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銭の花《商魂》 ♯006

2023-07-23 21:00:00 | 日記

 ■Curry

 株式会社壱番屋
(いちばん)
(英: Ichibanya Co., Ltd.)

 愛知県一宮市に本社を置くカレーハウスCoCo壱番屋(カレーハウスココいちばんや、略称: ココイチ)を運営する大手カレーライス専門店チェーンである。
 ハウス食品グループ本社の連結子会社。フランチャイズにより日本国内各地のほか、海外のアメリカ、台湾、韓国、中国、タイなど世界各国にも店舗を展開する。


 《特徴》

 店名は「カレーならココ一番や!」から来ている。
 カレーの辛さ・ライスの量・トッピングを選ぶことができる。
 レギュラーメニュー(30種類以上)と数種類の期間限定メニューで構成されている。
 接客に関してはマニュアルが徹底されているが、一方で日本国外展開にあたっては日本と異なる路線展開も行われており、例えばタイでは高級ブランドとしての展開を主軸にしている。

 《歴史》

  CoCo壱番屋の歴史は、宗次徳二と妻の直美が、1974年(昭和49年)に開業した喫茶店「バッカス」で出していたカレーライスが好評だったことをきっかけに1978年(昭和53年)「カレーハウスCoCo壱番屋」を創業したことに始まる。
 店名は「ここが一番や!」という思いから。
 「ニコニコ・キビキビ・ハキハキ」を掲げ、「お客様第一主義」「現場主義」をモットーとした。
 各メーカーのカレールーを試した結果、直美が選んだのがハウス製品であったことから、スパイス調合のリクエストなど、ハウス食品との付き合いも開店当初より始まった。
 1982年(昭和57年)に名古屋市で法人化した。創業間もない頃、当時TBS系で放送されていたクイズバラエティ番組『ぴったし カン・カン』で店舗内の様子が放送されたことがある。
 当時すでに1辛から5辛まで、さらにはそれ以上の辛さメニューがあった模様で、そのメニューにある文句(「医者の紹介いたします」等)が番組内の問題に使われていた。 ご飯の量やルーの辛さ、トッピングなどを客が選べる仕組みや、社員ののれん分けシステムを作り、1987年には80店舗を超え、1998年には500店舗に達した。
 2002年に創業者である宗次徳二は53歳で顧問(創業者特別顧問)になり、1998年より社長を務めていた妻の直美も代表権のない会長に退き、2011年に会長から非常勤の相談役となり引退した。
 創業時から、ライス量1,300グラム以上のカレーライスを対象に、15分または20分以内に完食すれば無料(ライス一粒でも食べ切れなければその代金を支払わなければならない)かつ一部店舗では店内に達成写真の掲載となる「大盛りチャレンジ」(国内店舗のみ実施)が有名であったが、年間30トンもの残飯が出ていたことと、食品リサイクル法により、2006年までに2割以上の廃棄物削減が義務づけられたため、2003年8月31日をもって打ち切りとなった。
 なお、1993年米騒動の時にも一時中断している。
 これを始めた理由は話題作りのためで、実際に成功したものの、「やっている当時から食べ物をゲーム感覚で扱うことに疑問を持っていなかったわけではなく、食べ物でもったいないことをしてしまった」と宗次徳二は述懐している。
 ただし、1,300グラムの注文自体は現在でも可能である。 2004年には1,000店舗を達成し、2005年5月2日には東京証券取引所第一部・名古屋証券取引所第一部上場を果たした(銘柄コード7630)。
 2013年1月17日、カレーハウスCoCo壱番屋は「最も大きいカレーレストランのチェーン」としてギネス世界記録に認定された。
 2015年12月8日、創業当時より交流のあったハウス食品グループ本社が壱番屋に株式公開買付けを行い、壱番屋を連結子会社化した。

 ▼M&A

 2020年12月29日には北海道旭川市でジンギスカン店「成吉思汗 大黒屋」を経営する有限会社大黒商事の全株式を取得し、連結子会社化している。
 2023年3月、関西でつけ麺チェーン「麺屋たけ井」を展開する株式会社竹井を完全子会社化した。

