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十万石クラブのロボット製作日誌

マイコンカー・ロボット競技・ソーラーラジコンカーの全国大会出場とロボレーブで世界一になることを目標に取組むチームの記録

NC旋盤フル稼働

2014-10-11 | 県工支所
後輪ホイールは1工程5分、2工程は2分。現在9台分18個作成。
後輪ホイールはすべて作り直した。
深リムホイールは外側の剛性が弱くなることが発覚。
これは3年前に市販のラジコン用ホイールを採用した時に失敗したことの繰り返しでした。

ということで深リムながら高剛性な形状に変更。
比較しなければわからない程度の形状変更だが、飛躍的に剛性UP。
これでタイムロス。

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止め輪は止めねじなしのものとありのものを各30個(15台分)作成。
形状はいつもどおり。

止めねじなしのものは1つ作成するのに約30秒
止めねじありのものは1つ作成するのに約45秒。

明日は前輪のホイールを作成。こちらも30セット作成予定。

上フレームと下フレームのスペーサも、もう1台のNC旋盤で作ってしまおう。

1台で生産し、1台加工準備。こいつは速い。

設計担当の工場長は、明日は板加工の段取り。
これさえ終われば加工が終わる。
アーム形状も電子情報科と形状を検討し、共通部品化を行った。
基本的には大実のモデルを踏襲。


S先生のチームには、早速走行テストに向けて準備していただこう。
そして評価をお願いしよう。

作ったものの画像は、明日載せます。

メシ抜き

2014-09-23 | 県工支所
今日は祝日でしたが、活動を行いました。

部長はSKUD先生が日曜日に朝8時半から来てくださっているのに
「幼児」じゃなかった「用事」とやらで11時に来たため、今回は強制休み。

工場長と私が、初めてのマシニングセンターでのカーボン切削。

エースのこっしーは、旋盤大会の練習。しかし頭痛がした様子で11時ごろからダウン。
旋盤の練習は中断。

こっしーがトイレに2時間弱、籠城し、ご飯を食べるチャンスを失い、工場長と私はメシ抜き。

おかげでベーシッククラス用のカーボンの部品6点すべて出来上がりました。

最後に私の前任の旋盤のK先生が来てくださりました。
恥ずかしくない程度にやってます。またいろいろ教えてください。

あとは前輪の車軸受けができれば、メンドクサイ部品は終了。

ベーシックのプロトタイプを早く立ち上げたいものです。

つくりなおし

2014-09-17 | 県工支所
今日の部活動は、
私→生徒の面接指導
部長→私立大受かったけど模擬試験?(卒業後のためかな?)
工場長→受検報告書の作成
NCのエース→私の模擬面接と科長先生の模擬面接
うちのエース→技能まつりB部品製作→NC旋盤で昨日のホイール作成
裏のエース→前輪を汎用旋盤で作成、3個中2個完成(3個目は仕掛りでタイムオーバー)
ゆっくりだけど確実な人→前輪を汎用旋盤で作成。初めてなのに2個中1個完成
機械システム科のエース→NC旋盤で昨日のホイール作成
ぴょん君(NC跡継ぎ)→用事で休み
ボートの人→たぶんボート(新人戦まえだから?)
でした。

帰ってからNC旋盤の部品の出来を見てみたら、大変なことが!

なんと!NC旋盤で作っているホイールの両方にカエリがありました。
カエリ取りが不十分なまま、生爪に取り付けていた様子。

材料の真円度は0.06で、あまりよくありませんが、それにカエリ取りの不十分な要素を加えたくない。
とのことで、すべてボツとなりました。(別のプロジェクトへ記つけて流します)

また切断から加工しなおしです…
自動の帯のこ盤での切断なのですが、その掃除が大変です(POMが絡みつくため)
この仕事はうちのエースと機械システム科のエースの仕事ですが、
NCのエースはうまく伝えてなかったのか、
どうなのか・・・。ハイ、私の指導力不足です。

カエリ取りや取り付け面のゴミ除去(指で確認する)の大切さは、私が大学4年の時に
2つ上の先輩から教わってから大切にしてきました。
(その先輩は商船高専の機械系学科出身でした)
私自身、それから守り続けているのですが、これを伝えられていないのは
大変なことです。

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さて、
部の最後に11月末の技能五輪の話が挙がりました。
話を挙げたのは裏のエース。意欲抜群!けれどまだ就職は不安なので進学希望の裏のエースです。
この裏のエースは、旋盤作業をして嬉しくなってジャンプし、廊下で(階段で)足の骨を折った強者。

うちのエースものってきました。「テスト直前はねー。」といいながら、来るでしょう。
機械システム科のエースはテストがあるから行きたくない様子。

うちのエースは科で2番、機械システム科のエースは科で1番。
機械システム科のエースはよく休みます。
二人ともよく勉強します。テスト中にノートを何冊も消費する人たちで、
たぶん同じ歳なら私より格上でしょう。
うちのエースは大阪電通大の大会の次の日がテストでも頑張ってホテルで勉強していました。

