daddy-kのいきあたりばったりⅡ

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ロビー・ロバートンとザ・バンド

2023-08-13 | 音楽つれづれ

むかし、ヤマハの主催した音楽コンテストといえば、中島みゆきなどを輩出したポプ・コンが有名ですが、ポプ・コンのように全国大会につなげず、平行して地区(ヤマハの支店単位)で完結したバンド・コンテストもありました。

東京ならカシオペアやサザン・オール・スターズ、シャネルズなどの、デビューのきっかけとなった「イースト・ウェスト」、関西なら8月を熱く盛り上げた「8.8ロックディ」、九州ならチェッカーズを輩出した「L.モーション」とか。

そして北海道で開催されていたのが「ステージ・フライト」で、ステージでアガってしまうとは、良いコンテスト・タイトルだな、とは思ったのですが、その頃はまだ、ザ・バンドの3枚目のアルバムのタイトルと一緒と言う事は知らなくて。

 

先日のニュースによると、ザ・バンドを牽引したギタリスト、ロビー・ロバートソンさんが今月9日、80歳で亡くなられたそうです。

私がザ・バンドに興味を持ったのは、ボブ・ディランの「偉大なる復活」で、この中でリチャード・マニュエルの歌う「アイ・シャル・ビー・リリースト」の、しわがれたファルセットが刺さったのがきっかけ。

次に気になったのがオルガン担当のガース・ハドソンで、彼はへそ曲がり(?)で、ハモンドを弾かずもっぱらラゥリー・オルガンを弾いた、なんてあたりが気になって(あとその風貌も)でも彼らのサウンドには、ラゥリーのオルガンの音がすごくハマっている気がします。

ギターにはさほど興味が無くて、ロビー・ロバートソンは後回しになってしまったのですが、このオルガンやアコーディオンの音が、ロビーのギターとマッチして、ザ・バンドの音になっている、素人耳にはそう聞こえるのですが。

彼らのアルバムはディランとのセッション「地下室」、デビュー・アルバムの「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」など数枚しか無いのに、ザ・バンドを語るのかと言われそうですが。

ザ・バンドと言うのは私にはいささか手強くて、LPの時代に求めた「ロック・オブ・エイジズ」や「南十字星」は手放してしまい、今ならもっと違う聞き方が出来るのではないか?と、やや惜しい気もするのですが、ミドル老人となった今は、いずれ断捨離しなくてはならない訳だから、ま、しょうないか?と。

 

リチャード・マニュエルさん、リック・ダンゴさん、リヴォン・ヘルムさん…と、ピースがどんどん欠けて行き、今回はロビー・ロバートソンさんもですか。寂しい事です。

以上、【聞きたい365日 第357話】でした。



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