□作品オフィシャルサイト 「騙し絵の牙」
□監督 吉田大八
□脚本 楠野一郎、吉田大八
□原作 塩田武士
□キャスト 大泉洋、松岡茉優、宮沢氷魚、池田エライザ、斎藤工、中村倫也
佐藤浩市、佐野史郎、國村隼、小林聡美、木村佳乃
■鑑賞日 3月28日(日)
■劇 場 TOHOシネマズ川崎
■cyazの満足度 ★★★☆(5★満点、☆は0.5)
作家の塩田武士が大泉洋をイメージして主人公を「あてがき」した小説の映画化。
ま、それがハマっているかどうかは観て頂ければと思いますが、彼の特徴は
消されずにいたとおもっていいでしょう(笑)
ジリ貧の出版業界が舞台のこの映画。しかもKADOKAWA映画(笑)
この業界のことはカジったことがあるだけに、結構ハマったが、
まあ、内容は大きな緊迫感もなく、無難な話に終始していた。
つまり、業界が変われども、半沢を超える展開を求めるのは
なかなか難しいのじゃないかなぁ(笑)
変化球で大泉洋の器用だったと思うのだが、ちょっとした
お笑い封じで逆にそれがこの映画をダメにしていたのでは・・・。
彼のキャラのままに、普段ふざけているのに、決定打を打ち続ける姿が
何よりも観る側に求められていたのでは?
僕的には、脇が多かった松岡茉優だが、この映画ではサブ主役で
いい味を出していたように思うし、久しぶりの小林林聡美の起用は
なかなか面白くて効果的だったと思う。