廣島パイレーツ・チャンネル

広島の名も無き”田舎侍”が地元プロスポーツを中心に色々と書いて行く過激なスポーツコラムや、広島の市政や街づくりについても

嬉しい別れ

2009-05-10 23:23:23 | Weblog
 今週末もいつものレンタル屋で映画を借りた。 1本目は『接吻』です。 この映画は小池栄子さんが女優として初めての本格的主演映画としてスポーツ新聞とかに取り上げられていたので名前を覚えていましたから思わずDVDを手に取りました。 小池栄子さんは元々女優志望で芸能界に入ったけど、無名の彼女を起用してくれるところが無くって仕方なく、スタイルが良いからと事務所は”ムフフ系”の仕事をやらせたそうですね、本人は最初泣くほど嫌がったと聞いた事がありますが最後は腹をくくって胸が大きいとかそう言うイメージが先行するのにも耐えて頑張り、名前が売れてからバラエティー番組など露出を増やしながらチャンスを待っていたのでしょう。 そうして徐々に女優としての活動に専念し始め、こうして主演のチャンスを掴んだ訳ですが...

 私も典型的な”ムフフ系”の消費者ですが、基本的に私はこう言う活動をやっている女性タレントは”卒業”を前提に、名前を売っていつか歌手とか女優とか本来やりたかった道へ進む為に今は我慢と割り切ってやっていると解釈して楽しんでいますので。 名前を売ってチャンスを掴み、女優とか歌手として一本立ちして”ムフフ系”から卒業し、私が持っているDVDとか写真集が”お宝”になるのは密かな楽しみですね。 私もこうしてブログで取り上げたりして、ささやかながらも”お世話になった”女性たちの夢を応援して行きたいですね。 この心理は映画『さよならゲーム』に描かれる、いくら熱心に応援していても大リーグに上がってしまえば自分達の下には戻らないマイナーリーガーを応援する地元女性ファンの心理と似ている...のかは分かりませんけど...

                             

 ...映画とは関係無い話を延々と書いてしまいましたが、ここから映画の感想を書きます。 ハッキリ言ってあまり期待しないで借りたのですけど、見てみたら”当たり”でしたね。 題材が題材だけに見終わっていい気分になる映画では無いのは事実ですが、しっかり創られたいい映画ではあると思います。 物語は一人の男がある普通の親子3人が暮らす一軒家に侵入して主婦、その後から帰宅して来た小学生の娘、夫と次々と手に掛ける凄惨な殺人事件から始まります。  彼はわざと目立つ事をして(血の付いた服も着替えなかった)挙げ句に自ら犯人と名乗ってマスコミを集め、テレビカメラの前で警察に捕まります。 その様子をテレビで偶然見ていたヒロインはその”凶悪犯”に何故か自分と同じ何かを感じ取って強烈に惹かれ、仕事を辞めて裁判の傍聴に通い詰め、男の国選弁護人を通じて差し入れと手紙を送り続け、やがて二人は分かり合う様になります。 余りにも遅過ぎた”運命の出会い”でしたが...

 映画を見ていてこの映画の登場人物には”モデル”が居ると思いました。 犯罪のタイプは違いますけど大阪・池田児童殺傷事件を思い出しました。 映画のネタバレになるので詳細は書けませんが、映画を見終わってから思い出して頂けるといいのでは。 もちろんこの映画の題材はあの事件だけでは無いのでしょうけど... この映画の中で印象に残ったのはヒロインである小池栄子さんの熱演もありますが、中村トオルさん演じる国選弁護人の存在が目に付きました。 池田の事件もそうですが、他にも通り魔的な殺人事件を起こして「死刑にしてくれ!」と弁護も頼まない凶悪事件の犯人にも国選弁護人は付きます。 マスコミはどうしても犯人憎しみたいな論調になってしまいますし、ネット上とかでも「何であんな奴を弁護するんだ!」と言う声が溢れますし、私もそう思っていましたがこの映画を見て国選弁護人の仕事や役目についても色々と考えさせられました。



 衝撃的な凶悪事件が起こると、メディアやネット上には一部の限られた情報しか流れて来ません。 だから凶悪犯を弁護する国選弁護人にたいしても「無意味だ、早く死刑にしろ!」とか、「あんな奴を弁護する必要は無い!」とか、この映画のモデルになったのだろう女性に対しても「あんな男に惚れるなんてどうかしているんじゃないか。」と言う声が溢れましたし、一方で無差別殺人を犯した犯人に妙な共感をする人も居たりしました。 この映画からは物事を一面からだけ見るものでは無いと言う感覚を受けましたし、劇中の台詞にもありましたがもっと早く出会っていれば普通のカップルとして行きられたにに何とかならなかったのかと言う気持ちにもなります。 それでも犯した罪は償わなければいけませんが...

