@wanko-ami

あなたのwankoの抜け毛を紡いで編みぐるみをお作りします。

夜中に運ぶ犬

2007年09月28日 | 

今朝、寝ている足元で「ピスッ」と音がして目が覚めた。
音の原因は何かと思ったら、クルエラが「入れ歯」と呼んでいる、
ピンクの恐竜の形をした犬のオモチャだった。
クルエラが「入れ歯」を足で蹴り、鳴らしてしまったらしい。



実は、クルエラが毎日、朝起きて最初にする事は、自分のスリッパを探す事である。
夜ベッドの足元に脱いだスリッパが、朝はそこにないのだ。
ベッドの上にあったり、隣の部屋にあったり、玄関にあったりする。
もちろん犯人はフラニーだ。

スリッパだけじゃない。
朝、布団をめくってみると、そこには日替わりで、オモチャやぬいぐるみがゴロゴロと。
柔らかいオモチャならまだしも、ゴロッとしたテニスボールに足が触れて目覚めるのは、
あまり気分の良いものではない。
それらは全部、隣の部屋に置いてあるフラニーのおもちゃ箱から、
せっせと運んでいるわけで。
それも夜中に。

フラニーは、スリッパが大好きで、クルエラがトイレやお風呂から出て来ると、
必ず片方が無くなっている。
両方無くなっている時さえある。
これは飼い主の匂いがするものを傍に置いておきたいという、犬のいじらしさなのだろう。
夜中のスリッパ運びも、そう思えば何とか理解できる。

が、オモチャを運ぶ心理は何なのか?
確かにフラニーは、興奮するとオモチャを咥える癖はある。
だけど、夜中に一体何を興奮することがあるんだ?
霊でも?
怖っ!

さて、明日の朝は何がベッドの上に運ばれているのか・・・。
せめてスリッパオンリーでありますように・・・っと。


フラニーの入れ歯写真は、クルエラが無理矢理咥えさせたせいか、表情がイマイチだが、
公園で撮ったラブのルイ君の入れ歯はとってもナチュラル!

 

追記

チョイ汚いけど、「入れ歯」の正体はこれ。
あらためてよく見ると、ほんとにブサイクな恐竜。
歯の部分は、この恐竜の背びれなのだ!


フラニーにソックリ!

2007年09月17日 | 

と言ってもクルエラじゃないけど。

wanko-amiのHPのトップに、「いつでも里親募集中」
http://www.satoya-boshu.net/をリンクしている。
里親募集中の犬や猫の写真が出るようになっていて、
ツールバーの更新ボタンをクリックすると、
カウンターは回らずに、募集中の子達の写真が変わるので、
ついつい更新ボタンをクリックしてしまうクルエラ。
今朝も何気なく写真を見ていたら、そこにフラニーがっ!
まさかクルエラが無意識の内に、フラニーの里親募集をしたわけでもあるまいし、
その子はフラニーに似ている犬なのであって、詳しい情報を求めてページを開くと、
そこにはフラニーそっくりの犬の写真が何枚もあった。
いつこんな写真を撮ったんだっけ?と言うような・・・。
保健所から引き取られた過去も、フラニーと同じだ。
(さっき見てみたら、もうそのページは削除されていた。
どうやら、里親さんの希望があって、募集は終了したらしい。よかったね♪)

その子の名前はTinaちゃん。
預かり日記http://blog.livedoor.jp/ms_melody/があったので、
早速覗いてみると、本当にフラニーに良く似ている。
足先や胸の白い毛の入り方や、ボサボサ具合・・・。
フラニーの方が、全体的に白っぽいかなと言う程度。
人間には、この世に自分に似ている人が3人いると言うけれど、犬にもいるんだろうか?
犬にはもっといそうだな。
ともかくTinaちゃんがその内のひとりなのは間違いない。

Tinaちゃんは預かりのママさんに、
ボノボやチューバッカと言うあだ名を付けられたようだ。
フラニーはクルエラに、日本猿に似ていると言われていたが、
これからはTinaちゃんに倣って、ボノボに昇格させようと思う。

Tinaちゃんは、きっと幸せになれるはず。
だって、フラニーとソックリだもの。
幸せになれないわけがない!

