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肩こりや腰痛にも柔軟運動。そのコツ。№2

2011-06-03 | 慢性疲労
それでは昨日に引き続きストレッチのお話。
今日は危ないストレッチのやり方です。

①素早くぐいっぐいっっと動かす 
「1.2.3.4...」
 前屈や腕を伸ばすとき数に合わせて伸ばしたり、体を元の位置に戻したことはありませんか?
 私は部活でよくやっていました。
 これはストレッチとは違います。
②反動をつける、はずみをつける
 足を伸ばして座った姿勢などで、背中をグン!と押してもらいながら
 体を倒していたことはありませんか?
 このようなやり方も体本来の動き以上に、体を届かせることになり、
 かえって無理がかかります。
③なるべく痛みを感じるように伸ばす
 痛ければ痛いほど良いと思っていませんか?
④呼吸をとめたまま、伸ばしている
 特に③の時痛みをこらえるために無意識に息が止まっていることも多いですね
などがあります。


①この方法では筋肉が十分伸びるまでの時間がたりないのです。
また、筋肉は急に伸ばされると
「これ以上伸ばされると切れちゃう!」
と危険を感じて縮もうとします。
このため伸ばされるどころかギュッとちぢもうとしてしまいます。



②は勢いでより多く体が伸びているように感じているだけで、
結果的に体が柔軟になっているわけではありません。

③は筋肉は痛みを感じると、①と同じように
「切れるかも!?」
と危険を感じて縮もうとします。
筋肉が伸びてるな、気持ちいいなと感じれば十分です。

④は息を止めると、筋肉も緊張してしまうのですね。
ゆったりと呼吸をすることで、血液の巡りも良くなりますし、
血液循環が良くなれば、筋肉に酸素やタンパク質といった栄養素も行き渡るので、
筋肉が伸びていくのを助けてくれます。


ストレッチの方法もいくつか種類がありますし、
姿勢や、やり方の良し悪しなどもありますが、
ご自宅で腰痛解消などのために行うときは
・ゆっくり
・痛くない範囲で

に気をつけてやってみてください。



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