うちのエースは石川県のトップ企業に就職希望。
機械システム科のエースは日本トップ企業に就職希望。

機械システム科のエースこそ、就職後に企業内学校に行くので
技能五輪を見に行ってもらいたいなー。
(面接指導減るし、人生観変わって、就職試験に落ちにくくなるし)、
私の下手な口車に乗ってくれないかな。愛知大会なのにな~。

うちのエースは加工が面白くて仕方ない様子で、
NCプログラムと実加工を見比べて「こんなエグイ加工しているのか!」と
楽しんでくれます。
これに対し、ちょっと心配なのは、機械システム科のエースはものづくりが現段階では微妙な様子。

日本トップ企業にKY大学院から入った私の高校の同級生は、やっぱりものづくりが大好きでした。
(学園祭の劇で馬車を作る際、模型製作から、材料集め、解体、組立まで付き合わされました)

おもしろさは自分で体験するのが一番ですね。

本日の生産

2014-09-15 | 県工支所
柱6種類、計144本生産完了。1個製作1分。(1加工工程あたり10秒、6工程)

課題研究の生徒でカエリ取りよろしくお願いします!

φ6、穴φ3、L1.5~10まで6種類、片側の切り口がななめに加工。
今回のBASICは、輪島高校のコピーモデルながら、
新たにBASICの弱点を押さえてあります。
「全国大会に行けたらいいなぁ」コンセプトで、
ハードは全国最強。ソフトは?これから??をねらっています。
1年間、生徒が遊べる「壊れないマシン」「再現可能なマシン」づくりを狙っています。

明日はNC旋盤の授業でホイールの
片側加工(六角形の取り付けに合うもの)
能登半島さんの直径を参考にφ62(ジュラコン60のもの)を生爪で加工。
GT-Rバリのスポーク形状。ホイールは10gを切りました。

また、フレームとなるカーボンがマシニングセンタに取り付け完了。
シミュレーションでもエラーがないので、後は転送、加工のみ。

でも間に合わなさそう・・・。
EEP-ROMの準備(ログ解析の環境整備)を何とかせんなん。
技術的にできないことはないんだけど、時間が…。
ロータリーエンコーダも・・・・。

今日はNC旋盤のBG機能を使いこなせるようになった。
うまくできれば2台のNC旋盤に6人の生徒でジャンジャン
新規加工ができる体制が整いそう。

その前に技能検定3級NC旋盤の合格者を増やさなくては。
前期しかないので、ジャンジャン今のうちに実践で教えておこうかな。

H28の産業教育フェア(石川大会)、生徒の活躍が大切とのこと。
たとえばこんな企画、
NC旋盤の図面を金曜日に、各県から持ってきてもらったら、
土曜日に試作して、日曜日に生産し、お渡しするというのも面白そうですね。


アメフトロボットチームからの受注

2014-09-14 | 県工支所


今日は朝から3級NC旋盤技能士のO阪君が加工していました。
プログラムもしっかり保存し、ツーリングシートも作成していたので、
以前作った作成段取りも1時間以内で復活させられるようになりました。

きょうはこの部品を60個作りました写真は3時ごろのもので、
加工工程を見直した結果、1個3分45秒で製作できます。
軸をイモネジで止める方式なので、改良版の受注がまた来そうです。

また、もう1台のNCではマイコンカーの柱(竹を斜めに切ったような形状を
30個製造。こちらは明日にアップしようと思います。
1個当たり1分30秒。6種類の部品を各24個製造って・・・あんまりじゃない??
あと、後輪もつくらんなんし。

いよいよマイコンカーの製作開始です。アドバンスはあまり時間がないので
簡単に取り組みます。大実さんの次くらいで、全国大会出場はむずかしいでしょうね。
ベーシックで能登半島最先端技術者さんの次くらいになればいいかな?
ベーシックの方が確立高そうなので、今年はこちら。

ベーシック12台くらい、半月で製造します。
実加工時間と同じくらいの割合で段取り時間も短縮できてきています。
マシニングセンタも短縮できてきました。
あとはマスターキャムを使いこなせればもっと早くなるんだろうな。

当校には2台の同じNC旋盤があります。
1台では仕事になりません。
1台生産して1台は段取り。本当は3台ほしい。
仕方がないので、FANUCシミュレータでプログラムチェックして3台の代用しています。
あとはNC旋盤の技能者が倍ほしいですね。

全国大会出場

2014-08-29 | 県工支所

ビギナーズラック・・・でしょうか。こちらの生徒は全員1年生なので。

全国大会出場が決まりました。(全国高等学校ロボット競技大会のほうです)

 

理由は、その、ナンです。そう、ビギナーズラックです。

 

