが平均的で、700~800セル以上では細かいと言えると思います。
 日本にも1200線のアニロックスロールがありますし、欧米では2000線を越えるものもあるようです。
 最適なアニロックスの線数を「印刷線数×6」と算出している会社もあるようですが、ひとつの印刷物でもベタや薄網によって線数の異なるアニロックスを使用するため、多本数で異なるアニロックスの保有が必要となります。
 ある印刷会社では、フレキソ印刷機1台で220線から1000線まで約15本のアニロックスロールを保有していますが、1本あたりの値段も線数の粗いもので約30万円、細かいもので約45万円ほど掛かり、このあたりの初期投資もフレキソ導入の懸念事項のひとつと言えるでしょう。
 レーザー彫刻によるアニロックスでは、ドクター刃が使えますが、これによりロングラン印刷でも、あるいは長期にわたっても終始一貫して均質な印刷画像を確保することができます。
 よく「フレキソ印刷は職人の技術がなくても印刷できる」と言われるのは、前述の通りアニロックスロールが常に一定のインキを供給し、オフセット印刷のようにインキつぼの調整が必要ないためです。今日、フレキソ印刷が他方式に対して競争力を持つに至ったのも、アニロックスロールの新しい製造技術によるところが大きいと言えるでしょう。
 アニロックスロールのセルの寸法はミクロンで表現されます。1ミクロンは1メートルの100万分の1で、1000分の1インチが25・4ミクロンであることを考えれば、ミクロンという単位が実感できるかと思います。
 ボリューム(容量)は、“bcm”(平方インチ当り10億立方ミクロン)という、メートル法と英国の単位を組み合わせたおもしろい測定単位で表わします。ボリューム(容量)1・0―2・0bcmはボリュームとしては低い方で、平滑な被印刷体に細かいスクリーンでハーフトーンを刷る場合などに使われます。4・0bcmは中間に位置し、7・0bcmともなると、粗面で吸収性の高い素材に大きなベタが刷られる場合に用いられます。フレキソ印刷でインキ量を増減させる際には、所要量のインキを搬送するアニロックスロールに取り替えることになります。
 フレキソ印刷機に見受けられるインキ調量システムには、何種類かの形式があり、旧来の標準的方式が「2ロール方式」です。アニロックスには、液状インキの入った皿(パン)に吊り下げられたインキ出しロール(ファウンテン・ロール)から大量のインキが与えられます。インキ出しロールはアニロックスロールに強く密着しながら回転しますが、インキ出しロールの方が、アニロックスロールよりも緩やかに回転し、拭き落とすような動きが生まれます。これによって、表面にあるインキの大部分がインキ・パンに落ちて戻され、残るのはアニロックスロール上のセル内部にあるインキだけとなります。

http://www.monz.co.jp/frc/qa/qa007.html

ダイナパック ベトナム企業に49%出資 合弁化し現地生産

2006-03-07 08:04:06 | ニュース
  包装資材メーカーのダイナパックはベトナムの現地包装資材メーカーの発行済み株式数の49%を取得、合弁会社化し段ボールなどの生産を開始する。取引先の日系企業の進出が相次いでいることからベトナムに生産拠点を設けることは決めていたが、合弁形式か単独進出かは決めていなかった。ダイナパックの海外生産拠点としては中国、マレーシア、タイに続く4カ国目。

 シンガポール証券取引所に上場するニュートーヨーインターナショナルホールディングスの孫会社で、包装資材を製造するニューアジアインダストリーズ(ハノイ)に出資する。出資金額は約1億5000万円で3月末に株式を取得、ニューアジアはダイナパックの持ち分法適用会社となり社名も「ニュートーヨーダイナパック」に変更する。

 ダイナパックはベトナムに進出した取引先の日系家電メーカーなどから段ボールなどの現地生産の要請を受け、昨年駐在員事務所を設置し生産拠点の設置準備を進めてきた(日本経済新聞中部紙面(06/03/07))
http://xn--wgvw43c.jp/chubu/news/arc1636.html

容器包装識別表示ガイドライン

2006-03-06 08:07:18 | 段ボールについて

段ボールについては、「資源有効利用促進法」における識別表示対象ではありませんが、段ボールリサイクル協議会では、「国際リサイクル・シンボルを利用してリサイクル可能なあらゆる用途の段ボールのリサイクルを推進する」こととしています。
http://www.shokusan.or.jp/kankyo/hyouzi/hyouzi_gud/t5/t5_2p60/index.html


識別マークのデザイン


(株式会社 ヤノテック)段ボール製造機械の改造・メンテナンス

2006-03-04 08:38:07 | 段ボールのトラブル
段ボール製造機械の設計・製造・販売及び段ボール製造機械の改造・メンテナンス
1.キャンパスベルト糊玉除去装置(商品名:たま取り名人)特許申請中
2.W撥水装置(ダブルパンタイプ)特許申請中
3.平盤打抜用面板収納庫
4.各種段ボール製造機械の設計・製造・改造・メンテナンス
5.その他ご要望に応じた機械の開発及び改造
【販売代理店】
・(株)高橋製作所:オートスリッター・セミオートステッチャー他
・(株)押谷製作所:オートロックスリッター他
・(株)浅岡鉄工所:半自動平盤打抜機(職人いらず)
・サンモア(株):ベーラー  
・フジャ製作所:段ボール屑搬送ライン、サイクロン他
・三菱重工印刷紙工機械販売(株):コルゲート、印刷機他
・アサヒマシナリー(株) 自動平盤打抜機他
・(株)イソワ:コルゲート、印刷機他
・(株)上田紙工機:自動平盤打抜機他
・(株)アルファテック:オメガグリス
・(株)九州カツラ:ゴムロール他
・ユタニ工業(株):段ロール製作及び再生
6.プラスチック段ボール用機械各種の設計・製造・販売
http://b2b.ktc.ksrp.or.jp/html/out00313.html



段ロール、中小にも広がり一気に倍増の40セット

2006-03-04 08:31:30 | ニュース
BHSコルゲーター(小島伸夫代表取締役常務)の段ロール事業が好調だ。昨年は20セット納入したが、今年は一気に倍増の40セットを目標とする。小島常務は「A、B、C段しか販売していないが、E段でもタングステン溶射でき、今年はEも視野に入れている」と話す。
 BHSの強さは、クロームメッキと同程度の金額で提供できるタングステンカーバイド溶射にある。いち早くその技術を確立し、ベルトタイプのシングルフェーサなら6000万メートル以上、プレスロールタイプでも4000万メートル以上長持ちする。当初は大手段メーカーで採用されていたが、「寿命が2倍で、価格が同程度なら実質半値」と、中堅メーカーにも広がりを見せている。
http://www.beitsubo.com/news/article.asp?news_id=10785
(板紙段ボール新聞 1月27日)

段ロール(東海森紙業)

2006-03-04 08:27:19 | 段ボールについて
我が社では、段ボールの生産量が多いため、半年ごとの段ロール交換を余儀なくされていました。

 しかし、タングステンカーバイト溶射段ロールを採用したところ、段ロールの寿命が約3倍に向上し、交換も1年半ごとで済むようになりました。

 その結果、段ボール生産のランニングコストが下がったので助かっています。

http://www.isowa.co.jp/products/seidan/roll/index.html