写真は今日のフラニー。
カメラを持って前に立つクルエラを避けるように、他の犬の様子を伺っている。
やっぱり日本猿っぽい。
この写真を見ていたら、Tinaちゃんに似ているというのが
申し訳ないような気になって来た。


犬にも気を遣う

2007年09月15日 | 
公園に行ったら、3年ぶりにイエローラブのらぶたに会った!
らぶたのお姉ちゃんは、全然変わっていなかったけれど、
らぶたはあからさまに太っていた。
聞けば体重40Kg位らしい。
3年前に会った時より、たぶん10Kg近く太ったんだと思う。

らぶたのお姉ちゃんは海外に行っていたらしく、2年間らぶたと会っていなかったのだと。
その間、ご両親が世話をしていて、運動量が十分ではなかったらしい。
久しぶりに会ったら、これが自分の犬かとビックリしたそうだ。

どんなに太っても、らぶたはらぶただ。
相変わらずの能天気で、可愛いったらありゃしない。
クルエラの事をちゃんと覚えていて、クルエラにジャーンプ!
相変わらず危険極まりない。
あの頃はグレースと一緒に、全速力でボールを追いかけていたっけ。
懐かしいね・・・。

久しぶりにらぶたに会った公園の仲間達は、皆一様にらぶたに同じ言葉をかけた。
「らぶた、大きくなったね!」と。

らぶたは現在7歳だと言う。
と言うことは、3年前は4歳だったのだから、その頃には十分に成長し切っていたわけで、
3年前から骨格が変わるわけでもなく、大きくなったと言う表現は間違いであり・・・。

そりゃ、3年ぶりに会った人に、「太りましたね。」とは言えない。
だけど、犬なんだから、言ってもいいような気もするし・・・。
それなのに言わない公園の仲間達は、とても気を遣う優しい人達なのである。
犬にと言うより、犬の飼い主に気を遣っているわけで。

クルエラは、「らぶた、デカイんですけど。」と曖昧な表現で誤魔化しました。

フラニーの親衛隊

2007年09月09日 | 

フラニーには、親衛隊がいる。
人間じゃなくて犬だけど。
それも、♂犬じゃなくて♀犬だけど。
その上、たったふたりだけど。

親衛隊のメンバーは、Mダックスのりんちゃんと、コーギーのはるちゃん。
りんちゃんはフラニーと同じ位の年で、もう少しで2歳。
はるちゃんは丁度1歳の、ふたりとも若さ溢れる親衛隊だ。

りんちゃんはフラニーとじゃれ合うのが大好き。
フラニーに全速力で追い掛け回され、押し倒されても、
懲りずに何度もフラニーに遊びを誘いかける。
今日は、りんちゃんの迫力に気おされ、フラニーがよろめく場面も。



はるちゃんは、フラニーがボールを追いかけると、
必ずワンワン言いながら後から付いて来る。
クルエラにボールで遊んでもらうのも大好きだしね。

そんなふたりが、フラニーを妙に慕っているらしいと言う事は、何となく気付いていた。
フラニーが他のわんこを追いかけて遊んでいると、
必ずふたりも一緒になって、ワンワン吠えながら走っていたから。
まるでフラニーのサポートをするように。
その様子を見て、クルエラは「暴走族だ~!」と喜んでいたのだけど。