例年より早い県大会開催により、各校の強豪チームの完成度が十分ではなかった様子でした。

 

本県では4つのリーグ戦を行い、各1・2位による8つのトーナメント戦となりました。

 

トーナメント戦では本校チームの2チームが最初に対戦となり、

どっちが負けても3位(4位はありません)、そして代表決定戦は相手チームが自滅してしまいました。

 

初めてマイコンカーに挑戦した時も

私の指導する生徒以外の石川県勢すべてがコースアウトで全国大会の切符を得た経験があります。

 

さて、全国大会は11月8.9日。マイコンカーの北信越大会は11月3日。

ほとんど指導しなくても進むようになってきましたが、

私の指導力では、必勝態勢で行くには、キメこまやかな指導がまだ必要です。

本業?が遠ざかる・・・。指導方法を改めるしかないのでしょうか・・・。


実習基板

2014-08-17 | 県工支所

 

 

1年生の生徒の中で、プログラムに興味を持ってくれている子がいます。

 

今回は途中からロボットの子機(自立型ロボット)の調整に入ってもらっていますが、

残念ながらI/Oの設定やプルアップの考え方、リレーの製作は体験できませんでした。

 

どうやったらいいのかな?と考えていたところ、やっぱりこれかな?と思いました。

 

大実ではこの基板を導入した年に転勤となりましたが、うまく使ってくれたみたいですし、

その実績があれば投資してもよいかな?と。

 

すべてのページをするのではなく、必要そうなページのみで割愛するのが良いかな?

実習基板の半田づけ→実習基板で練習→type-S基板を半田づけ→実機に搭載

これかな??


今年の子機の仕様

2014-08-17 | 県工支所

全国高等学校ロボット競技大会の子機の仕様がまとまりました。

(調整もめどが立ちました)

 

電池 Li-Po 3セル 1800mAh

基板 Robot Oparator ISHIKAWA と type-S基板 と R8C-38A

    プルアップ回路(本当は必要なかった)

    エアシリンダ用のリレー回路(トランジスタだけでOKとの大実からの報告有)

出力 タミヤ380モータ、75ギヤ 4セット(メカナムホイールに接続)

    ↑これは独立PWM制御

    タミヤ380モータ、300ギヤ 1セット(缶を出すために傾ける)

    ↑これも意味ないけどPWM制御

    複動エアシリンダ(詳細は省略)1セット(ゴミ箱をつかむアームの解放)

    ↑これはP6-0で出力

入力 いつもの先読みセンサ 2セット(ライントレース用)(P6-7,6-6)

    リミットスイッチ 2セット(ロボットスタート用と壁検出用)(P6-5,6-4)

予備 いつもの先読みセンサ(クロスラインの数を検出用)(P6-3)

    赤外線センサ、フォトマイクロセンサ(P6-2,P6-1)

    ロータリーエンコーダ2セット

    (x方向、y方向の距離と速度の検出用)(P3-2がタイマRA、P3-0がタイマRB)

    ↑予備は今回使わなくてもよかったです。

 

当初、メカナムホイールでのライントレースは全くよくありませんでした。

しかし、1年生がプログラムを見ていたところ、バグを発見。駆動が反対になっていました。

結果、堅い走りになりました。たぶんノーミスで行けるんじゃないかな?

 

ライントレースは○○ ○● ●● ●○ ○○の5段階で識別できる方式とし、姿勢が変化しないようにすこし秘密の駆動配分を入れました。

 

基本はマイコンカーと同様、つなぎ目をなめらかにする設定を心がけると、滑らかに動きますね。


basic

2014-07-22 | 県工支所

私が旋盤とロボットの回路を教えている間に

工場長が作ってくれました。

 

工場長はアドバンスに出るのですが、私が指導するヒマがありません。

いつにしようか?

17時からの部活にしましょうか???(←「まじすか」と言っているので、午後にしましょうか?)


あとかたづけ

2014-07-18 | 県工支所

一昨日の講習会の直後、反省会。

昨日は放課後はすぐに職員会議、その後、保護者懇談。終わったら逃げるように帰り、家でビールを飲んでしまいました。

今日は終業式の後、技能検定の補習、その後保護者懇談。

後片付けは技能検定の補習をしながら・・・です。

各校へのデータ送信もその時行います。


実機搭載・動作確認完了!

2014-07-15 | 県工支所

何とも言えない使い勝手の良さ、そしてコンパクト。

手元の操作だけでHI⇔LOW切り替えはステキでした。

そしてHブリッジではないので壊れない!!!

途中、配線がショートしていたのに壊れていませんでした。

 

ちなみに写真のコネクタに搭載されている赤色LEDは「治具」とのこと。

機械分野以外にも「治具」があるんですね。

 

明日は石川県標準ユニットとして空圧部品もお披露目となります。

サーボも元気でした。

あ、空気入れを忘れずに持っていかないと!