2014年8月11日。
キアポ教会周辺をブラブラし終えた私達。

次に後輩はマラカニアン宮殿へ向かおうとの事。
そこに向かって歩く。
ごちゃごちゃした市場を突き抜け、歩いていくと少し閑散とした道を歩く。
こんな時こそ超緊張体制。
トラックの運転席に居る人と、バイクにまたぎながら二人話しているフィリピン人、急に私達の事を見つけたのかちょっと違う目で見てきた。
こんなんだけでも私の脳からしたら緊急事態発生だ。
かなり警戒しながら歩いたけど、特に何もなかった。
少し道に迷っていたら、右足裸足、左足ビーチサンダルの人が居てる。
その人がどこかのゴミ置き場から、右足に合うビーチサンダルを物色。
そんな中、私達が歩くと付いてこようとする。
いやな奴が付いて来るなぁと思った瞬間。
パン!と破裂音。
一瞬、拳銃でも発砲したのか?とホンマにビックリした。
そして、自分自身が生きている事にホッとした。
少し道迷う、そして後ろから付いて来ようとする人、「パン!」とした破裂音、この辺りから抜け出したい気持ちがいっぱい。
それと同時に、フィリピンならではの公共乗り物にも乗ってみたいのも有りで、声を掛けられたトライシクルのおっちゃんと交渉する。
キャニュスピークイングリッシュ?とカタコトの英語を話してみるとイエスとの事。
ってか、俺より数倍英語話せる人にキャニュスピークイングリッシュ?って!!!
アイウォナゴートゥー マラカニアンパレスと言うと、何かの英語を話すのだが、ビロウと言う言葉をひっきりなしに言う。
ビロウってどんな意味やろうと思いながらも、多分、少し離れた、手前と言う意味だととっさに判断。
後は値段交渉。
先方50ペソ。
当方40ペソ。
先方、ノー!!
そして、間とって45ペソ。
先方、しゃーないなと言う顔でオーケー。
トライシクルに乗ってみる。

数分トライシクルに乗り、ちょっと嫌な地区から離れる。
乗り終え、50ペソ渡す。
喜ぶトライシクルのおっちゃん。
最後にフォトオーケー?と言うとノーとの事。
でも、撮ったった。

トライシクルのおっちゃんが「ビロウ」と言っていたのが、トライシクル降りて分かる。
やはり、「ビロウ」は「離れた」「手前」の意味みたいだ。
ここから数分歩いてマラカニアン宮殿へと向かう。
そして歩いてマラカニアン宮殿の博物館が有る事を知る。
でも、ガイドブックには博物館には事前予約が無いと入れないとの事。
でも、一度聞いてみようと門番の人に聞いてみると、ナンチャラカンチャラと英語を話し、「リクエスト」と言う英語を言う。
「リクエスト」=「申請」なので、やはり後輩が持っているガイドブックの記述のままだった。
まぁ記念にマラカニアン宮殿を写真撮ろうとすると、門番から「ノー!フォト!」と注意される。
ソーリーと言いながらも撮ったった。

マラカニアン宮殿、一生懸命頑張って行ったけど、すかされた気分。
でも、トライシクル乗れたから良かった(*^_^*)
-つづく-