それが今日、ある出来事でふたりのスタンスが明確に。

ちょっと臆病なボステリの男の子に接触を図ったフラニー。
だが、フラニーの動きの速さにびびったボステリ君が、フラニーにガウガウ攻撃を・・・。
すると、なぜか駆けつけたりんちゃんが、激しくボステリ君に抗議。
フラニーはクルエラの傍でニコニコしているのに、フラニーを守ろうと必死なのである。
「フラニーは大きいから、りんちゃんが守ってくれなくても大丈夫だよ。」と言っても、
なかなか怒りは収まらない様子で、しばらくワンワン吠えていた。

今度は帰り際、初めて会ったビーグルの女の子に接触を図ったフラニー。
ボステリがビーグルに、りんちゃんがはるちゃんに変わっただけで、
まるで同じ事の繰り返し事がっ!
はるちゃんもフラニーを守ろうと必死なのである。

変だね、フラニー。
お前に、ふたりからこんなに慕われるほどの犬格が備わっているとは、とても思えない。
ま、結局はお前の飼い主が、慕われているんだろうよ。
わはは。

あ、忘れていた!
フラニーの最強の親衛隊長の事を!!
トビーがフラニーの傍にいる時は、りんちゃんもはるちゃんも、
もちろん他のわんこも、誰ひとりとして寄って来ない。
ありがた迷惑な親衛隊長ではある。


Your dog is very cute! (But ・・・)

2007年09月02日 | 
10日ほど前から、公園に外国人の男性と日本人女性のカップルが、
大きなシェパードを連れて散歩に来るようになった。
シェパードの名前は「マキシマス」。
映画「グラディエーター」からとった名前だそうな。
イギリス帰りのシェパードで、体重は40kg!
ド迫力である。

フラニーはどんな犬でも興味を持って近付く、なかなか社交上手な犬だと思う。
が、ついこないだまでは、大きな犬が苦手だった。
自分から近付いて行くくせに、大型犬がちょっかいを出すと、
キャンキャンと大袈裟に騒ぐ。
マキシマスと同じ位の大きさのAマラミュートに匂いを嗅がれた時は、
仰向けになってオシッコを漏らした位だ。
情けなかったよ、あの時は・・・。

フラニーがそんな屈辱的な姿を晒したのはほんの数ヶ月前なのに、
なぜかマキシマスには、初対面の時も堂々と振舞ったフラニー。
他のわんこ達が、怖くてワンワンと吠えていたのに、
フラニーだけは、何のことなくマキシマスの匂いを嗅ぎ、傍で寛いでいた。
大人になったものよのう。

今日も威風堂々と現れたマキシマス。
ためらいもなく近付くフラニー。
外人さんのパパは、いつもフラニーを見て、「Cute!」を連発する。
外人から見てもやっぱり可愛いんだな、フラニーは♪と嬉々とするクルエラ。
一昨日と同じパターンである。

と、「Cute!」の連発の後、マキシマスのパパはクルエラに質問をした。
「ブラッシングはどれ位しているのか?」
もちろん、マキシマスのママが通訳しているわけで。
「Everyday!」と胸を張って答えるクルエラ。
「毎日は皮膚を傷めるから、週に3回でいい。
ブラシは最初粗い目を使って、次に細いピンのタイプで・・・。
ティースプーン一杯の肝油を与えると、マキシマスのようにツヤツヤになるよ。」
何やら、一生懸命アドバイスをしてくれるのである。
「shine」と言う単語は、クルエラにもハッキリと聞き取れた。

そりゃ、フラニーはボサボサだ。
散歩をしていると、小学生に必ずすれ違いざま、「ボサボサ」と言われる。
毛艶も決してツヤツヤではない。
でもね、これは手入れの良い悪いではなく、毛質の問題だと思うのよ。
きっと・・・。
たぶん・・・。

「Your dog is very cute! (But ・・・)」

マキシマスのパパったら、フラニーを可愛いと言いつつも、
フラニーのボサボサを妙に気にしていたんだと思ったら、ものすごく可笑しくて、
パパの心の中のBut以降の単語に思いを巡らす。
英語でボサボサって?