なかなかマメに更新できない性格・・・・
最近観た映画は、
「幸せなひとりぼっち」と「ムーンライト」 です。
どちらも満足出来ました。
どちらも共通してるのは、1人の男の人生を描いてる。
こういうヒューマンドラマは好きなんです。
「幸せなひとりぼっち」は時々クスっと笑える反面、ホロリとする要素も大きく
とてもバランスがいい。
疲れてる時に観てもいいのかも。
若い頃の夫婦のエピソードがとても良いので泣かされる。
こんな夫婦、理想だなぁ・・・・
死別して取り残された爺さんの話だけど、残されるのは辛いやね
実感
(この爺さんは、まだ死別して半年らしいけど
結構一番キツい時期だったりする)
全体的に暖かい話で、近所の人もすこぶるイイ人が揃ってるので、
そこが好みの分かれ道。
「ムーンライト」は疲れてる時は観ないほうが良いのかも。
決して幸せではない環境で育った1人の黒人の人生だから
わりとヘビィ。
でも嫌いじゃなかった。
私が思ったのは、ゲイとか恋愛という要素じゃなくて
「やるせなさ」だった。
大人になった時に、昔、自分を傷つけてきた人たち(母親や友人)が言う。
「あの時は悪かった。
当時はおまえを傷つけた。
でも今は変わったよ。あのままじゃなくて(私は)(俺は)良かったよ」みたいなこと。
(うろ覚えなのでいい加減な事を書いてるかも)
そして悪い方に変わった主人公に言う。
「そのままじゃ駄目だ。心配してるよ」みたいな。
自分のピュアな子供時代に自分を傷つけたお前が「ソレ言うか?」というこの矛盾。
でもラストの主人公のセリフが物語るのだった。
結局この主人公、ずーーっと変わってないんやで(なぜか関西弁)。
ピュアなんやで。
少年の心のままなんやで。
お前たちより、ずーっとピュアなんやで・・・・
(少年時代の姿が映る)
ここで終わる。
私にはそんな映画に思えた。