ハーレー トライグライダーのツーリングブログ

ロードグライド10年乗って来ましたが、2023年トライグライドに乗り換えです。引き続きよろしくお願いします。

川湯温泉ツーリング 2日目

2019年12月30日 | 旅行

こうなることは割り切っての1泊ツーリングでありますが、夜のうちに通り過ぎてくれれば…なんて低確率な期待もかなわず
朝から本降りの雨。 ちなみにここ数日で今日のみが雨。なんでこの日を選んだかなぁ。

シンプルなホテルの朝バイキングで腹をいっぱいにし、温泉に入って、チェックアウトキリキリまで待っての出発。

屋根付きに駐輪させてもらったので濡れたバイクに荷物を積まなくてすみます。

特に寄る場所はなく、帰るのみにします。

とは言ったもののランチに紀伊長島のマンボウの道の駅へ。


10年ほど前に来たときはマンボウ マンボウしてた記憶がありますが、あらためて来てみると ちょっと普通っぽく感じます。
ただ他にはないマンボウが食べれるので親子で初トライ。

少し弾力のある白身魚って感じでした。

 

雨は止む気配はなく、濡れて脱いだグローブを再びはめて、カッパも内側までじわじわと湿り気を帯びてきて・・・
あと170km 気合い入れて走ります。

幸いなのはこの時期にしては気温が高かったこと。 寒いですが凍えはしませんでした。


恒例? マンボウ食べて1時間しかたってないのに息子は、休憩の安濃SAでラーメン。 さらに伊勢うどんをお替り。病気になるぞ!は聞く耳持たないみたいです。

私はこれ

この休憩中に雨は止み、湿ったアウターに体温を奪われながらも無事帰宅。


これで2019年走り納めです。 

 

 

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川湯温泉ツーリング 初日

2019年12月29日 | 旅行

2019年走り納めは、泊りの和歌山県 川湯温泉ツーリング

日の出前、息子を乗せて出発です。

気温は0℃、ようやく真冬の朝です。下着入れて5枚の重ね着とマフラー+カイロで高速を飛ばします。


いつもバイクでにぎやかな御在所SA。バイクは1台のみです。

今日は帰省ラッシュのピークだとか。でも新名神のおかげか かつての慢性渋滞区間はその影も形もなくスイスイと走れます。

 

川湯温泉まで高速を使って走ると、これまで何度も走った道を行くことになります。で 何か新しい場所はないかと考えると
そういえば超1級の名所に行ってないではないか・・・
いろんなところに点在してるのでつい行かなかったんですが、今回は行こうと決めました 熊野古道へ。

その中でも最も有名な古道の1つ馬越峠を通る道を選びました。
ネットでは尾鷲の手前の道の駅海山に駐車して600m歩いて入口と言ってましたが、道の駅で聞くと狭いけど入口に駐車場があるとか。
9時半時点では余裕で止めれました。

さあ熊野古道ハイキング 始まります。 この時マフラーのみバイクに置いて行ったことが後悔のネタになるとは…

難易度はそんなに高くないそうですが、石畳がどんどん急勾配になっていきます。
私には高難易度でした。あげる足がツライ・・・

5枚の服を1枚1枚脱いでいき、カメラバッグに詰めたり腰に巻いたり。バイクに置いてくればよかったと後悔してもすでに遅く汗だく上っていきます。

50分ほど歩いて馬越峠着

疲れたーと休んでる間もなく、絶景狙い。 


便石山が絶景場所としてはそそる場所ですが、片道2400m 更に かなり勾配きついとの案内にあきらめ天狗倉山へ。こちらも勾配きついとの案内ありですが600mなので頑張って登ります。

ホントにきつい上り坂でした。

汗だくで頂上へ
なんとそこには巨岩が鎮座。なぜこんなところに?感満載。この巨岩周りは道らしい道はなく岩場を登っていきます。

最後は はしごで岩の上へ


はぁはぁ ゼイゼイ 太ももパンパンで来た甲斐ありの絶!!! 天気も良く尾鷲市を見下ろす素晴らしい眺め

風も心地よくいつまでもいたい気分です。

体力も回復したところで来た道を引き返します。
帰りは急勾配を下るので、私の重い体重がもろに膝にかかり、往復で4時間かかったハイキングの終わるには、まさにこれが膝が笑うか~を実感。 

足に力が入らなくて立ちごけしないか心配のなか どうにか尾鷲市に入りランチ。

 

鬼ヶ城も獅子岩も千枚田もすべてスルーし、川湯に向かいます。
露店のみかんには手を出してしまいました。

でかい案内に従い川湯温泉へ。


まずはホテルから7分歩いて千人風呂へ。これに入るために川湯にしたので真っ先に来ました。


地面から温泉が湧き出るため座ると熱いです。
硫黄とちょっと鉄のにおいのする湯にゆっくり浸かって癒します。

地味目な感じですが晩飯バイキングで息子ともども腹いっぱいの 本日の締めくくりでした。

明日は雨予報。 270kmの道のりを冬の雨に打たれて帰るのか?
 

