世界のどこかで起きていること。

日本人の日常生活からは想像できない世界を垣間見たときに記しています(本棚11)。

BS1スペシャル「リアルボイス 韓国 大衆食堂から韓国の本音が聞こえる」

2020-02-21 08:34:14 | 日記
(2020年2月14日放送)
【番組内容】そこでしか聞けない“リアル・ボイス”を求めて旅をする紀行番組。今回は、日本との関係が悪化した韓国。彼らは日本のことをどう思っているのか?韓国の市民の本音を聞く。
【詳細】日本と韓国の間には従軍慰安婦問題や徴用工問題など、難しい問題が横たわる。日本の書店には嫌韓本が並び、韓国を「優遇措置の対象国」から除外する輸出管理強化措置がとられ、韓国では猛烈な日本製品の不買運動…、日韓関係は悪化の一途を辿る。そんな中、韓国の人々の「本音」を探るため訪れるのは韓国各地の食堂。地元の食材を使った特色ある料理を仲間と囲みながら本音を語り合う場所で、両国関係の未来に向けたヒントを探る。
【語り】宇崎竜童

最も近くて遠い国といわれる韓国。
本音が聞ける大衆食堂などでのインタビューをもとに作られたドキュメンタリーです。

大人はまず取材に応じません。
数少ないインタビューでは、本気で嫌悪感を表す人や建前論を話す人が目立ち、
ピンときませんでした。

巡り巡って、最後に登場した学生たちへのインタビューが心に残りました。

「日本と仲良くなるために不買運動に参加している」

えっ、どういうこと?

「不買運動をしなければ日本人は韓国のことを理解しようとしない」
「コミュニケーションの一つの方法として不買運動がある」
「古い歴史に関して、何故“今“不買運動が起きているのかを考えて欲しい」

そして極めつけが韓国人の夫と日本人の妻の夫婦の妻から出た言葉。

「夫と話す中で、日本の教科書には載っていないこと、日本では教えていない現代史が少なくないことを実感した」
「だから日本の若者は政治に無関心なのではないか」
「韓国では現代史をキチンと教えるので、若者に政治参加の意欲がある」

目から鱗が落ちました。
これって自民党の戦略? 
といぶかる私がいます。