今日はホストの息子のはなし。
彼は当時5歳。かわいい顔をしていてすぐなついてくれたのでかわいかった。
しかしもともと末っ子の私は子供の扱いに慣れていない。
親戚の子供ならまだしも、他人様の子供はどんな対応をとっていいのかわからず
いつも立ちつくすばかりだった。
しかし彼とは毎日暮らしていたのでだんだん接し方もわかってきた。
かわいかった彼の本性。
しつこい
エロス
わがまま
すぐ泣く
子供はこういうものなんでしょうけどいかんせん私も子供から脱皮できない大人。
我慢しよう我慢しようと理性を働かせようとするものの時には理性君は飛んで行き・・・。
ある日の夕暮れ彼とリビングで楽しく遊んでいました。
すると彼は私の股をくぐろうとしました。
反射的に股を固く閉じると彼は爆笑しながらしつこく股を突破しようと試みます。
しつこくやるのでだんだん疲れてきた私の脳裏には悪魔が出てきました。
悪魔「おい、股開けちゃえよ。そうすれば終わるじゃん」
いやいやだめよ。彼ころんじゃうかもしんない。すごく力入ってるもの。
でも…でも・・・
パカッ
どてんっ!!
「ぎゃぁぁぁぁ~」
号泣する彼。
青ざめる私。
うつ伏せになっている彼の顔を見てみると口から血が。
ひゃぁぁぁぁ
ティッシュをとり血をぬぐう私。なお泣く彼。
歯が折れたのかと思ったのですが唇が切れただけのよう。ちょっと安心。
でも結構流血。
この赤いティッシュを彼に見られると余計恐怖心をあおってしまうと判断した私は
とっさに新しいティッシュを用意。
血がついたほうはポッケにIN。
その直後彼は一瞬泣き止みちらっとティッシュを確認し再び泣き声を出していたがその威力は以前より弱まっていた。
わたしナイス判断!!(こういうときだけ機転が利く)
ママさんが濡らしたタオルを持ってきてくれだいぶ血がとまった。
ママさん笑ってた。
よかったよかった。
「ごめんね~」を繰り返しご機嫌取りをしていたら数分後には仲直りできたので
よかったよかった。
私はこの滞在中度々彼を泣かせてしまった。
申し訳ない。