折角能登まで来たのだ。ランチはへ現地で済ませて少しでも協力したい。っということでお気に入りの和倉温泉にある日本3大珍味の1つナマコのこのわたやくちこが食せる「海ごちそう」へ。ところが、震災の影響?休業中とのこと。えぇ〜折角ここまで来たのに・・・せめてHPで告知してよぉ〜。



時間はもう14時過ぎで近所の牡蠣小屋などももう時期ではないので休みばかり・・・しまったぁ〜。海ごちそう以外全然考えていなかったぁ〜不覚。
こうなったら調べている余裕は全くない。一気に南下し氷見まで行こう。超お気に入りの店は確か15時まで営業のはず。そこがダメならば道の駅「氷見番屋街」があるから大丈夫だろう。和倉温泉から氷見港までは車で約45分。とにかく急げぇ〜!


目指すは氷見港内にある超人気店「氷見魚市場食堂」だ。とうとう昨年かな?食堂百名店にまで上り詰めたのには感動した程だもんね。
何せ早くに行けば眼下に寒ブリの競りを見学できるほど、正真正銘の市場の中だけに美味いことは間違いなしだからね。15時までの営業だが15分前に到着しても嫌な顔見せずに対応してくれたのには、ホント感謝だ。あぁ〜間に合ったぁ〜ひと安心。


早速、迷うことなく名物の氷見浜丼定食を注文!残念ながら大盛りを意味するはんさ盛りは売り切れ。仕方ないので並盛りを意味するやわやわ盛りに決定だ。会計裏に今日入荷の魚一覧があって料理ごとに何を使っているかわかるので確認必須だからね。
待つこと10分でまずは土鍋漁師汁から登場。遅れてすぐに待ってました氷見浜丼の着丼だ!おぉ〜盛れるだけ盛ってくれているって感じでボリューム満点だ。


右から時計まわりで「サワラ炙り、カレイ、ガンド」の3種だ。ちなみにガンドは出世魚・ブリの一歩手前の若魚のことで、関東ではワラサ、関西ではメジロのことだ。
まずは、真ん中に鎮座しているまさに今が旬ど真ん中のホタルイカといこうじゃないかぁ〜。ここ富山湾の宝石だからね。おぉ〜肝の濃厚な旨みがたまらないねぇ〜!美味〜い!



早速、富山湾の王者とも言えるブリの若魚・ガンドからいこうじゃないかっ。
12月に食した氷見ぶり丼定食があまりにも美味すぎたからねぇ〜。あえてメニューにもブリなしっと記載ある程だ。だからってガンドも負けていないっとは・・・流石に寒鰤相手では嘘になっちゃうが、十分美味い!



続いてはカレイだ!おぉ〜この淡い色合い美しいねぇ〜。カレイでこんなに身厚なんだもん。いいサイズなんだろうね。
カレイだからすごく澹泊なのに、なんだろう?脂がのっているからか?淡白な中にジューシーさが溢れてくる。更にコリコリと食感も素晴らしい!こんな美味いカレイ久しぶりかも?流石、富山湾だ。




ここで熱々ぐつぐつに煮えたぎった土鍋漁師汁といこう。1人で土鍋1杯分って飲みごたえあるし、とにかくこれっアラの出汁がすごくて超美味いのだ。
つみれも美味いのだが、鍋にゴロゴロあるアラが大きくて骨はやや面倒だが、それ差し引いてもこの美味さだもん。申し分ない。



そして、最後にサワラ炙りだ!くぅ〜炙ったことでより脂が濃厚!いやいや炙り恐るべし!
口の中いっぱいにサワラの極上な脂が広がる。これぞっ濃厚だ。どれもご飯巻きでいっちゃおう!いやぁ〜今日の具3品はどれも美味さ違って、結果的にいい組み合わせだったなぁ〜。大満足。



最後に残りの漁師汁を平らげちゃおう。1滴残さずにね。しかし、なんて魚介のいい出汁が出ているのだ。とんでもなく美味〜い。もう〜レンゲでちまちま飲んでなどいられない。面倒癖ぇ〜一気に飲んじゃえぇ〜!
これで2080円って自分的には決して高くない。これだけ美味くてボリューミであればこれくらいするだろう?更にこの漁師汁付きだからね。あぁ〜相変わらず大満足。


でも最近は中華系の方が観光バス数台で押し寄せてくるようになったので、いい時間帯は大変なことに・・・。食堂百名店にも選出されたことでこのエリアでは屈指の人気店になってしまったので、今後が大変。
ここまで来て待ち時間長く食うこと断念なんてことになったら嫌だなぁ〜。人気はそこそこがありがたいものだね。ご馳走様でした。
#富山グルメ