こうなるとエリア的に中途半端な先しかとれそうもないので、自己判断で日帰りをチョイス。



こうなると、せめて美味いもんだ。これだけの重労働なんだもん。飯くらい許してくれるだろう?っとなればまずはランチだ。名古屋から約3時間・・・富山の西端の氷見がMy定番だ。
氷見魚市場の2Fにある「魚市場食堂」が超お気に入り店の1つなのだ。だって氷見港に隣接した市場の真上だからね。午前中早ければ競りを見学できるというくらいだ。


12時半に到着したが、店内はほぼ満席。観光客も多いが、インバウンド復活の象徴とも言える中国人団体観光客が多いこと・・・こんなローカルな観光地にもガンガン押し寄せてくるんだね。いやぁ〜相変わらず大騒ぎ・・・。
運よく流れよかったようで、待ちなしで席ゲット!おぉ〜ラッキー!!っとその前にレジ裏の”本日入荷の魚”をチェックしておかないとね。



もう〜注文は決まっている。土鍋漁師汁付き定食という名物の「氷見浜丼定食」だ。もちろん大盛りを意味するはんさ盛りだ。ちなみに並盛りが”やわやわ盛”、小盛が”ちょっこし盛”だ。
まずは、土鍋漁師汁から登場だ。おぉ〜グツグツで美味そう!この何気ないつみれの美味いこと・・・めちゃくちゃ魚介の旨みが詰まったつみれなのだ。



ここで何やら目線に入ったと思ったら・・・ロボット?おいおい、配膳ロボットが海鮮丼持ってきてくれたよ。6月に来た際にはこんなハイテクなものなかったけど?氷見市場っぽく無いんだけど?
これからどこもこんな感じでロボット化されていくのかね?なんとなく人恋しいような?




そして、これが氷見魚市場食堂名物の「氷見浜丼定食 はんさ盛り」だ。もう〜見てよ!これぞっ溢れんばかり?丼にのるだけ盛ってくれてるよね。ちなみに右から「テッポウサワラ、バレンカジキ、シイラ、フクラギ」だ。どれもまさにキトキト!富山弁で新鮮って意味ね。
早速、甘海老とバレンカジキからスタートだ。とにかくひと口しただけで新鮮なのはバッチリわかる。



続いてはシイラ!おぉ〜見た目通り脂がのってめちゃ美味いじゃん。なんなのこのトロみ感!ただただ濃厚だ。シイラってこんな美味かったかな?そう思う程美味いんだけど・・・。


もちろん、富山湾の顔とも言える鰤の幼魚のフクラギも最高!出世魚の鰤はここ富山では、「コヅクラ」→「フクラギ」→「ガンド」→「ブリ」と名を変えていくんだよね。
関東ではイナダ!関西ではハマチ!だもんね。幼魚とはいえ、この歯応えと脂身のバランス申し分ないよ。美味い!



そして、今日イチなのがテッポウサワラの炙りだ。いやぁ〜先に言っておく。このテッポウサワラ最高!炙ってこその香ばしさに濃厚な脂身、どの点ついても最高のひと言だ。
口にした途端、溶け始める程・・・その後消え去っても口の中には濃厚な脂っぽさと美味みがずーっと残る。これぞっ極上の余韻と言える。くぅ〜美味ぇ〜!!


最後に魚介の旨みがしみ渡った鍋の出汁の美味いこと・・・まさに極旨だよ。いやぁ〜しみるね〜。なんて美味いんだ。アラもたっぷりで食いごたえもアリだ。


あぁ〜食ったぁ〜。さすが、大盛りを意味するはんさ盛りだ。刺身だけでなくご飯もたっぷりだもんね。おぉ〜満腹。よしっ満たされた後には、ここから約1時間ちょっとの輪島を目指そう。
う〜ん、これだけしっかりと食っちゃうと眠気が襲ってきて運転注意しなければ・・・まだこれから仕事だ。頑張れぇ〜俺っ!