橋本総業全日本選手権、男子は江原選手、女子は江口選手の優勝で幕を閉じました。
まずはじめに、橋本総業さま…というスピーチは今までなんとなく聞いていたが、よく考えるとスポンサー問題は結構切実だ。
全日本がついているからそうそう無くなるものではないような気もするが、世の中そんなに甘くないのも事実で、多くの実業団チームが廃部になったように、費用対効果を考えるといつ手を引いてもおかしくはないような気がする。
平日は無料で、週末も無料チケットを配っているのが現状の客の入りようでは、チケット収入などたかが知れている。
錦織選手が出てくれれば、結構儲かるのだろうが、。
ま、とにかく今年も開催できたということで。
もっとも、頭に企業名がついたのは2006年のニッケからで、今年の橋本総業で2社目。たくさんの企業がサポートしてくれるなら、あまり気にすることもないのだろうが、全日本の存在意義って何?みたいな話になるとトップの選手が出ていないのに全日本??ということになる。
日本で開催するグランドスラム手前ぐらいのレベルの選手の日本一を決める大会のようになっていることから考えると、インターハイのように、結果次第でその後の進路を決める大会のようなものと考えれば意味はあるのかもしれないが、どうしても全日本という名前にしっくりこない。
そうはいっても、さすが全日本選手権。シングルス優勝で賞金400万円。レベルが大して変わらないITF25000ドル大会の優勝賞金は2940ドルの約30万円。
そんなわけで、写真は浜松で約30万円の賞金をもらった澤柳選手とも思ったのですが、橋本総業、優勝のキーワードから澤柳選手と同じ1994年生まれの二宮真琴選手。MIXでの男女対決を制しての優勝はお見事でした。