京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『仕掛人・藤枝梅安』

2023-02-17 | 邦画

 

□作品オフィシャルサイト 「仕掛人・藤枝梅安
□監督 河毛俊作
□脚本 大森寿美男
□原作 池波正太郎
□キャスト 豊川悦司、片岡愛之助、天海祐希、菅野美穂、早乙女太一、
      高畑淳子、柳葉敏郎、小林薫、小野了

      

■鑑賞日 2月8日(水)
■劇 場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)

<感想>

池波正太郎のベストセラー時代小説「仕掛人・藤枝梅安」シリーズを、
池波正太郎生誕100年となる年に映画化した2部作の第1部。

さすがに池波正太郎・仕掛人・藤枝梅安という名で、
客席はまるで病院の待合室のような高齢者で埋まっていました。
医者が表、裏が仕掛人という表裏の顔を持つ梅安。

冷静沈着で且つ冷酷さを秘める梅安というこの役にトヨエツは適役。
豊川悦司は「トヨエツ」と呼ばれるのが嫌だそうな(笑)

片岡愛之助との仕掛人コンビもいいし、ギバちゃんとの関係もOK。
哀しい過去を持つ兄妹。その妹役を天海祐希が演じるが、
ちょっとタッパがあるもののなかなか切れ味のいい女を演じていた。

梅安が妹と知ったときの嬉しさと哀しみ、
実の妹を殺める際の二人の背丈がなんともピッタシ(笑)
天海祐希はヅカ出身でタッパもあるが、トヨエツもタッパがあるので、
なかなかお似合いのシーンだった。

ミスキャストだったのは菅野美穂。全く梅安と絡み合っていなかった。
ブランクがあるとはいえ、感が戻っていなかったのかなぁ。

まあ時代劇なので間が開くのは仕方がないところなのだが、
もう少し展開を早くしたほうが、観てる側には集中できたかも。

これからご覧になる方はエンドロールあとに(二)に繋がる
プロローグが観れるので、最後まで席を立たないようにして下さいね。

コメント (2)
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