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政治経済etc #大村知事のリコールを支持します

「10万筆以上の本物の署名された用紙を田中自宅から発見」

2021-06-08 01:08:53 | 報道の在り方

半月以上前に、このブログで「リコール偽造事件に大村知事がどのように関与していたか追求すべき」と主張してきたが、須田慎一郎が決定的なことを調べてくれた。

まず、この「愛知県知事リコール署名偽造事件」については、「愛知100万人リコールの会」の田中孝博事務局長が、最初から大村知事のリコールを考えていなかったばかりか、リコールを阻止するように動いていたという前提を理解すると事件の本質がよくわかります。

以下は、須田慎一郎が取材を通じてわかったことやそれから類推されることです。



高須クリニックの高須克弥院長の別荘で「リコールの会」立ち上げの話し合いがもたれた。
このとき、大村愛知県知事の後援会のメンバーで、田中の後援会長でもある、運送会社の社長が同席していた。
すでに、ここからOの影があり奇妙である。

田中孝博は、愛知リコールの会の事務局長におさまった。
田中はともかく高須院長のご機嫌取りにより信頼を得てリコールの会を牛耳った。
事務局のメンバーは維新の会で占められていた。

受任者から署名が届くと、1枚10筆の署名で埋められた署名用紙については、田中は自宅に隠匿した。

リコール団体事務局や維新の会計担当だった渡辺美智代容疑者は逮捕前にスタッフに対して「リコール署名簿はお金になるのよ。最新版の署名名簿は最低でも1筆あたり500円で売れる」と言っていた。

つまり、田中は、1筆500円で売る予定で隠匿したのだ。
県警の家宅捜索で自宅から押収された本物の署名用紙だけでも、1万枚10万筆以上あった。

1枚10筆に満たない署名用紙の正規の7万3千筆は、コピーだけした。
この7万3千筆分の本物の署名用紙については、他の偽造した36万筆の署名用紙と合わせて選挙管理委員会に提出した。合計43万5千筆である。

この7万3千筆のコピー分だけで、1筆あたり500円換算で3650万円になる。
事務局長の田中孝博容疑者は、署名簿を一生懸命コピーをしていたので、コピーした7万3千筆については、すでに売っていたようだ。

田中孝博容疑者の事務局長室の手前にある事務室にいた専従者から直接話を聞いたところ、逮捕された田中孝博事務局長は夜遅くなると毎晩のように電話タイムがあり、誰かに対して「いやー、そんな、大村知事に辞めて頂くわけには参りませんからね」「お辞め頂くわけには参りませんからね」と同じ台詞を何度も言っていた。

最初から大村知事リコールを考えていない証拠である。相手は、Oその人か、秘書だろうか。

本物のリコール署名用紙は、逮捕時に自宅に隠し持っていた10万筆以上の署名用紙以外にも多数あったと考えられる。
すでに隠匿してあった10万筆以外は売却済みではなかろうか。

田中は、妻の田中なおみや次男の田中雅人、そして会計担当だった渡辺美智代らと一緒に、本当に署名した人の名簿を売って不正な金儲けをしていたのだ。

田中は、随時、本当の署名集めの状況をOに情報提供する一方で、高須院長には、署名期間の2ヶ月の中間でも数万筆しか集まっていないと嘘の報告をしていた。7万人の受任者がいるので、数万筆しか集まっていないのは全く奇妙だ。

田中孝博らは、何十万筆分かの本物のリコール署名簿を売却したために、署名件数が極端に少なくなり、この少ないリコール署名数では変に思われるので、それを穴埋めするために、佐賀でアルバイトを雇い偽造署名工作を行い36万筆をねつ造した。
どうせ審査されずに返却されるものと考えていた。

本当は、愛知県の大村秀章知事のリコール署名が87万筆以上集まり、解職請求は成立していた可能性がある。
というのも、11月4日に名古屋市内のホテルで集計したとき、事務局は、署名が「70万筆ある」と言っていたのである。

大票田の豊橋市や岡崎市始め稲沢市、知立市、豊山町の署名期間は、11月9日から12月18日までであり、まだ署名期間が終了していないので、87万筆達成までの残りの17万筆は集められそうであった。

ところが、この11月4日の時点で、不自然なことに、大村知事は会見で「関係者から(署名の)数は少ないと聞いとる」と言っている。その関係者とは内部事情を知る事務局の者しかおらず、それは田中以外には考えられない。

まだ豊橋などの署名期間が残っているにもかかわらず、11月7日には、高須院長は、突如、署名活動終了を宣言している。
また、名古屋市長は盟友ではないと手のひらを返すように発言した。
田中から、署名数が少ないとか、河村市長と仲違いさせる嘘の情報を吹聴されたためか、何だか高須院長の言動がおかしい。



田中の動機であるが、田中はとにかく金が必要だった。
田中は愛知県の不要財産となった保養施設を4億円で落札し、その支払いに当てる金を必要としていた。

未だに手付金を愛知県に支払っていないし、愛知県も奇妙なことに田中に請求手続きをしていない。さらに奇妙なことにその保養施設の視察には大村知事の第一秘書が同行した。

80万筆を1筆500円で売れば、4億円になる。これで保養施設の落札金をペイできる。

田中は、「愛知100万人リコールの会」で会長を務めた高須クリニックの高須克弥院長、それと一生懸命、署名活動を行ったボランティアの受任者や署名した人々の行為を踏みにじったのである。

そもそも署名用紙の発送が大幅に遅れたことや、署名会場の情報をウエブサイトで全く流さなかったことなど、最初からリコール潰しを計画していたのだ。 と同時に、リコール運動を応援したデヴィ夫人や百田尚樹など保守論客潰しも謀っていたようにも思えてくる。

高須院長も、応援した名古屋市長もまんまと騙された。
田中は、役者志望で演技には慣れているのだ。

須田慎一郎の情報が正しければ、リコール潰しを画策していた田中から情報を得ていたと思われるOの責任は避けて通れない。



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