リュウ君と偶然の再会

いつものようにフラニーを連れて、公園へ。
駐車場に着いて、車の中から公園を見ると、
見かけない可愛い犬がいる。
ゴールデンみたいな毛色をした、ふさふさのMIX。
フラニーに、「可愛いわんこがいるよ。」と声をかけ、車を降りたら、
その犬と、飼主の男性が近付いてきた。
すると・・・。

れ、もしかして?
違っていたらどうしようとも思ったが、思い切って声をかけた。
「リュウ君ですか?」
すると、飼主さんが「そうです。」と。

やっぱり、リュウ君だった!
Toshiさん(飼主さんね)の顔は忘れても、リュウ君の顔は忘れないのだ!!
と、Toshiさんにも言った。ごめんね、Toshiさん。

何年ぶりだろう。
グレースの誕生日の2日後に生まれたリュウ君。
現在13歳。
ネットで偶然知り合って、近くに住んでいることがわかり、公園で遊んだ。
繊細なリュウ君は、大雑把なグレースが苦手だったみたいだけど。
一緒にグレースの実家、ブラボーママのお家にも遊びに行ったっけ。
あの時は、Mダックスのブラボー軍団に追いかけられて、エライ目にあったね。

リュウ君が、元気そうで本当によかった!
グレースと同い年だもん。
グレースの分も長生きしてもらいたい。

丁度リュウ君が帰る所だったので、フラニーとは遊べなかったけど、
今度は、絶対らぴこさんと一緒に遊びに来てね!
フラニーは、毎日公園に行ってるんだから。


話は全く変わるが、公園にはしばしば若いカップルが出没する。
人目もはばからない、ベンチでの甘い抱擁。
それを見るにつけ、思わずクルエラが口にしてしまう言葉が・・・。
言った後、ひとりで笑ってしまうんだけど。
「欧米かっ?!」
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貧乏足の犬

今日、ふと気付いた。
フラニーの足の毛がない!

写真左が現在のフラニーの足。
右が2ヶ月前のフラニーの足である。

フラニーがクルエラの所に来てから、毎日せっせとブラッシングをした。
で、大量のアンダーコートが抜けた。
余裕で編みぐるみが出来る位。
但し、汚い色の編みぐるみね。

ブラシにほとんどアンダーコートが引っかからなくなり、
抜け毛も一段落したと思った頃。
床に、しばしばトップコートが束になって落ちるようになった。
前まではアンダーコートの固まりがフワフワと落ちていたのに・・・。
変な毛の抜け方をするなぁとは思っていたのだ。
が、暑い日が続いているから、アンダーコートが抜け終わって、
今度はトップコートも若干脱毛するのかな位に考えていた。
そして、恥ずかしながら、今日気付いたのだ。
フラニーの足のトップコートがないことに。

もしかして皮膚病?と思い、皮膚を調べてみたら、
皮膚が見えない位、短い毛が密生している。
毛が抜けたのではなく、毛が切れていたのである!

そう言えば、時々前歯でカチカチと足を噛んでいた。
それほど病的には感じなかったが、ストレスだったのだろうか?
それとも痒みを引き起こす要因が?
心配になったクルエラは、すぐに病院に。
獣医さんは、皮膚も綺麗だし脱毛ではないので、皮膚病ではないと言う。
ストレスになるような事があったかと聞かれたが、変わった事もないし・・・。
特にストレス要因もなさそうなので、精神安定剤を出すほどでもないから、
毛艶をよくしたりするサプリメントだけ処方してもらった。
発情期が終わっておっぱいが膨らみ、偽妊娠の状態なので、
その影響もあるのかもしれないと言う事だった。

ぐだぐだと書き並べたが、結果、今のフラニーは貧乏足なのである。
一応、モデル立ちはしてるけどね。
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やきもちを焼く犬

クルエラの家にやって来て、2ヶ月を経過したフラニー。
朝夕の散歩も、フラニーのかかせない大好きな習慣となり、
生活のリズムも安定して、
精神的にもだいぶ落ち着いてきたのだろう。
最近、尿漏れもめっきり減った。

クルエラは、ご存知の通り犬好きである。
自分の犬に限らず、犬と言う犬が可愛い。
なので、公園に散歩に行けば、うようよいる犬達皆を構いたくなるのである。
で、すぐにしゃがむ。
そして、犬のツボをナデナデしながら、甲高い声で話しかける。
「何て可愛いの!」
そう言われて得意満面になり、クルエラに身も心も許す犬達。
クルエラもそんな犬達が可愛くてたまらない。
が、そこに邪魔者が。
フラニーが、自分の体をスリスリと、クルエラにこすり付けて来るのである。
クルエラと犬とを遮断するように・・・。
時には、クルエラが構っていた犬に向かって、ワンと吠えたりする。
やきもちを焼いているのだ!