 


  

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バイク乗りのブーツ制作

2019年12月21日 | レザークラフト

今回はブーツ製作記です。

 

革ベスト、革ジャン、Gジャンと独学で作ってきましたが、今回は、名古屋にあるアサオカ工房さんの靴作り教室で手ほどきを受けながらの制作です。

デザインは市販品を参考にさせてもらってます。


まずは型紙。自分で型紙を起こす授業もありますが、こちらは先生に作っていただきます。

靴制作はまず仮靴なる物を作ります。フィット感やデザイン、型紙構成、更には本番前練習目的です。
革材やソールがないなど違いはありますが、これが仮靴(↓)。左足のみで、延べ10時間で完成。

仮靴制作過程は、本番とほぼ同じなので省きます。

仮靴制作過程でNG発覚。ひもを通す部分を分割することに。

型紙修正したところで いよいよ本番。

メインの革は、3月のツーリングの時 大阪Pheonixで購入したクロムエクセル。オイルたっぷりのでヘビーな革です。
型紙を銀ペンで表面に写してカット。

イナー(内張り)は馬革。こちらも型紙写してカット。


カット完了!

縫い合わせの準備。合わせ部を漉きます。(薄くします) 

コバ(革のエッジ部)を磨いて、接着部を荒らします。

ミシン縫いします。見える部分の縫いはよたると見栄えに大きく影響するので慎重にやらないといけません。ケガキ線を入れたりして極力よたりを防止します。


靴の後方(かかと~足首)は端末であわせて縫って裏からたたいて開きます

開いた接合部に伸び止めテープを付けます

端末にも伸び止めテープ

アウター、インナー縫製完了

そしてアウター、インナー合体

はみ出たインナーの端末をカット

ひもを通す部分にハトメを付けて、ベロを縫って縫製完了です。

 

中底を切り出します。厚さ5mmのぶ厚い牛革です。カッターで切るのに一苦労。指が痛くなります。

表面(足が当たる側)を荒らして、水を付けて軽く成形し、型に固定します。

そしてはみ出た部分を革包丁でカットして形を整えます。

一旦外して、中底の裏側を加工します。縫うための溝を掘ります。

プロがやると、切り屑にならずに一周の輪になるそうです。

こんな加工だけでも2時間かかって やっと型にセット完了。3か所釘で固定します。

かかと部に芯材を貼り付けます。

ここまで来て、やっとつり込み開始です。靴作りっぽくなってきました。 
まずは底部5点とかかとを1箇所釘で止めて位置決めをします。


中心がずれると見栄えを損なうので慎重に進めます。当然左右対称も気にしないといけません。

位置が決まったら かかと側から釣込んでいきます。釘(タックス)で革を型に固定していきます。

革を引っ張っては、ハンマーで形を整えては形を整えます。
強度上 釣る部分の革は薄くできず 厚い(2.2mm)ままなので 釣り込みは結構大変。力が入ります。

かかとを釣ったら。次はつま先。

こちらはインナーのみを釣って形を出した後、表の革をめくって芯を入れます。

つま先の芯が入ったら革を戻し釣込みます。

釘で全周固定。ブーツの形になりました!!!  

でもまだまだこれからが長い道のりです。つり込み(縫い)準備です。溝に沿って余分な革をカット

 

次の工程。縫い用の紐作りに入ります。
これがまた手間のかかる工程。3mほどの麻糸に松やにを塗り込みます。摩擦で溶かしながら浸透させます。

9本からなる麻糸の両端部を1本ずつにほどいて 先端を捩って切って、極細にしてから束ねなおします。

 

極細の先端を釣り糸に括り付け、再度松やにを塗って、ワックスを付け、縫い糸完成です。こんな糸でも2時間はかかってしまう、手のかかる工程です。 

プロは片足分2時間半くらいでやるという、ウェルトの縫い付け。さて私は何時間かかってやるのでしょう? 

