シナモン-ぐるみ



シナモンちゃんは、穏やかで優しいお顔をした美人さん。
チャームポイントは、

黒目がちな真ん丸の目
尻尾の毛だけ立派

と、masumiさん。
確かに、なんて愛らしいつぶらな瞳をしているんでしょう♪

実はシナモンちゃん、以前制作させていただいたChaiちゃん&Latte君の妹分。
残念ながら、今はみんなお星さまになってしまいました。



大きさ   高さ13cm
毛の量   20g(Chai&Latte毛混紡、一部羊毛使用)
生年月日  不明~2018.11.23




シナモンちゃんの性格を教えていただきました。

大らか(よく言えば)
ジャイ子的なキャラで、お兄ちゃん的存在のラテぽんに対して、
自由かつ気ままに振る舞っていました・・・
が、実はとても頼りにしていて、甘えん坊さん。
存在そのものがとてもとても可愛い、ちょっとドンくさい子でした。

ジャイ子ですと?!
その優しいお顔の印象とは正反対なイメージですが、
それもこれも、ラテぽんがシナモンちゃんを思いっきり甘えさせて、
大きく包み込んでいたからでしょうね。
シナモンちゃん、良いお兄ちゃんがいてよかったね!



シナモンちゃんにはこんなエピソードが・・・

2015年1月、繁殖場崩壊の現場からレスキューされたシナモンを家族に迎えました。
前年11月に、頼りにしていた姉犬のChaiを亡くし、
淋しくてたまらなかったLatteを見て、妹分を探していて巡り会いました。
推定年齢は6~7才、フィラリア陽性でしたが、
とても大らか(と言うか、かなり大ざっぱ)で、
我が家に来た初日からヘソ天で寝られるようなシナモンに、
Latteも私もとても癒されました。

シナモンちゃんの写真からは、そんな辛い過去があったなんて
微塵も感じられません。
ずっと愛されて育ったわんこの顔をしています。
きっとmasumiさまご家族とラテぽんが、
過去を忘れてしまうくらい、沢山の愛情をかけたからですね。



家に来て9ヶ月後には転勤の為アメリカへ。
子供時代をやり直すかのように、自由に、いつも一生懸命に、
そしてチャーミングなキャラで生き抜いて、
2018年11月にアメリカで亡くなりました。

一緒にいられた時間は短かったかもしれませんが、
幸せをギュッと濃縮した時間を目一杯謳歌したシナモンちゃん。
いつだって、「最高に幸せ!」と言っているようです♪



シナモンぐるみ到着のメールを頂きました。

手にした瞬間に口からでたのは、「お帰りなさい」でした。
また心の奥にある、シナモンを失ったことの痛みが少し和らぎました。

そしてこんな嬉しい写真も・・・

現実では叶わないチャイラテシナモンぐるみの集合写真です!

きっと今はお空でみんな仲良く集合していますね。
そして、masumiさんご家族をみんなで見守ってくれていると思います。

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