現在、外装段ボール箱へは、フレキソ印刷、または、ラベラーによるバーコード印刷後の段ボール箱へ貼付のいずれかのケースが多い。そのようなケースでは下記のようなデメリットが考えられる。
①外装段ボール箱へバーコードをフレキソ印刷する場合、ある程度の数量がまとまらないと、コストが高くなり印刷業者へ出せない。
②①の印刷が完了した時点では段ボール箱をストックしておくスペースが必要となる。バーコード種(品種)が多いほどそのストックスペースも多大に必要となる。
③印刷業者へ出すと、ある程度の納期が必要となり、いつでも必要なバーコードを、すぐに入手できない。
④ラベラーによるバーコード印字の場合、ラベル代が必要となり単価が高くなる。また、ラベルを外装段ボール箱へ貼付けする必要があるので、コンベア速度は高速にはできない。また、貼付け時のトラブルは避けられない。
このような理由により、外装段ボール箱へバーコードを直接、産業用IJPで印字するケースが増えている。
http://www.kishugiken.co.jp/tecs/ijp.html