紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

家づくりは楽しいもの。

2009年08月10日 | こういう家を造りたい!(大彦の思い)

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家づくり」って、大変です。

土地を探したり、今までほとんど関係なかった登記や税金のややこしい事を勉強したり・ある程度分からなきゃいけなくなったり、

これが一番でしょうが、「大きなお金」の段取り・ローンの工面をつけて、

家族間で相談(特に2世帯などになると)をして、

更には、あっちを見てもこっちを見ても「自分の所のイイ事ばっか言ってる」(笑、たまにかなりフェアな所もありますけどね)メーカー・ビルダー・工務店などの中から、「パートナー」を見つけて・・・・・・・

なかなか大変ですよ。やっぱり。。

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だけど、

家づくり」って、本来、それ以上に楽しい・ワクワクするものなのです。

どんな間取りになるのかな。どんな外観のお家が出来るのかな。どんな暮らしができるのかな。どんな生活をしようかな。などなどなどなど。

ゼロから始めて「自分達のお家が出来る」感動。と言ったらどれほどのものでしょうか。

お客様によほどお急ぎの事情がある。とか、それが面倒くさくなくてよろしい。というお客様の場合には良いのですが、、

《「展示場に行ったら、すぐに間取りが提出され、またすぐに見積りとローン計画が出されて」そして「早く契約して。早く契約して。」と急かされて、

工事着工するまでに、仕上げ等隅から隅まで細かい所マデ何日間の打ち合わせで決めてしまって、、

現場がはじまれば、あっという間に終わってしまう。》

まっ、何といってもじっくりした打ち合わせ不足ですから、「思っていたモノと違う」だとか「営業さんが口で約束してくれてた事が果たされていない」とか、何とかかんとかなっちゃう。。

そういうのをブログで見たり、お話聞いたり、相談されたり(突然のメールとか、知り合い伝手とかで、たまにあるのです)、、、

僕としては、「もったいないな~」とか「家づくりって楽しいものなんだけどな~」とか、とっても残念な気持ちになるのです。

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まず普通は、一生に1回の家づくりとなります。

じっくりと「あ~でもない。こ~でもない。」と打ち合わせしながら、プラン(間取り)をつくって、現場にもどんどん見に来てもらって、打ち合わせして、できるだけ楽しんで家づくりしてもらいたい。と思っています。

家づくりには、

着工前にある程度決めておかなければいけない事。

着工後に現場で出来ていく空間を感じながら、再度打ち合わせをしながら決めていける(決めていくのが好ましい)事。

があります。

だから僕は、お客様にも出来るだけ現場に来てもらって大工さん・職人さんが一生懸命作業してる様子も見てもらって、たまにはそんな大工さん職人さんとも話しもしてもらいながら、

出来ていく様子を頭に焼き付けてもらって(笑)、出来ていってるお家を体感してもらって、

「あ~でもない。こ~でもない。」と相談しながら、一緒に家づくりしてもらいたい。と思っています。

着工前にパパッと決めてしまう家づくりも、それはイイのですが(って、世間ではこれが圧倒的に多くて、常識なのですが)、現場打ち合わせをしながら造っていく家づくりをしていると、、

前者の家づくりで「選択の余地がないとされてる事」でも、

『お客様が色々決めたり・僕らと相談したり、結構楽しめる事があるんだけどな~。』なんて「もったいないな~」と思う事も、まああります(笑)

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いっつも、このブログでも、「デザインがどうだ。」とか、「大工さん職人さんがどうだ。」とか、

そんな偉そうな事を言わせてもらってますが(笑)

それはまあ色んな見方があるでしょうが、

うちとしては、誰にでもしっかりと胸をはって言える事があります。

・・・・・・・・・・・・

『家づくり中のお客様、現場では、大体?笑顔です。』

僕にはそう見えてます(笑)

そりゃ、家づくり中、うちが至らなくてお叱りを頂く事も稀にあります。

たまには、お客様が「こう変更したい。」っておっしゃって、うちが「それすると家の雰囲気壊しますからやめましょうよ」と反対して、気まずくなる事も正直あるのですが、、

(偉そうな事言ってスイマセン。。)

だけど、それも打ち合わせを繰り返して、納得してくれれば(もちろん、最終的にはお客様のおっしゃる事は聞きます。でもやっぱりお客様の希望をある意味一番知ってるのも僕らですから、まずは意見も言わせてもらいます。スイマセン。。)丸く納まるし、、

やっぱり楽しんで・喜んでくれてると思います。(僕の希望的観測かもしれませんが(笑))

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また、『お家を建てさせてもらったお客様のお家にも、行けないお家ってありません

まっ、これも至極当然の事なのですが、

今日も廻らせてもらってましたが、家を建てて下さったお客様方で、

「ちょっと、あそことは揉めたから行けないな~。」とか「もう来るな。って言われてるから、あそこは、ちょっと。。。」なんてお家はありません。(当たり前ですがね)

そりゃ、

「家づくり中に叱られた事のある恐いお父様がいる家」とかは、正直ルンルンでは行けないですよ。(叱られる事はないのだけど、何か叱られやしないかと。。。。子供ですね。(笑))

また、工事の至らない所があって、お住みになってからご指摘を頂いて、直させてもらうお家もあります。

更には、修理に行かせてもらって、その修理代(特にボイラーとか設備品関連)の事や、修理してもまた壊れたりして、お叱りを受けたりする事も極稀にあります。

だけど、やっぱり

皆様、うちの誰かが行ったら、笑顔で迎えてくれるし

まあまあ「お茶でも飲んでいきなよ」なんて、おっしゃってくれます。

・・・・・・・・・・・・

なんて、うちの良い事ばかり、言いたい放題で、述べましたが(笑)

まあ、それなりに皆様には満足戴いてる自負はあって、

ほとんどいつも、家づくりが終わる頃には、「このご家族のお家。って、やっぱりうちしか建てれなかったよな~」という(勘違いとも言いますが)満足感もあるんですよ。

さて、何を言いたかったのか?どうまとめようと思ってたのか??

さっぱり分からなくなってきましたが(笑)

やっぱり、

家づくりって、楽しめてこそ。だと思うのですよ。

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