再☆シングル物語

~自分のための記録ブログなので気まぐれです~

映画「ネオン・デーモン」

2017年01月19日 | 映画鑑賞

映画「ネオン・デーモン」観ました

映像と音楽は文句なしにカッコイイ。
あ~こういう撮り方するんだぁ。
あ~、このカット好きだなぁ・・・
と、ずっと飽きずに観ていられた。

でも、これは好き嫌いが分かれそうだ

少しでも気持ちが悪いものやグロいものが苦手なら、
迷わず行くのを辞めたほうがいい映画です。

「ドライヴ」を観てた時も思ったんですが、
話が途中から別の世界に進んでいくような不思議な感覚がある。


「ドライヴ」の時はそこに面白さは感じず、
ちょっとクセを感じてあんまり好きになれる映画じゃなかったけど、
今回の「ネオン・デーモン」を観てるうちに、この不思議なとっ散らかった感じが
面白いと思ってしまった。


オモテの「美」と、そこに渦巻いてる「醜(ほぼグロ)」。

それを強烈にしてとってもスタイリッシュに魅せるとこんななりますよ、みたいな。
そこを楽しめそうな人ならお勧めなのかな。

映画館で観てこそだと思います。

私は嫌いじゃない




映画「海賊とよばれた男」

2016年12月30日 | 映画鑑賞


「海賊とよばれた男」を見た。

岡田くんのファンにもかかわらず観るのが遅れたのは理由がありまして、、、


実は公開直後の舞台挨拶に申し込んでいたのですがそれがみごとに落選し、
次に行ける日を友人と調整していたら年末になってしまった。

この映画では岡田くんが国岡鐵造20代~90代を演じるということで、
「下手をするとコントになってしまうから難しい」
という話を自分でテレビで言っていたけど

違和感が無かったです


原作を読んでないのでいつものように原作との比較は出来ないけれど、
経営者が苦難を乗り越えて会社を大きくする話。

会社を経営してたり自営だったり、そういう立場にいる人は
すごく元気をもらえるのではないだろうか?と思った。

私が男だったらこういう話はすごく好きだと思います。
(隣りに座ってた男性(60歳くらいか?)はずっと泣いてた)
こういう男の美学みたいなものが詰まった映画、わりと好き

あらすじを読んでいくともっといいだろうね

堤真一もイイ役やってる。
あんな役は反則だ
(惚れてまうやろーーー!っていうギャグが・・・)

最後、ユキさんのストーリーもいいんですよねぇ。
女目線で言えば、ユキさんの人生も考えてしまう。

たぶんもう1回行きます










映画「スモーク」

2016年12月30日 | 映画鑑賞
ちょっと映画の感想が溜まってたのでメモ。


「スモーク」
 恵比寿ガーデンシネマにて


日本で例えるとしたら、下町のちょっと口の悪いオッサンおじちゃんが主人公の話なるのだろうなと思いながら見ていた。

こういう下町のおじちゃんの人情味あふれる設定は世界共通なのだろうか。

困ってる人を見たときにひと肌脱いだくれたり、
「・・ったく、おまえはバカ野郎だな」などとバカにしながらも最後まで話を聞いてくれたりするのは
こういうキャラクターの印象あるんだよね。

正論でバッサリ片付けないというか、グレーな部分を許容してくれるというか。

それが「大人」ってものなのかもなぁ。

外側だけカッコつけて「ちょい悪」をやってるのではなくて、中身が渋くて暖かい。
そんな映画だった。

アルバムを見てる場面の会話が好きだなー。

最初の10分くらいは会話が単調なのでセリフが右から左に抜けてしまうのですが、
ラストも最高だった。


※私自身はタバコは全く吸わないけど、そんなのは気にならぬ




この東京の片隅で

2016年12月05日 | 映画鑑賞

この東京の片隅で、先日観た「この世界の片隅に」を思い出している。

多くの人がボディブローと表現するのも納得で、
時間が経ってからもジワジワと心の奥に居座り続ける。

そんな感じで映画の事を考えてると、1つの花が思い浮かんできた。

タンポポだ

この映画は主人公のすずが=タンポポとして描かれてるのだと思う。
この映画を観た後から、ずっとずっと心の中にタンポポが咲いてる気分なのだ。


ぽわ~んとして素朴で癒されるタンポポは、まさに主人公すずみたいだし、

白い綿毛がフワフワと飛んで行って
飛んで行った先での人生を受け入れるのもすずの人生とカブる。

飛んで行った場所で根を張って、
アスファルトの隙間でも根を張って生きて行くタンポポは
すずの素朴さと強さの両方を象徴しているんだ。


そう思って、改めて予告を見たら
実際にタンポポの映像が強く使われてるのに気付いた。

さらにエンディングテーマが「たんぽぽ」という曲だと知り、
余計に嬉しくなってしまった。

「ありがとう。この世界の片隅にウチを見つけてくれて。」

このセリフも道端の隅に咲いてるタンポポとしても一致する。

私の頭の中がクリアになった



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そんなことを考えてるのと同時に、
タンポポで思い出すのが大学のサークルの男の先輩に言われた言葉だ。

大学生の頃、
「リクコちゃんは花にたとえるとタンポポだね」と言われたことがある。

「Yちゃん(私の友人)はバラの花って感じなんだけど、
 リクコちゃんはタンポポなんだよなぁ」と。

当時はタンポポって微妙に感じて、
「バラのほうがいいなぁ~。タンポポってどこにでも咲いてるって感じでしょ?」
なんて思ったんだけど、今はタンポポの良さが分かるなぁ

今はなんて言われるんだろう?




映画「この世界の片隅に」

2016年11月29日 | 映画鑑賞

映画「この世界の片隅に」を観て来ました
公開前からワケあって頻繁にポスターを目にしていた。

なかなかタイミングが合わず、合ったと思ったら予約が取れず
やっと観てきました。

なんだろなこの世界観。
観終わって時間が経っても心の奥にじんわり残ってる映画だ。

主人公のすずさんのキャラクターも人を惹きつけるのだと思う
あれは心に残ってしまうキャラクターだ


何気ない日常、
ちょっとした会話、
その奥にいろんな意味が含まれている。

毎日の主婦業をコツコツ送ってる人にももしかしたらお勧めの映画かもしれない。
料理の場面とかすごく美味しそうで・・・


好きな映画だ
映画の感想なんて所詮 好きか嫌いか なんだ

だって、「あの人との関係性」とか
「あの場面の描写」とか、
「今は豊かになったけど、今の人の心は孤独かもなぁ」とか、
いろいろ喋りたいことはあるけれど、
なんかそれを文字にするとすごく薄っぺらい感じになってくる。
(感想が苦手な私のお手上げ状態)


淡々としてるけど、かなりテンポは早いです。
さくさく日数が進んで行きます
あっ今の会話、って笑いかけた時にはもう場面は移っています。


もう1回行くかも。

でも私の経験上、2回目が1番泣いてしまう
(いろんな意味を理解してるので
それを考えると泣き顔の汚い私はキツいかもなぁ~
(1人で大号泣したような顔になってしまうのですよ)

今日は無理矢理 涙を我慢してたら頭が痛くなってしまった


のんさんサイン入り台本




テアトル会員なので入り口でポストカードももらうことが出来ました
(期間が決まってるようだ)