京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『とんび』

2022-04-21 | 邦画


□作品オフィシャルサイト 「とんび」 
□監督 瀬々敬久
□脚本 港 岳彦
□原作 重松 清
□キャスト 阿部 寛、北村匠海、薬師丸ひろ子、杏、安田 顕、
       麻生久美子、麿 赤兒、浜田 岳、大島優子

■鑑賞日 4月10日(日)
■劇 場 チネチッタ
■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5)

<感想>

重松さんの小説は好きでのよく読んでいたけれど、これは未読だった。

そして瀬々監督の前作『護られなかった者たちへ』は最高の映画だった
その映画では阿部ちゃん佐藤 健クン、今回は阿部ちゃん今回は北村匠海クン。

やっぱ阿部ちゃんっていいなぁ~
決して俳優として決して上手いって感じではないのだけど、
人間味溢れるその演技は、ある意味役所広司と同じ位の力量だと思う。

本当の母の死の原因を知らないで育ったアキラ。
周囲の人たちは温かく彼を自分の子供のように愛情を与える。

アキラは立派に成長し、周囲は「とんびが鷹を生んだ」と。
父親ヤスは最後の最後まで母の死の真相を語らないが・・・。

母の愛を知らないアキラ。父の愛情、アキラを取り巻く人々の愛情、

様々な温かい手はアキラの人間形成の上で大きな力となり、
この映画の核心に迫っていく。

久しぶりに途中から涙が止まらなかった。久しぶりに泣いたかなぁ。

ちょっと違和感はアキラ演じる北村匠海クンの中学生時代の坊主ヅラ(笑)
そして結婚相手に選んだ杏チャン。杏チャン、デカすぎ(笑)
薬師丸ひろ子、年輪を重ねて今ではいいバイプレーヤーになったなぁと感心。
劇中、阿部ちゃんのテルマエ・ロマエも見え隠れしたりして(笑)

 ハンドタオル、用意して観てね

コメント (2)
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