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P/Cから入れない特許(報奨金申請)

2019-11-27 18:46:14 | オレが経験したおもしろ話
俺が経験した おもしろ話-5

P/Cから入れない特許(報奨金申請)

AW7(カーボン製ツインチューブ)で、ヘッドパイプとスイングアームピボット左右の矩形パイプで接続する、ツインチューブ
を考え、軽量フレームを開発するため、カーボンコンポジットに適合した製作し易い形状を提案しました。
左右のフレーム形状は、ヘッドパイプの断面とほぼ同長方形(矩形)とし、各接合部との接触面積を大き
くとり強度、剛性、加工性を考慮し、簡単な矩形となりました。このプロト車は鈴鹿をはしってます。
実戦的には矩形パイプはAℓ材の押し出し材に置換され日の字、目の字等、剛性、操安等により
チョイスされ、製作し易いツインチューブへと普及したいった。
後日、AW7で提案したツインチューブの出願を 生産台数-報奨金 を申請する為に、特許Grが作成
したP/Cモデルに打ち込みました、誤記ですでフリーズ、誤記ですでフリーズ でも未完成でも提出して
おきました。一語でも間違っていると受け付けないのですかね、特許Grから無しの礫(つぶて)
です。正しくは誤記入です修正し再提出下さいでしょうね、
報奨金はたぶん、一台当たり2円×生産台数=で 百万円以上になるでしょう、開発時、玉出し会
(特許審査会)があり、特許を出せ出せですが(出願したらこの特許はHONDAの財産になります)
見返りが無ければ、もう止しですよね、それからは特許Grからの通達は私はすべて廃棄しました
 への字スイングアームのYAMAHAの特許って知ってますか、昔Yからスイングアームの何かの出願図に
へたくそな、への字にまがっているとみえる図がありました。すると、この何かの出願日時に
さかのぼり、このヘの字は2サイクルの高性能な太いチャンバーを通す為に曲げたのですと再申請して
きました。そうなんです、過去の出願日時に遡って(先祖返りです)出願内容を修正できるのです。
YAMAHAの2ストTZR500ccのレーサーには太いチャンバー、大きくへの字に曲がったスイング
アームは正式に使用できるが、他社は特許に抵触します、ですからNSR250Rはへの字スイングアーム
が使用できなくなり、片持ちに変わりましたね。特許は大切なんです。機種の形を変更させられてし
まうのです。
定年前、別の特許で報奨金を申請してくださいと、特許の若い子が来ましてね、P/Cに打ち込んでいるとやはり
誤記でフリーズ、進まないのです、すると若い子は、このカ所は難しんです、○○と記入して下さい
次も……うん難しいのです、後は、お聞きした事を私が打ち込んでおきますだって。
退職後、知人がHGAの偉いさんになっていたので、ツインチューブの特許がねと話したら、返答は
当時の書類申請にHONDAの誤りは有りません。貴方が申請した記録はありません。ですから
貴方が言うような不備はありません、ですって。そうでなくって平松さんはAW7でツインチューブの
出願してましたね、と、ここから調べるべきでしょうね。HRCのブログにもカーボンのツインチューブと、
書いてありますし、特許庁にも記録は大切に残っておりますし、
への字のように、適正に表現は変更できます。技術屋の一つの証明は出願特許の数だとも思っ
ております。社員の考えた特許は契約上、会社の所有になりますが、釣った魚には餌は与えない
じゃ、次の大きな魚は釣れないですよね。HGAの若い技術者から、たくさん特許出てるのかな?
えっ、もう死んじゃった魚は餌は食わないですかね。

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