帽子&ストール作家のカオリンの展示会がきっかけで、作品展の案内をいただき、時折訪ねるようになった、ギャラリー佑英。そこでまた展示があるというので出かけてきた。

今回は、同じビルの別のギャラリーとの共同開催だそう。タイトルは『天使ZURA』ヅラ、って面のこと?

入ると白がとても目立った。色がないわけではないのだが、余白がとても多くて、そのために全体の印象が白になっていた。
大きな絵画は立嶋滋樹さんの作品

インパクトがすごい。目玉いっぱいのバッグ

天使の羽根が

片方ずつ、キャンドルアーティストの小西珠緒さんの作品

そしてこれがカオリンの作った翼

カラフルな側とモノクロの側

布と羊毛でできている。

とても大きな作品なので広げて作業するのがたいへんそうだった。



ストールみたいに纏えないこともないのだが、何しろ大きいのでちょっとこれはね。

宙刷りになっている帽子をかぶってここに立つと、私にも翼ができる、らしい。

それから、この翼のバッグを見ようとしていたら、作家さんが出てきてくださった。

レザーアーティストの安藤なおみさん。ライブの時私がいつも胸から下げているギターがアップリケされた小さいがま口は、以前の作品展の時、彼女から購入したお気に入りだ。

手に下げたり、肩からかけたり、でもちゃんとバッグ。そしてこれにも目がついてたけど、やっぱり一番はこれだな。

中を覗くと、こちらにも大きな目。なんでも、高級天使は目だけがありそれに翼がついているらしい。誰かがお賽銭あげてるのが見える。

これはメッシュアート作家の福井郁子さんの作品たち。

真ん中は本物のカメオ、この周りを飾る花びらのような形もひとつずつ作られている。

細い細いワイヤーをひとつずつ曲げて作ってあるそうだ。色はカラーのワイヤーで。

繊細な気の遠くなるような作業

これはキャンドルアーティストさんのもの


そして、これがガラス工芸作家の藤原三和子さんの作品。この方からは、後ほど細かい説明を聞かせていただく。

普通のグラスのようだが、口のところがぜんぶギザギザになっている。

奥の部屋で小物を見せてもらう。なおみさんの目がモチーフのピアスやブローチやレザーケース

その左にはカオリンのコサージュ、上の段はガラスの作品、下の段はカオリンの帽子。

舞踏会の仮面

シェイクスピアの作品展の時にも見た王冠のバッグ

ワイヤーアートのこれは瓶?

カオリンのだよな。

白もすてきだ。この帽子ちょっと気になる。今回は全くかぶらなかったけど。

カラフルな帽子たち

ワイヤーで飾った人形

これもワイヤーアート

奥の部屋に、ハルカスでお会いした、カオリンの同級生の幸子さんとなおみさん、せっかくなので、と3人で記念撮影。おふたりともそれぞれアーティストだ。

帽子とストールのセット

今回、帽子がたくさんできてたのね。

カオリンの作品がいっぱい


もうひとつの会場へ案内してもらう。同じビルの中のgallery milu、この絵画は岩瀬ゆかさん

愛石家・陶の木葉絢子さん

この絵も岩瀬さん

ワイヤーアートの山田一成さん

影がとてもすてきな本を読むクマ、だったかな。

このガラスがすごい。作り方を聞いて気が遠くなりそうだった。そして熱そう。

横から見るとこんな感じ。

そして、これらのグラスの口の部分についての作り方も話してくださった。

できたものを急激に冷やすと割れるらしく、いったんギザギザになったものを再度熱して、触ってもケガをしない程度に角を取る、と言われていた。間違ってたらごめんなさい。

出口まで見送ってくれたカオリンとツーショット。この日は家の鍵を忘れたとかで、カオリンのダーリンがちょうど来られて、飴ちゃんをいただいた。そうか、バイクでツーリングしはるのはこの人か、と思ったのだった。

オーナーとしこさんにお会いできなかったのだけが残念だったけど、今回も見ごたえのある展示だった。