 それにしても、この映画に描かれているのが本当の”究極の愛”なのかも知れませんね。 いずれは死刑になるだろうと言う、一度も会った事の無い人を好きになるのですから。 ここまで来ると相手の容姿だの経済力だとの言う打算も理性も超越した異常なまでの純粋さ。 少なくとも恋愛経験の浅い今の私には理解しようの無い感覚なのかも知れませんね。 先程も書きました通り、見終わってハッピーな気分になれる映画ではありませんけど見る価値は大いにある良く出来た作品だと思います。 久しぶりに「見てみんさい!」とオススメしたくなる映画でした...

                            

新型インフル 「初歩的なことから…」大画面で予防訴え プロスポーツ界も対策(産経新聞) - goo ニュース

 私は人生で3度もインフルエンザに感染し、40度近い熱を出した経験がありますから普段から風邪にもインフルエンザにも警戒しています。 私がやっているのは家に帰ってすぐに1回5秒以上のうがいを3回以上、喉の奥を刺激して軽い吐き気がありますが、意外と効果があるのかこの冬から春に掛けて風邪を引いていません。 もちろん消毒石鹸を使って手もしっかりと洗っています。 これだけでも効果はあると思います。 しかし問題は今回の新型インフルエンザの感染者が増えた場合のスポーツ界への影響ですね。 万単位の人が同じ場所に集中するプロスポーツイベントは”観戦で感染”と言うシャレにならない事態になると言う事で最悪の場合、政府から自粛要請が来る事ですね。 メキシコみたいに無観客試合になるとチケット代も払い戻さないといけませんし経営への影響も危惧されますね。 国内の感染者が増えた場合、無観客よりはマシだとして入り口でマスクを無料配布するとか。 ビール飲むのが大変そうですけど...

                               

楽天・岩隈、5年越しの千葉マリン8連勝(サンケイスポーツ) - goo ニュース

 岩隈投手はシーズン前のWBCを日本代表の主力投手としてフル回転し、その疲れが残っていてシーズンに入ると故障再発の嫌な予感がして早めに降板していたのでしょう。 前にも書きましたがこればっかりは故障を経験した投手にしか分からないものだと思いますよ。 野村監督は自分からマウンドを降りたがるなんてエースのする事でhじゃ無いと怒ってられましたが、故障で長く投げる事が出来ずに「このまま引退に追い込まれるのでは、クビになるのでは?」と言う恐怖はあるのだと言う事は理解して頂きたかったですね。 でも野村監督は分かってられると思うのです。 長く監督をされて来た中で、投げ過ぎによって若くして潰れてしまった投手を何人も見て来たはず、だから野村監督は岩隈投手が故障を恐れて自分からマウンドを降りると言わなくても端から無理させるつもりは無かったのだと思いますよ。 その事を岩隈投手も理解したから最近は先発完投にこだわっているのでは。 色々とありましたが、今回の騒動を機にリリーフ投手も野手達も一丸になれたのではないでしょうか。 これもノムさんのぼやき効果かも知れませんね...

                                   

 今日もカープは松山・坊ちゃんスタジアムでスワローズと対戦。 スワローズは最近右のエースとして活躍している館山投手が先週のタイガース戦を雨で流して今日の試合に登場、そうで無くてもあまり調子の良くないカープ打線は館山投手を打ち崩せず1点止まり、投手陣はエラーも絡んで4失点で4-1で完敗だった。 最後はまたしても”燕のヨン様”ことクローザーの林投手に抑えられてしまったな。 それにしても今日は梵選手がエラーをしたと言っても普段は守っていない二塁でしたからね。 何で東出選手を出さなかったのか? 休ませると言っても明日は移動日で休みだったのだから今日休養日を挟む意味は無かったと思うのですが。 どうも”マーティー監督”には時々訳の分からん事をやる時がありますね... スワローズとは開幕から8試合戦って2勝6敗と相当に分が悪い。 シーズンを戦う上で同一リーグに苦手を作る訳には行かない。 こうなったら私が出向いて謀略で...と思いましたけど交流戦の後まで対戦は無かったのでしたね。 スワローズ対策は後から考えるとして、とりあえずは明後日からのタイガース戦に全力で勝ちに行くだけです。 厳しい戦いですけど選手達には関西の空気を楽しむ気持ちでプレーしてもらいたいです...

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 ...以上です。
コメント
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