楽園の泉

自転車とかカメラとかのブログ、たまにねこ。

鯖街道を逝く(2日目)

2014-12-12 | 自転車
鯖街道、最も西寄りのコースは周山街道を使うコース、最短は小浜から山を抜けて貴船・鞍馬を通る「針畑越え」コース、そして今回使った若狭街道の、大きく分けると3コースになります。若狭街道には「熊川宿」「朽木宿」があり、水坂峠、檜峠、花折峠、途中越の4つの峠道を越える、オンロード・パスハンティングが楽しめるルートでもあります。

なお、日記挿入の地図は、国土地理院のものです。

国道303号を東進し、最初に着くのが

熊川宿。

平日の午前中なので、人影も無し。

熊川宿を出て暫く行くと水坂峠があります。

といっても国道はトンネルでバイパスしてます。勿論旧道を走りました。


水坂峠を抜けて、保坂の集落を臨む。

国道367号に入り程なく走ると、檜峠を通過します。

ただ、峠であることを示す看板は一切無し、気がつくと豪快な下りに入ってしまい写真無し。

朽木の集落に入る前の、杉木立で。


朽木集落の入口に、鯖街道のモニュメントです。


ここの道の駅で昼食を取り、残る2つの峠を目指します。

同じ風景と同じような上り下りが続き、いい加減嫌気がさした頃に葛川坂下町にあるトンネル群に到着。

蛇行する安曇川に対しトンネルは豪快に突っ切りますが、ここも川に沿った旧道に挑みます。

先日の雪/雨のおかげか、旧道はこんな感じ。

ランドナーだから走れたものの、細身のタイヤならネタにしかならんw、おまけに瞬間的に顔を出す急坂のおかげで奥の手を使いながら、なんとかクリアすると、すぐに花折峠となります。

その花折峠、この夏の台風のお陰で土砂崩れの復旧作業中、「通れない事もありませんけど…」との誘導員の話に、今回はスッパリ諦めました。理由はふたつ。無理して怪我しちゃった後に責任が取れない事(勤務に支障をきたすこと)と、仮に通れたとしても、続く途中越で同様に手間取った場合、宿への到着が遅くなること。

で、とりあえず花折トンネルの扁額と、


花折峠への案内看板を撮ってお茶を濁しました。



京都側の入口は石畳になっていて、たとえ峠を通過できてもここでかなり手間取る事が予想できました。

伊香立途中町下る豪快なヘアピンカーブ(4コ)でヒャッハしたあと、その途中町の集落でちょっと素敵な物件。

郵便局改装の民家です。つい先日まで住んでたような風情(入口のカエルの陶器など)がありますが、窓から庭木が入り込んでいる有様。(涙


途中越までの道も、旧道は川沿いに、国道はトンネルと橋で谷間を貫いて行きます。で、その途中越は国道367号によって拡幅されてしまい、切通の部分にその面影が見えるかどうか。


「途中越」の表示の代わりに『京都府』の看板。

ここを過ぎればあとは大原までひたすら下りです。左側にゴルフ場が見える手前に、鯖街道の旧道「敦賀街道」が残ってます。


そこを通ると鯖街道の標識、『旧』と書いてるけど、だから本当の鯖街道。

脚がつったりサドル痛を起こす事無く、なんとか70kmを走りきる事ができました。あとは出町柳にある鯖街道のモニュメントで記念撮影です。

ご褒美的な、大原の風景。


と selfie


2 コメント

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Yanoさま; (さくらなみき)
2014-12-17 13:54:05
近代的なバイクに比べて独特なゆったり感があるのので、ランドナーはお気に入りです。

>一緒に走りましょう!
…鈍行みたいな走りですが、よろしかったらお願いします。
m(_ _)m
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やっぱりランドナーはいいですね。 (YMCC Yano)
2014-12-14 20:53:30
ランドナーの後ろ姿は、やっぱりいいですね。

今度是非、一緒に走りましょう!
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