 ▼海外展開

 2005年9月、台湾の台北市萬華区西門町に、台湾1号店(台北西門漢中店)が開店した。
 2008年、タイのバンコクにあるショッピングセンターのエスプラネード内に、タイ1号店が開店した。
 タイでは日本とは異なり高級ブランド路線での店舗展開を図っており、カレールーや米は全て日本から輸入している。
 2008年3月、韓国の江南に韓国1号店を開店、同年11月3日、鍾路に2号店を開店した。
 2010年夏、アメリカ合衆国と香港に進出することが発表された。
 2011年2月9日、アメリカ合衆国本土1号店となるPalm Plaza Torrance店をカルフォルニア州ロサンゼルスのPalm Plazaショッピングモール内に開店した。
 ロサンゼルスでの事業展開は、ハウス食品との合弁会社「ICHIBANYA USA, INC」が行う。
 2013年7月現在、海外店舗は、ハワイ州オアフ島4店舗、カリフォルニア州3店舗、中国大陸33店舗、香港6店舗、韓国19店舗、台湾19店舗、タイ20店舗、シンガポール3店舗である。
 現地運営会社は、資本業務提携のハウス食品との合弁法人がほとんどである。
 2020年8月3日、カレーの本場インドの首都ニューデリー郊外のグルガオンにインド1号店を開店させた。
 その後、2022年10月6日にニューデリーの高級ショッピングモールのフードコートに同国2号店を開店させた。

 《不祥事》

 ▼産業廃棄物処理業者による不正転売 

 2016年1月13日、異物混入の疑いがあるために廃棄を依頼したビーフカツが、産業廃棄物処理業者のダイコーによって不正に転売され、「Aマート」など愛知県内のスーパー約22店舗で販売されていたと発表した。
 愛知工場で使用している合成樹脂製の器具が混入している可能性があり、混入した時点が不明なため、全ロットである40,609枚の廃棄を依頼していた。きっかけは、系列店に勤務するパート従業員が、ある筈がないスーパーマーケットで販売されているのを発見し、壱番屋本部に通報したことで発覚した。
 ダイコーは、岐阜県羽島市にある「みのりフーズ」に転売しており、ダイコーは愛知県庁の調査に対し転売は初めてであると説明した一方で、みのりフーズの実質経営者によると、過去にも2014年ごろから2、3回取引していたとのことである。
 また、書類上は、全て堆肥化したとしていたことも明らかになっている。
 この件に対し、愛知県警察は廃棄物処理法違反の疑いで、2016年1月14日午後にダイコーを捜索、伝票や帳簿を押収した。
 その後、似たような製品が売られているとの連絡があり、愛知県が愛知県愛西市の精肉店の在庫を調べたところ、ビーフカツに加えチキンカツも発見された。愛知県が壱番屋に確認したところ、2014年8月にもダイコーに廃棄処分を依頼していたとのことであった。みのりフーズや同社と取引している弁当店でも、同じチキンカツが発見された。
 さらに岐阜県や三重県でも流通が確認された一方で、1月13日の聞き取り調査を最後に、ダイコーの責任者との連絡が取れなくなった。
 1月16日、愛知県警察はみのりフーズの捜索を行った。なお、みのりフーズの冷凍庫からは、冷凍マグロや鶏肉などの食品も見つかっており、壱番屋以外の食品廃棄物も取引していた疑いがもたれている。
 その後壱番屋は、ダイコーと同社会長を相手取り、損害賠償を求める訴訟を名古屋地方裁判所で起こしたが、ダイコー側は裁判に出廷しなかったため、2017年12月22日に、ダイコー側に2,015万円の支払いを命じる判決が確定した。

 ▼店舗従業員による不適切な行為

 2021年6月12日、アルバイトの男性店員が、店の休憩室でまかないのカレーに対して不衛生な動作(自身の陰毛を引き抜きカレー皿に乗せるなど)を行い、別の店員がその様子を撮影。動画をSNSに投稿して、間もなく本部に通報があり発覚。壱番屋は14日昼過ぎ、「店舗従業員による不適切な行為とお詫びについて」と題したお知らせを公表。「従業員による不適切なSNS投稿があったことが発覚いたしました」と報告し、「このような、店舗内の休憩室での不衛生で不適切な行為によって、お客様に大変ご不快でご不安な思いをさせてしまいましたことを深くお詫び申し上げます」と謝罪した。

ー 株式会社 壱番屋 経営理念 ー

 『ニコニコ』『ハキハキ』『キビキビ』

  《 vision 》
 
 事業基盤の更なる強化と新たな領域へのチャレンジ

     〔ウィキペディアより引用〕




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