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もの思う葦 ♯05 映画『欲望という名の電車』

2023-05-27 21:00:00 | 日記

 『欲望という名の電車』
  (よくぼうというなのでんしゃ)
〔A Streetcar Named Desire〕は、テネシー・ウィリアムズによる戯曲。
 1947年にブロードウェイで初演された。
 1951年のアメリカ、同名戯曲で映画化。

  〔ストーリー概要〕

 ニューオーリンズを舞台に、落ちぶれた名家出身の女性が隠していた過去を暴かれ、破滅するまでを描いている。
 本作品は、性に関していまだ保守的だった当時のアメリカ社会の倫理観に照らし、同性愛、少年愛、レイプといったきわめて衝撃的な内容を含んでいた。
 そのため大きな話題となり、1951年に同名で映画化、1998年にオペラ化されている。
 映画化の際には多くの自主規制が加えられ、ストーリーも改変されている。

 かつて南部の大地主だった家柄の、若い未亡人のブランチ・デュボア。彼女は夫の死後、諸事情から故郷を離れ、兵隊あがりの工場労働者スタンリー・コワルスキーと結婚した妹のステラの下に身を寄せる。
 気位の高いブランチと粗野なスタンリーはそりが合わず、しだいに衝突するようになる。ブランチはスタンリーの同僚のミッチと知り合い、彼と結婚して人生を立て直すことに望みをかける。
 しかしスタンリーはブランチが故郷を離れた理由が、同性愛者だった夫の死後に精神の安定を失い、多くの男たちと淫蕩な生活を送った挙句、少年を誘惑したことで街にいられなくなったことを知り、ミッチにそれを暴露する。
 ブランチはミッチに罵られて捨てられ、スタンリーにレイプされる。そしてブランチは発狂し、施設に入れられる。

   〔ウィキペディアより引用〕

 欲望という名の電車に乗ると行先は墓場という。怖い話があったり、無かったり。
 “欲望”という言葉は、社会的に過剰な欲は犯罪の要因となることから制度を設けて制限を加えているが、経済活動の需要を喚起する必要から適度な欲を必要としている。(所謂、購買意欲を高める為?)

 人間(ヒト)、動物が、それを満たすために何らかの行動・手段を取りたいと思わせ、それが満たされたときには快を感じる感覚のことである。生理的(本能的)なレベルのものから、社会的・愛他的な高次なものまで含まれる。心の働きや行動を決定する際に重要な役割をもつと考えられている。 仏教などでいう「欲」は、概ね生理的(本能的)なレベルのものを指しており、精神にとって心(色事に関しては)を良くしていくもの、愛情を育てるもの、抑制するべきものとして説かれている。
 


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