@wanko-ami

あなたのwankoの抜け毛を紡いで編みぐるみをお作りします。

弱虫フラニー

2007年05月10日 | 
今日、獣医さんにフィラリアの薬を貰いに行った。
尻尾フリフリで病院に入ったまではいいが、
薬を貰う前の血液検査で一騒動。
「フラニーちゃんから見えないように、後足から採血しますね。」
と獣医さん。
看護士さんと一緒に押さえていたのに、
針がチクッと刺さった瞬間、キャンキャンと鳴いて大暴れ。
1回目失敗。
「大丈夫だから。」と皆でなだめすかして、もう一度後足から採血しようとすると、
またしてもキャンキャン・・・。
「まだ針が刺さってないよ~。」と苦笑いする獣医さん。
また暴れて失敗した。
獣医さんが注射器を交換して来て、今度は前足から採血する事に。
大騒ぎしながらも、何とか採血できた。

そう言えば、こないだ狂犬病の注射を公園で受けた時も、
キャンキャン言ってたっけな。
狂犬病の注射なんて一瞬なのに・・・。

ともかく大袈裟すぎるのだ、フラニーは。
朝の散歩でもこんな事があった。
いつも庭に何匹も猫がいるお宅の前で、フェンス越しに猫の様子を窺っていたフラニー。
すると強気な1匹の猫がフェンスに向かって来て、フラニーを威嚇した。
びびって大きく後退するフラニー。
猫がフェンスからちょっと手を出しただけで、キャン!と鳴いた。
実際に引っ掻かれたわけでもないのに。
大体フラニーはフェンスから1mも離れていたのだ。
ほんとに弱虫だわい。

こんな調子では、これから先が思いやられる。
注射ごときで大騒ぎされたのでは、もしも病気や怪我で辛い治療が必要になった時、
一体どうなるんだろう・・・。
フラニーを病気にさせるわけにはいかない。

獣医さんに、家に戻ったら剥がしていいと言われた、前足と後足に貼られた絆創膏。
当然のごとく、剥がす時にもキャンと鳴いた。

フラニー川に行く

2007年05月05日 | 

AAの川遊びの写真と、まるで夏のような日差しに触発され、
思い立ってフラニーを近くの川に連れて行ってみた。
水遊びをさせるのは初めて。
フラニーが泳げるかどうか、無性に確認したくなったのである。

GW中だし、キャンプをしている人が沢山いたら、引き返そうと思っていたのだが、
川の端っこの方で魚釣りをしている男性ひとりだけで、あとは誰もいない。
こりゃラッキー!と早速リードを外されたフラニー。
河原をくんくんと嗅ぎ回るが、川に入ろうとはしない。

やっぱり水が怖いんだな~と思いつつ、
クルエラは丸く平べったい小石を拾うと、川の水面を狙って投げた。
ちょっと青春ぽい感じで。
すると、2回ほど水面を跳ねた小石に向かって、フラニーがジャブジャブと川に突入!
何だ、案外やるじゃないかフラニー!!
もしかして泳げるわけね♪

と思ったのは束の間。

ジャブジャブと入ったのはいいが、お腹が水に入ったあたりで急ブレーキ。
その場に張り付いたように動かなくなったのである。
足は着いている。川の流れは緩いし、岸まで10mほどしかない。
それなのに、いくら呼んでも、頑張れと言っても、おやつで釣っても、ボールで釣っても、
フラニーはそこから一歩も動こうとしないのである。
その姿は、まるで腰湯に浸かっているよう。
あ゛~、やっぱりフラニーは水が苦手なのだ!



時間にしたら1~2分だったのだろうか。
フラニーが、「ヒ~ン!」と一声鳴いたのを聞き、さすがに焦りを覚えたクルエラ。
仕方なく、裸足になってGパンをまくり上げ、フラニーを救出する為、川に突入。
「何で?何でよ?」とぶつくさ言いながら、
フラニーの首輪にリードを装着し、岸へと導いた。
たった数歩の距離なのに、なぜひとりで歩けない?
その後も、浅瀬には足を踏み入れても、ちょっと深くなると慌てて岸に戻るフラニー。
へタレである。

救出後のフラニー。
濡れた足が異常に細いが、背中は濡れていない。



そんなへタレなフラニーだが、小さな鳥を見ると犬が変わる。
河原にいたセキレイを追いかけて、河原を全速力で縦横無尽に追いかけるフラニー。
その野性味を、なぜ水の中で発揮出来ないのだ?
結局、川に来てした事といえば、泳ぐ事ではなく、鳥を追いかける事だったわけで。
結論として、フラニーは泳げないのである。

水に浸かるフラニーの写真を見ていたら、「おしん」の名シーンを思い出した。
口減らしの為に、冬の川に浸かるおしんのお母さん。
お前は泉ピン子か?!