スタート。
中底の裏面に付けた溝から、アウターの革、そしてウェルトに向けて湾曲したキリで穴をあけ、縫い糸両端の釣り糸を両側からそれぞれ通しては引っ張り締め込んでいきます。縫うといっても針は使いません。


それの繰り返し。縫いピッチバラバラ・・・うまくできません。でもこの縫いは見えなくなるのでそのままです。


革を固定した釘を抜いては、繰り返し

まだまだ繰り返し。引っ張り方をミスると先端に固定した釣り糸がはずれ、
松やにを溶かして9本にバラシ捩じ切って極細にして、釣り糸に固定して、松やに塗ってワックス付けて・・・に戻ります。大幅なタイムロスになります(泣)

縫い糸準備を含め12時間かけて、やーーーーっとウェルト付け完了。

当然のことながら靴は左右2個。 また長い旅の始まりです。

とはいっても反対側の足は、釣り糸を外さないコツをつかんだので5時間で完了。 やっと1足分です。


ウェルト裏面のエッジと内側にはみ出た革をカットし、


ハンマーでたたいて、


そしてこくり棒でウェルトを平らに強制します。

縫うために付けた中底の段差部に薄い革を貼り付けます。通常は段差付けの時カットした革を元に戻すんですが、バラバラになってしまっているので別革を接着です。

シャンク(板ばね)を付けて、


コルクシートで蓋をします。前半分はコルクを2重にしてます。

ソールとの間に中間層の厚手の革を接着します。

革包丁で外周を揃えます。

またまた長旅の始まり。糸作り。 すくい縫いと同じく麻糸に松やに塗って、ほぐして、釣り糸と結んで、ワックス付けてと、縫い糸作りに時間をかけます。

ウェルトを上から縫っていきます。


この縫いが外周のステッチになります。


穴がストレートな分、すくい縫いより早く進みます。 

それでも左右で6時間かかって縫い完了。

クロムエクセルは傷つきやすい革なので、これまでの悪戦苦闘の跡が目立ってきます。
(でも後に油分が染み出て目立たなくなりますが)

 

いよいよソール付け。完成までもうすぐ!

ソールは、ブランド品を用意。定番中の定番、ビブラムソール。

底面の縫い糸を平らにし、ソール接着の下地作り。


両面に接着剤を塗ってしばらく乾かします。

乾かす待ち時間に、かかと敷きにスポンジを貼っておきます。


接着剤が乾いたら、ヒーターで温めて合体。

はみ出たソールをカット&削りで形を整えます。気を抜くとウェルト幅が小さくなってしまうので注意です。

かかとを同じ接着剤で貼り付け。

裏面から釘固定です。


かかと固定後、形を整えたらトコノールとコテで磨きます。着色はせず、ナチュラルな素材色のままでいきます。

いよいよ脱型 

待ちに待ったその時が来ました。

完成・・・といきたいところですが まだもう少し


かかとを中から釘固定です


上からクッションを貼り付けてフィニッシュ!

 

紐を着けて完成!!!

 

3月に始めて12月までかかりました。
1回あたり2時間半の靴教室を28回で完成なので制作時間実に70時間!
プロになるつもりはないですが、商売だとすると全然生産性悪いですね。

 

でも我ながらよくできたと思います。 履くのがちょっともったいないです。

しばらく飾っとくかな?

 

 

長文おつきあいありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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今日はひとり

2019年12月15日 | 日記

暖冬の為まだまだツーリング日和が続きますが、娘も息子も寒いから嫌と、今日はひとりでお出かけです。

浜松餃子が食べたくなって、昼過ぎ出発。


去年娘と行って定休日で残念な思いをした 浜松駅近くのむつぎく。 


今日は日曜日。 休みはあり得ない・・・で行ったんですが2時前にしてオーダーストップ。列に並ぶことすらできませんでした。


こどもと来てたら別の店へ だったかもしれませんが一人なので心折れて、どこにも行かず、餃子をあきらめます。

次にネットで見て気になったお店へ。

しかし4年使った私のナビの電話番号検索で その店にたどり着けず、こっちもやられたか~
ネットで地図を確認すると違う場所。引っ越ししてたみたいです。

最初に案内された場所に近づくにつれでしたが、なんとなく来たことある感が・・・ 2015年に来てたみたいです。
チーズケーキが有名な”まるたや”。その本店へ。

店は移動していましたが、着いたらやはり同じ店だったと思い出し、当時気になって買ったものと違うケーキを土産にしました。 
ケーキをバイクで買って家に帰ってみてみると シェイクされ、あとかたもなくなってた・・・なんて前科があるだけに
ちょっと不安ではありましたが。

帰りは高速ではなく した道で。 した道とはいっても浜松~豊橋まで さらには蒲郡まではバイパスが続いているのでスイスイっと帰れます。

遠く伊良湖まで続く海岸線。相変わらず浜名バスはいい眺めです。


帰って箱を開ける土産のチーズフォンデュケーキ。無事でした。

 

帰ってやっぱり餃子をあきらめきれず、家族で新安城駅にある石松餃子に行きました。

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