グレースは全くやきもちを焼かない犬だった。
大体、クルエラより他の人に撫でられるのが大好きな犬だったし。
やきもちを焼くのはクルエラの方だったわけで。

フラニーにやきもちを焼かれるのは、満更でもない。
こいつ~、自分に惚れやがって!と言う誇らしげな気持ち。
が、犬の場合、そう素直に捉えていいのかという疑念もあり。
もしかして、クルエラを食べ物やおもちゃと同じ、
自分の所有物と考えているのでは?

いずれにせよ、構っていた犬とやきもちを焼いた犬、
両方を満足させなければいけなくなったクルエラは、
両手にそれぞれの犬を抱き、「よ~しよし!」と呟きながら、
2頭の犬を撫で回すことになるのである。
まるで、ムツゴロウ先生のように・・・。
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ともちゃんとSindyちゃん

悲しいことってどうしてこう重なるんだろう。  

グレースのお散歩友達、ともちゃんが14日の朝天国へ旅立った。
享年16歳。
最後に会ったのが、フラニーの公園デビューの時。
若い女の子が大好きなともちゃんなのに、
フラニーには全く興味がなかったみたい。
その時は、まだまだ元気に見えたんだけど・・・。
そうこうしている内に、フラニーがヒートになり、
8月に入って公園再デビューしたのに、ともちゃんの姿が見えなくて、
心配していた矢先だった。
ともちゃん、もう一度会いたかったよ。 

写真は3年前のもの。
ともちゃんの後方に、ともちゃんのお姉ちゃんに甘えているグレースが。
ともちゃんは、マイペースで物静かで、ちょっと神経質で、
女の子みたいに可愛い顔をした、優しい犬だった。
天国でもグレースがうるさくしてると思うけど、許してね。  

そして、もうひとり優しいわんこが同じ14日にお星様になった。
ゴールデンのSindyちゃん。
まだ10歳前だったのに・・・。
草笛光子に似た美人さん。
クルエラの中では、若くて綺麗なお嬢さんのままだった。
天国でも人気者だろうな。
グレースとも仲良くしてね。

やっぱり、夏は嫌いかも。

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丸えさ

フラニーの顔の毛を切り逃げして行った2だが、
犬のごはんについて話している時、しばしば耳慣れない言葉を口にした。
「AKは、夜はお肉と野菜を煮てあげたのを食べてるの。
朝?朝は丸えさだけ。」
丸えさ?
何だ、「丸えさ」って?

聞けば、ドライのドッグフードの事だと言う。
そんな言い方聞いたことないし、せいぜい「カリカリ」って言う位だと教えたが、
「え~、普通言わない?丸えさって。」とあくまで持論を展開する2。
昔から変わった女だったが、相変わらずなのである。
そして、見た目も怖ろしいくらい変わらない。
能天気な奴は年を取らないって言うのは本当だな。

フラニーの顔は、段々見慣れて来た。
結構可愛いじゃん。
世界最大の犬アイリッシュ・ウルフハウンドに見える瞬間があるのが、
難点と言えば難点。
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フラニーの顔が変

昨日、1年ぶりに帰省した友達2(ツー)が、
フラニーを見たいと遊びに来てくれた。
ちなみに、2はクルエラを110(イト)と呼ぶ。

AKと言うフランス生まれのフォックステリアMIXと暮らす2は、大の犬好き。
フラニーの写真を見て、超可愛いと気に入ってくれていたのだ。
最初は2を警戒して吠えていたフラニーも、おやつをもらったりしている内に、
徐々に慣れて来た。
フラニーを肴に、犬談義に花が咲き、お酒も進む。
と、2がフラニーのボサボサ頭を見て、「あ~、切りたい!」と言い出した。
目にかかったぼさぼさの部分カットし、目がくりっと見えた方が可愛いのだと言う。
アルコールが入り、気が大きくなっていた110は、
「いいよ~。なら切ってよ。」と鋏を手渡した。
で、2はフラニーの前髪をジョキジョキと。
その内に、110が鋏を持ってジョキジョキと。
「やっぱり、ママだと安心して切らせてくれるのよね~。」と2。
2は耳のボサボサの部分もカットした方が、可愛い耳の形が際立つと言う。
で、耳の脇もジョキジョキと。
耳の内側も風通しがいいように、切った方がいいんだと。で、ジョキジョキ。
2は毛を切る度に、「ほ~ら、可愛い!」と言うのである。
が、110はふと気付いた。
毛を切る毎に、フラニーは2の愛犬AKに似て来るのだ!
本当は頬と後頭部も短くした方が可愛いと言う2の意見だったが、
時間切れとなり、そこは切らずに2は帰って行った。

