紀州七代大彦の木の家づくり日記

「ここちよく美しい暮らしのために」
和歌山大阪にて「一軒一軒ていねいに150年」家づくりに取り組み続けています

暮らしを楽しむお家(雑誌取材】

2015年11月05日 | こういう家を造りたい!(大彦の思い)

先日お伝えした家づくり雑誌の取材が、一昨日の火曜日に行われました。

快くご協力賜りましたN様、誠にありがとうございます。また編集者のNさん、カメラマンのTさん、ライターのSさんも、ありがとうございました。

コンセプトとタイトルはまた雑誌発売されてからですが、大きく言えば、この間もお伝えした通り【楽しむお家】ということです。

私の写真とは比べ物にならない(当たり前ですが)カメラマンさんが撮影くださった写真は、また雑誌発売後(年末かな?)にご紹介させてもらうとして、まずは私がiPhoneで撮ったもので、ちょいとご紹介。

町屋や民家でみかけるような、半吹き抜け空間に、力強い梁がかかった空間。

なんか、迫力があって、悪く言えば大味の様に思われるかもしれませんが、ホント落ち着くんです。こういうのは体感いただかないとなかなか分からない所ですね〜。

もいっちょ。

梁と梁が組まれている所って、なかなか美しいですよね。吉野杉の木目の綺麗ですし。

あとは、棚に置かれているものや絵などにも注目。趣味の絵や書なども楽しむためのものも。

暮らしを楽しんでいただいておりますね〜。

《決して高価なものを飾る必要はないと思います。例えば草花や木の実や石なんかでも、風情を感じさせるもの・素朴なものを上手く飾っていただければ、暮らしに潤いがでますよね》

カチカチな「床の間」ということではなく、和室に何気なく置いた様なムクのケヤキの地板。飾り気ないすっとした感じも良いでしょ。

だけど、ケヤキの少し変わった杢目がちょっと主張してるのがアクセントが効いて、また趣もありますね。しかし、杢目でも色々なものがあって、やっぱり自然ってなかなか凄いな〜面白いな〜と思います。

こっちは桜の板。こちらも美しや。です。

外の巨大なデッキに立たれるN様ご家族様。

雄大な景色がご自分家の庭のようになって最高です。気持ちよいですよ〜〜。

 

もいっちょ、外のデッキの様子。

こちら側は南側ではないんですね。このような景色に恵まれることは稀ですので、これだったら南に大きな窓を設けない事が当たり前だって皆様思われるかもしれませんが、街中のお家だって、考える事は一緒です。

見てここちのよい方向に開放感を出す大きな窓を設ける。

これが鉄則です。坪庭だってお隣の借景だって、それも素晴らしい。

敷地は様々ですが、せっかくのお家づくりですから、暮らしを楽しむ仕掛けを考えていきたいですね。

《私、本日午後より金沢に出張であります。日曜午後に帰ってきますので、それまでのご連絡などはメールにお願いいたします。会議会議の合間の建築探訪が今から大いに楽しみです!》

和歌山・大阪「心地よい木の家づくり」 大彦(株)

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