ひな菊の丘から

阪急でキルト展

ビーズを教えてもらっている、うるちゃん先生の期間限定展示とショップが始まる、と聞いていたので、阪急百貨店梅田本店へ出かけた。この日、上の娘が来るというので午前中に帰宅するつもりで、他のお店を見たりウロウロウィンドウショッピングをする余裕はなかった。

1Fからエレベーターに乗り、9Fで降りる。エレベーターで隣になった人に、見覚えがあり、考えていたら思い出した。かれこれ35年ほど前に、日本ヴォーグ社のパッチワークキルト講師養成講座に通ったとき、担当してくださった先生だった。結局この講座は修了し、その上の指導員資格まで取ったのだが、何の役にも立たなかったなあ、ま、色んなことを教えてもらっただけで良しとするか。

エレベーターの中のわずかな時間で、ご挨拶をするべきか、その前に声をかけるべきか悩んでるうちにすぐ到着、外に出たら、キルト展開催中だった。先生はワークショップの監修やらトークショーやらを担当されていたようで、すぐ係の人と話し始められ、もうしゃべるどころではなくなった。私が通ってた頃は、まだお若くて助手をされてたのだが。

で、まずは目的地。エレベーターは9Fまでだったので、ひとつ上がり、5人の作家さんのビーズ作品のコーナーへ。すぐわかったがご本人は不在、後で聞いたら、ご家族の都合で午後から来られるとのことだった。


私が教えてもらっているハニカムトルソーのビーズ作品、それぞれ名前が付いている。


こちらはケースから出ているものたち。


お人形だけどアクセサリーにすることもできる。


アクセサリーもある




向かいのブースの作家さんは東京から初めて参加されたそう。この帽子の飾りはチョーカー、いやラリエットみたいなのだったが、色がとてもきれいで、真ん中に天然石が入っていた。すてきだけどとても手が出ないお値段だった。



10Fから見た下の階の様子。


さて、降りてみましょう。キルト日本展、これは大きな作品展だ。



かつて今よりずっと熱心にキルトに向かっていた頃、この作品展は毎年見に行っていた。私はここの指導員の資格を持っているのに、なんで開催を知らなかったんだろう?前は招待券送ってくれたよなあ。

これはキルト日本展のシンボルキルトで毎回展示されているはず。



トラディショナル部門とコンテンポラリー部門、それぞれの入賞者の作品が展示されているのだが、私は自分が引っかかったものだけ撮影させてもらった。こちらが一番感動した(っていうか呆れた?すごい!の言葉しか出なかった。)



海原のアップ



クジラのアップ



東京タワーが目を引いたのでパシャリ



こちらも古布利用のようだ。



上記はコンポラ部門、ここからはトラディショナル部門。私は古くからあるパターンやアップリケ、刺繍の方が好きなので、こちらにより惹かれた。

お花のアップリケ



細部はこんな感じ。



ピースワークとキルトラインがとてもきれい



ピースも小さいし不規則な形



アップリケのサンプラーキルト



そのキルティングの部分



各ブロックごとに丁寧なステッチがほどこされている。



これはなかなかたいへんな作業



2色で1ピースに刺繍とかアップリケとかいろんな技法を使っているので色目はシンプルだけどとても豪華な感じがする。


鳥も木の枝も刺繍やったんや。



こちらもお花のサンプラーだけど6角形の中にまとめられている。キルティングも細かい!もう私はこんな細かいのはムリだろう。



ハート型はトラプントか?


久しぶりに大作キルトをたくさん見ることができてなんだか豊かな気持ちになれた。でも本当はもっとゆっくり見たかったな。ショップには寄らなくて正解だった、これ以上ものを増やすわけにはいかない。

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