cotolife*

2020/10/8を持ちまして容量制限にて終了でございます。
よろしかったらⅡへおこしください。

バックアタック只見線

2020-07-24 18:48:15 | みちくさ
D700


高校時代、只見線と上越線を乗り継いでくる同級生の話しはとても魅力的だった。
(注:もちろん鉄ちゃんではなかった時代の話しである)

雪深い地域のさらに雪深い地域からやってくる同級生は、車両が雪で止まると、
車両が一旦バックして勢いをつけてから、雪にアタックするのだと言う。



驚きである。



上越線もなかなかの雪を巻き上げて進むのだが、
電車が雪で止まるなんて、あの当時は思わなかった。

雪深い地域のさらに雪深い地域の同級生もワクワクしたのであろう、
臨場感たっぷりに話してくれた。
あの子の紅潮したほっぺが忘れられない。

鉄道にまったく興味がなかったが、これにはワタシも興奮した。

「なんなんだ?上越線とはどう違うんだ?」と思ったが、

誰もその理由を教えてくれることもなく休み時間は終了した。






あの当時のミュージックで浸ってみよう(笑



















うん十年を経てあの頃の話しを思い出し、、、
「何でその時もっと調べなかったんだ?乗ってみようと思わなかったんかい!」と
その当時の自分に言ってやりたいが、言っても無理であろう。

電車と気動車の違いもわからなかったのだから。



















通っていた高校では、
不思議なことに、、、


電車通学を「汽車通学、汽車時間」と言うのが通常だった。
























あの当時、さすがのぼんやり女子高生も、
「汽車=蒸気機関車?それ、おかしいじゃん?」と思いながらも、
「そう呼ぶんだからしょうがない」と、
まこと正常な女子高校生らしい解釈をした。
(SLと電車以外の車両があることを知らなかった)







































もうバックアタックを経験することはできないが、
あの当時の話しを思い出しながら雪の只見線に乗ってみたい。

ここで言う「雪の只見線」とは、、、、
大雪の、もしかしたら止まるかも、学校に行けないかも、
でもお願い頑張って進んで!という状態と同じぐらいの降雪只見線である。

















ところが悲しいかな生粋のA型人間。
経験しようも心配性アンテナが稼働し、
運休を予測して乗ることができない。

あぁ、スリリングな妄想只見線さえも経験することができないとは、、、
なんて臆病なA型なんだ。

いつか、時間や勤務交代など気にせずに大雪の只見線に飛び乗りたい。
きっと頑張ってキハはワタシを只見に運んでくれることだろう。

そしたら、温泉宿に飛び込んで雪籠りするのだ。
地酒に酔うのもよし、本を片手にゆっくり雪を眺めるのもよし、
雪の中を散歩して撮り歩くのもよし、、、


果てしなく妄想だけが駆け巡るのである。
化石と化した元女子高校生の夢はかなうのか、
乞うご期待あれ!






最新の画像もっと見る

コメントを投稿