今日の宇宙画像は、背景の何百万もの星々にも負けない輝きの星団M7です。
スパークしているのが主役の星団ですが、背景で塵のように見えているのも星々です。
関連画像で見るとわかると思いますが、肉眼では星団の周辺が暗い空間のようにも見えますけれども、関連3枚目のアマチュア天文台画像でも無数の星々で空間が埋め尽くされています。
天の川銀河中央の観測がいかに困難を極めるのかわかる画像ではないでしょうか。
それ故に星々の煌きを掻い潜るX線や赤外線、電波望遠鏡が活躍することにもなるのですね。
次号からは、赤外線観測のシュピッツァー宇宙望遠鏡画像を数回取り上げる予定です。
* さそり座内のM7散開星団
M7は、空で星々の最も突出した散開星団のうちの1つです。
明るい青い星々が支配する星団は、暗い夜空の星座さそり座の尾内に肉眼で見ることができます。
M7は、全体でおよそ100の星々を含んでいて、およそ2億才で25光年の範囲があり、地球からおよそ1000光年離れて位置します。
このカラー写真は、アメリカのアリゾナ州にあるキット・ピーク国立天文台の先進観測プログラムの一部として最近、撮られました。
M7星団は、紀元130年にプトレマイオスが気づいた古代から知られていました。
また星団の近くには、背景の下の部分と銀河中央の方角に、誇張なしに無関係な何百万もの星々が見えています。
散開星団M7は、別名NGC 6475とも呼ばれていて、タイプは『e』で、さそり座の中の尾にあり、プトレマイオスの星団として知られています。
赤経 17時53.9分、赤緯 マイナス34度49分で、約1000光年離れています。
視覚の明るさは 3.3等級で、見かけの大きさは80弧分です。
M7は、大きくて光り輝く星団で、夜空でも肉眼で簡単に見つけられます。
バーナムは、「星団は、非常に多くのかすかで遠い天の川の星々を背景に突き出ているように見える」と述べています。
この見事な星団を発見したプトレマイオスは、「さそり座の針の後の星雲」と記述しました。
記述は、また、M6を含むかもしれませんが、その点については、不確実です。
今日の宇宙画像 2005年4月9日号へは、ここをクリックすると移動します。
スパークしているのが主役の星団ですが、背景で塵のように見えているのも星々です。
関連画像で見るとわかると思いますが、肉眼では星団の周辺が暗い空間のようにも見えますけれども、関連3枚目のアマチュア天文台画像でも無数の星々で空間が埋め尽くされています。
天の川銀河中央の観測がいかに困難を極めるのかわかる画像ではないでしょうか。
それ故に星々の煌きを掻い潜るX線や赤外線、電波望遠鏡が活躍することにもなるのですね。
次号からは、赤外線観測のシュピッツァー宇宙望遠鏡画像を数回取り上げる予定です。
* さそり座内のM7散開星団
M7は、空で星々の最も突出した散開星団のうちの1つです。
明るい青い星々が支配する星団は、暗い夜空の星座さそり座の尾内に肉眼で見ることができます。
M7は、全体でおよそ100の星々を含んでいて、およそ2億才で25光年の範囲があり、地球からおよそ1000光年離れて位置します。
このカラー写真は、アメリカのアリゾナ州にあるキット・ピーク国立天文台の先進観測プログラムの一部として最近、撮られました。
M7星団は、紀元130年にプトレマイオスが気づいた古代から知られていました。
また星団の近くには、背景の下の部分と銀河中央の方角に、誇張なしに無関係な何百万もの星々が見えています。
散開星団M7は、別名NGC 6475とも呼ばれていて、タイプは『e』で、さそり座の中の尾にあり、プトレマイオスの星団として知られています。
赤経 17時53.9分、赤緯 マイナス34度49分で、約1000光年離れています。
視覚の明るさは 3.3等級で、見かけの大きさは80弧分です。
M7は、大きくて光り輝く星団で、夜空でも肉眼で簡単に見つけられます。
バーナムは、「星団は、非常に多くのかすかで遠い天の川の星々を背景に突き出ているように見える」と述べています。
この見事な星団を発見したプトレマイオスは、「さそり座の針の後の星雲」と記述しました。
記述は、また、M6を含むかもしれませんが、その点については、不確実です。
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