廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

苦難の鳥栖アウェー遠征

2019-07-13 23:23:23 | Weblog
 遂に鳥栖とのアウェ―応援からの佐賀旅行に行く日が来ました。 1ヶ月以上も前からチケットを買い、職場に有給休暇の手続きも済ませて楽しみにしていたのに今週末は西日本の全域で雨の予報とはツイてません... とにかく前夜の仕事は休んで夜、仮眠を取り朝の7時にバイクで自宅を出発しました。 この雨予報の為に旅行の準備は大きく予定が狂い、大雨の場合に備えてゴム長靴を履いて出発、雨が止んだ後の為に外出用の靴を積み込んだので荷物が一杯になり寒かった時の為の上着とかを詰めなかったのが... 宮島街道から国道2号線を通り県境に到着、初めて自分の目で間近に見ました。
 
 岩国からはどう行けばよいのか道を知らない私は分からず、この時の為にバイクに取り付けたスマートフォンホルダーでナビアプリに誘導されながら沿岸部を離れ山奥の道を延々と走り続けた末に周南市の国道2号線バイパス道路に出ました。 あのナビアプリはあくまで自動車用、私は原付バイクなので次の出口で下道に降りようとしたら原付は二段階右折しろと標識が。 広島県内だと国道2号線のバイパス道路が自動車専用だったのだが、こちらでは原付や中型以下のバイクでも普通に走れるし...
 
 
 国道2号線のバイパス道路で周南市内を通り抜けていると道の駅『ソレーネ周南』に出たので試しに立ち寄って見る。 せっかく原付でも通れるのに駐輪場は広い駐車場の隅っこで屋根も無い場所だったのが残念、トイレでも行って軽く何か食べたら急いで立ち去らないといけないだろう。 施設的にはトイレに無料休憩所、地元野菜の直売所、そして飲食系のテナントが数軒ですね。 ソフトクリームが美味しそうだったけど雨の中を走り身体が冷えていたので2種類のコロッケと肉料理に。 注文を聞いてから焼いてくれる豚バラ串が何とも美味しかった。 連休と言う事もあり立ち寄る客も多い印象で。

 
 道の駅を出て私は国道2号線のバイパス道路を延々と走る。 沿道の標識を見ると周南市から防府市に入ったらしい。 周南市内で徳山駅の近くを通った以外はずっと山の中のバイパス道路を原付バイクで走っている。 広島では全く考えられない体験だ。 激しい雨に加えて1キロを超える様な長距離トンネル、そしてトラックなど大型車も多くちょっと怖かったが。 後ろが詰まっていたら路肩に寄せて先に行って貰い、走り続ける。 いくらバイパス道路でも原付バイクの速度では時間が掛かって永遠に着かない様な不安になる。 それでも山口市から小野田市、宇部市と通って遂に下関市へ着いた。 あの源義経と平知盛の銅像は見覚えがある。 しかし予定より大幅に遅れ観光してる気分では無い。


 下関市内を迷った末に辿り着いたのは関門海峡人道の入り口だった。 関門海峡を渡る方法として橋は高速道路扱いになり大型バイクでないとダメ、原付バイクは歩行者や自転車と同じ扱いでこのトンネルを通るらしい。 岩国市内に入ったのが9時前で下関に着いたのは16時前、大変な誤算でした。 私は再び雨具を着てバイクに乗り、ナビアプリの案内を頼りに門司から小倉、博多と経由して鳥栖を目指す。 福岡県内も国道3号線のバイパス道路を原付バイクで普通に走れるのか、むしろ広島県の方が異常だったのだと気付く。 分かってはいましたが小倉から博多は相当に遠く、福岡市内に到着した時点でキックオフに間に合わないと判断、陸橋の下を見付けてバイクを停め宿泊予約をしてる旅館に慌てて連絡、もう予定時間を2時間も過ぎてるから怒るのは当然ですね。 予定を大幅に変更し先に試合を見てから宿に向かう事にしました。 果たして試合が終わるまでに着けるか、福岡~鳥栖間も遠い。
 
 
 鳥栖市内に到着したのは20時過ぎ、今回はキックオフが19時30分なので助かった。 鳥栖は大きな建物も少なく意外と”大都市感”の無い印象、私は鳥栖駅の駐輪場にバイクを停め、荷物から応援用のツインメガホンを背負って来たバッグに詰め込んで駅前不動産スタジアムに向かいました。 スタジアムは駅の線路向こう側に在り、陸橋を渡るのですが陸橋にも選手達の応援幟が林立し気分が高まる。


 原付バイクでの移動速度に対して距離と所要時間を甘く見過ぎていた為の苦難の末に私は駅前不動産スタジアムに到着しました。 来場者全員プレゼントの野球コラボユニフォームTシャツは会場の外での配布らしいので試合後に受け取る事にしました。 ハーフタイムが終わって後半戦に入るところで売店を覗きましたが食べ物は売り切れが多くコーラ1本を買っただけでアウェ―応援席へと...

 
サッカー初アウェーは名古屋

 今日はプロ野球オールスターゲームの第1戦が行われてます。 昔は日本中で盛り上がりましたが今は何とも... ”本家”アメリカ大リーグの様に1試合だけにするとか改革も必要ではと。 い......
 

 アウェ―応援席は満杯で後半からでは座る場所など無く後方から立ち見になりましたが今までバイクのシートに何時間も座っていたので立って応援するのは苦になりません。 サポーター団体の方達が募っていた応援バスツアーが参加人数不足で中止になっていたと聞き、雨予報もあって少ないかと思っていたので意外でした。 私みたいに直行直帰では観光も出来ないと参加しなかったのか? そして今回は鳥栖がコラボユニフォームで薄い水色だったので、識別の為にいつもの白いアウェ―ユニフォームでは無く紺色?のセカンドユニフォームを見る事が出来たのも何とも新鮮な気分でしたね...



  後半から見る事になった試合ですが前半は0-0で終わっており、お互いになかなか点が取れない中で迎えたペナルティーエリア手前でのFKをMF森島選手が蹴り、ゴール前での競り合いからDF荒木選手がヘディングで叩き込んで先制点。 しかし荒木選手の飛び出すのが早過ぎた様で実際はオフサイドだった様ですが判定は覆らず。 判定に泣かされる事の多いサンフレッチェですが、たまに逆のケースも。 アウェ―応援席は大変な盛り上がりでした。 そして終盤には右サイドを駆け上がりパスを受けたMFハイネル選手がドリブルで鳥栖の守備陣を切り崩し自らシュートも決めて大きな追加点、もうアウェ―応援席はお祭り騒ぎ。 守備陣は鳥栖の反撃を抑えて2-0で快勝、私は4度目にして初めてのアウェ―応援勝利、試合後の選手達の挨拶を見た後は野球コラボユニフォームTシャツをちゃっかり貰って宿泊予約してた旅館へ。 失敗ばかりして宿の方には迷惑を掛けましたけど良い思い出になりました。 スタジアムの雰囲気も素晴らしく、広島にもこんな”劇場空間”を早く実現したいですね。


 ...以上です。

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