廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

不況で変わる街

2010-12-26 23:23:23 | Weblog
 昨日の”御用”いや中国新聞によると、南区にある大型ショッピングセンター・広島サティが撤退するのだと一面で報じていた。 もっともショッピングセンター全てが閉店するのでは無く、ショッピングセンター内のスーパーマーケット部分だけが撤退で居なくなるのだそうで、恐らくは地場のスーパーがテナントとして入る事になるでしょうが、マイカルのショッピングセンターの中に別のスーパーが食料品売り場として入っている異様な形になりますね... 広島では最近、ゆめタウン広島ゆめタウンみゆきイオンモール広島祇園など大型ショッピングセンターが次々と出来て、広島での大型ショッピングモールの先駆けだった広島サティは厳しい競争に押されて苦しかったみたいです。 広島で、市内中心部のデパートや商店街が広い駐車場を持つ郊外型ショッピングセンターに押されて苦しいとは聞いていましたが、まさかそのショッピングセンター同士の競争で撤退する店が出て来るとは...

 広島市街地の東にある比治山、その東にある段原地区は山の影になって原爆の被害が少なく済み、それで戦後も戦争前の街並みが残っていたのを広島市が再開発し、その中心となったのが今回の広島サティで当時の広島では初めてとなるシネコンの導入など、最新のイメージがあったこのサティ、私は家から遠いので一度しか行った事がありませんでしたけど、まさかこんな事になるとは... 前に私は”広島版AKB48”を作り、そのメンバーが今週はアルパーク、来週は広島府中ソレイユ、そのまた次の週はゆめタウン広島...みたいな感じで広島市内、県内などあちこちで地道に活動し、ファンがご贔屓のメンバーを追い掛けて回れば、市内中心部のデパート街だけで無く郊外のショッピングセンターとの”共存共栄”の象徴になると書きましたが、今回のサティの撤退で”勝ち組”のはずだった郊外店も厳しいと知り、益々やらないといけないと思う様になりました。 普段はバラバラに活動してますが、サンフレッチェの試合が無い週末や祝日などに旧広島市民球場跡地に出来るサンフレッチェと広島版AKB48の”劇場”に全員が集結、この場所でだけ全メンバーの”揃い踏み”を見せられる様にすれば周囲のデパート街にも人が流れ、市内中心部の活性化にも繋がると思います...



午後8時35分、シャッターが下りた 有楽町西武、有終(朝日新聞) - goo ニュース

 有楽町西武百貨店の閉店については以前、それが発表された時点で取り上げていて、私も東京ですらデパートが潰れるのだから広島も危ないと問題提起をここまでして来たのですが、とうとう閉店の日が本当に来てしまったのですね。 既に閉店後の新テナントがルミネになると決まっていて街の賑わいが失われる事は避けられていますけど、かつて中心市街地の象徴的存在だったデパートが厳しい状況に置かれている現実を突きつけられます。 しかし今回の広島サティの撤退の件を見ても、一時は大変な勢いがあった郊外型ショッピングセンターがデフレ下の価格競争の中で厳しい状況にあると知りましたし、苦しいのはどこも一緒です。 デパートもコンパクトシティ思想が叫ばれる中、もう一度都市の中心商業インフラとして輝く日が来る可能性がありますので耐えて頑張って欲しいですが...



まずは企業が若者の人件費を増やせ:藻谷浩介(日本政策投資銀行参事役)、小黒一正(一橋大学准教授)(Voice) - goo ニュース

 現状の景気状況で従業員の人件費を増やすのは企業にとって難しい部分ではあります。 しかし若い世代の給料に関してはそろそろ本気で考えないといけないでしょうね、私も親元暮らしと言う事もあって時々デパートで買い物したり、酒などにも拘ってそれなりに良い生活も贅沢もしています。 しかしそれも”小さな消費”だから出来る事で、家を買ったり車を買ったりと言う”大きな消費”は金銭的に不可能で、もちろん結婚や子育ても出来ません。 近い内に人口の多い団塊の世代が定年になるのでしょうから、失礼ですがその方たちには退職なり嘱託社員などの身分に切り替えるなりして頂いて、企業の主力を若い世代に切り替えて行く必要があるかと思いますし、それと求人ミスマッチの解消や農林水産業への労働力移転、また今はネットがあるのですからそれを利用した起業の支援などを行って人件費のアップは難しいながらも”働いていない人”を減らして労働者全体の給料を上げるべきかと...

 それと私は以前、”金は天下の回り物”だから出来る範囲で価値を認めた物への消費はするべきだと書きました。 スーパーやデパートに行って観察した限り、今回のクリスマスはそれなりに金を使ってささやかな贅沢をやっていた人は多かったのかもと思います。 今の労働者はかつて輸出主導で業績が好調だった時にそれを従業員の給料にほとんど反映せず、内部留保や株主配当へ回した企業を信用していないと思います。 一方で企業もまた給料を増やしてもこんな時代だから貯蓄に回すだけだと思って”相互不信”に陥っているのかも知れません。 これはどちらかが先に今の悪循環を断ち切る道を進むしか無いと思って私も先日みたいな事を書きました。 今はささやかな拘り消費でも、そこからお金が少しずつ動いて内需からも景気が良くなると信じて私は今のやり方を続けます。 近い内に輸出が立ち直ればそれとの”相乗効果”で今度こそ給料に反映されるかも知れませんよ。 企業だってかつて収益を人件費に回さなかった結果”デフレ地獄”に陥った経験で少しは懲りたと思いますし、今度こそ内需の重要性に気付かれたのでは...

                              

 今夜の『広島スポーツ元気丸』(広島テレビ)は毎年恒例の年末スペシャルと言う事で、カープ選手がお好み焼きで対決すると言う趣向でした。 広島風お好み焼きを作るのは”鯉の海賊”廣瀬選手と地元出身の岩本選手、そして関西風お好み焼きを作るのは京都出身の”鯉の狩人”赤松選手と福井出身の天谷選手です。 両チームは食材を求めて広島風は廣瀬選手の地元・大分へ。 関西風チームは福井県の敦賀市へ。 ちょっとお好み焼きの具としてはどうかなと言う食材ばかり買っていましたけど何とか終わってスタジオでプロの料理人に作ってもらい、結果は関西風の勝ち。 広島風はちょっと合わない具を使っていたかも。 ちなみに私は広島風と関西風の両方好きです。 両方の味を知ってこそ、双方どちらの魅力も理解出来ると思いますので...



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 ...以上です。

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