知事公館のホオノキ、花がもう終わりかけだったので、藻岩山ならまだ見る事が出来るか?そうだ、まだ藻岩山ではミドリニリンソウを見た事が無いから、それも併せて探して見ようと、今年初めての藻岩山へ。(ミドリニリンソウは藻岩山で最初に発見されたのだそうです)
今回も登りは南側のスキー場入口から、頂上~二股~北側の慈恵会病院へと降りるコース。
登山口から五合目まで40分以上かかってしまいました。もうジジィだからそんなには呑めねぇよ、昔は一升近く呑めたけど、今はせいぜい二号半が限度で…って、何の話だっけ?
そうそう酒の話、私の田舎ではオヤジ達が五合の事を「ゴンゴ」と言ってたな、「あいつは酒の一升ゴンゴも喰らってケロッとしてるから敵わない」なんて話してたっけ。 -閑話休題-
途中で見かけたタラの木、芽が折られて下がっていて、悪戯半分なのか、芽を採ろうとした所に人が来て止めたのか?二番芽は大丈夫だったので木が枯れる事は無さそうだけど、風致地区での植物採取はダメでしょ、困ったもので。
気を取り直して、右は山葡萄の若い芽。まだあどけなさの残る小学生位かな、可愛いです。
平地を歩く2万歩は平気だけど、山路となるとその半分でもずいぶん太腿に効くなぁ…などとボヤきつつ歩くと、ようやくスキーのウサギ平コースが見えてきます。
いつもは右手の階段が付けられたコースを行くのですが、お天気も良いし少し遠回りするかと、左側の道からリフトの方を経由してみることに。
うわー懐かしいリフト、もう何十年もスキーはしていないけど、子供達を連れて昔はよく来たよなぁ…と、つい、遠い眼になってしまうのですが。
ロープウェイとつながるモーリス号を横目に見ながら、2時間近くかかって頂上に到着。あ~日頃の運動不足と不摂生を反省せねば。ちょっとヘロついています、我ながら情けない。
食事休憩をし、甘い物(大福)を摂ったら元気回復で、ここからの下山はお地蔵様コース。
たくさんのお地蔵さまが見られますが、昨年秋には見かけなかった濃い紫の新しい衣装が何ヶ所か。毎年こうして山に登り、お世話をしてくれている皆さんに感謝です。
地にはハイイヌガヤの若い芽、そして空を見上げるとホオノキは繁っているのですが、残念ながら花は見つかりません。
そしてミドリニリンソウも見つからず。もしかして上に下へと観察が分散し、中途半端になったのかも知れません、虻蜂取らずってやつで。しばらく砥石山にも登っていないので、見たければ砥石山にいらっしゃいと言う事かもね、と。
あまりたくさんの花は見られなかったのですが、咲き出したマイズルソウが可愛いかった。この日も2万歩越えで太腿は疲れましたが、例によって汗を流した後のビールが旨い!
5月31日は標高に因んで"藻岩山の日"、以前の様に登山口を回るバスを運行してもらえると、小林峠口から登り北の沢口に下りるなんて事も出来るのですが、再開を期待。
でもまた来月にでも行きましょう、旨いビールのために。
フォローいただき、ありがとうございます。
藻岩山、昔?はたくさん登りました。懐かしく拝見しました。
今は登山は無理になり、主に野幌森林公園内を徘徊しております。
こちらに伺っても読み逃げが多いと思いますがよろしくお願いいたします。
コメントありがとうございました。
森林公園お近くなのですね、花に虫に
鋭い観察眼に大変勉強させられます。
こちらこそどうぞ宜しくお願いいたします。