夜が明けて酔いも醒め、冷静な目でフラニーを見る110。
これでよかったのだろうか・・・。
確かに目の周りはさっぱりして、視界は良好そうだが。
前髪、虎刈りだよな・・・。
こうなると、やっぱり後頭部と頬も切らないとバランス悪いかも。
切った方がいいか・・・。

が、なかなか勇気が出ず、夜になって決心した110。
決心がついたのは、やっぱりビールを飲み、気が大きくなっていたからかもしれない。
とうとう頬と後頭部をジョキジョキ。

あぅ!
そこには昨日のシュミレーションとは全く違うフラニーが!!
これじゃ、ますます貧乏犬だよ~。
テリアのようでテリアじゃない。
顔と体のバランスが悪い。
変な雑種。

なんだか、自分の髪を切るのに失敗して、嫌な気持ちになった若い頃と同じ気持ちだ。
ちょっと泣きたくなるような気持ち・・・。
最近は年のせいか、自分の美醜に関して鈍感になり、美容院で失敗しても、
どうせ髪は伸びるんだからと、こんな気持ちにはならなかったのだが・・・。

ま、いいか。
フラニーは全然気にしていないようだし。
元々フラニーは自分の美醜に関して全く関心がないのだ。
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テト坊が

天国へ旅立った。
享年11歳6ヶ月。

マー坊に愛され、それ以上にマー坊を愛した11年半。
テト坊にとって、生きることはマー坊と一緒にいることだったと思う。
マー坊が全ての犬だった。
だから、マー坊が病院に迎えに来てくれるのを待って、
自宅でマー坊に看取られて逝った。

今まで何度も生命の危機を乗り越えて蘇り、
不死身の男と呼ばれていたテト坊。
カッコイイ犬。
最後の最後までカッコよかったね。
カッコよ過ぎだよ。
天国でグレースに惚れられても知らないから。

テト坊がいないと寂しくなるな・・・。
マー坊の事、頼むよ。
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挙動不審な飼主

それは自分です。

フラニーと暮らすようになって、近所をだいぶ歩くようになった。
グレースの場合は、散歩と言えばボール遊びをすることだったので、
近所をただただ歩く散歩は、グレースが嫌がったのであるが、
フラニーはマーキング娘と言うこともあり、歩くのが大好きなのである。
で、近所にわりと大きな公園があるのを知り、
朝はそこに行くのがお決まりのコースになった。

今朝も、その公園へ。
朝早いせいか、誰もいない。
すると、公園脇の杉木立の天辺の方がざわざわとした。
何かいる!
フラニーと一緒に凝視したが、なかなか正体を現さない。
カラスか?
正体を確かめたくなったクルエラは、おもむろにカラスの鳴き真似を。
それも、可愛くカァカァではなく、舌を巻き込んで本格的に、何回も。

ふと視線を感じ振り返ると、そこにはゴールデンを連れた見覚えのある奥様が。
ひょえ~!マックだ!!
グレースの仲良しだった、ハンサムゴールデン君だったのである。

偶然の再会に驚き、マックが元気だったことが嬉しく、
そしてマックママにフラニーを迎えた事を喜んで頂き、
フラニーもマックに会えて大喜びで、オールOKだったのだが、
マックママの心の中に、クルエラに対する疑念が芽生えた事は確実であろう。
「もしかして変な人?」
はい。多少。
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ちょっとだけ噛まれた犬

長らくヒートにより、公園での散歩を自粛していたフラニーだが、
昨日めでたく公園再デビュー。
何より犬が好きなフラニーなので、沢山の犬に会うことの出来る公園は、
フラニーにとって地上の楽園なのである。
が、調子に乗りすぎたのかもしれない。
フラニーは、3頭でお散歩に来ているプードルちゃんの群れに近付き、
その群れのリーダーに叱られてしまった。
大丈夫だと思って近付けたクルエラが悪いんだけれど・・・。
噛まれていないかどうか確かめようと思っていたのに、
その後トビーと元気に遊んで、すっかり忘れてしまった。

で、家に戻りごはんを済ませ、ソファで寝ていたフラニーを撫でていて、
ふと思い出し確かめてみたら・・・。
あったよ、噛まれた跡が。
傷と言うほどではないが、血が滲んでいる。
痛かっただろうに。
グレースだって、ガウガウされたことはあるけれど、
フラニーに比べて毛がみっちりしていたせいか、一度も血を見たことはなかったのだ。
軽いショック。

だが、フラニーよ。
噛まれても、うんともすんとも言わないくせに、
ブラッシングの時に、クルエラにコームをあてがわれただけで、
きゃんきゃん泣き叫ぶのはおかしくないか?
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