今日の宇宙画像は、先のスピッツァー宇宙望遠鏡の地球型惑星の宇宙での分布割合に関するホンの一部です。
画像主体であるために、眠くなるような数式や専門用語のオンパレードの国語文法無視の論文とは違います。
本当につくづく思うのですが、科学学者や天文学者は、国語の成績が普通以下なのではないでしょうか?
一行読んで理解を深めながら二行目を読み始めたら、思考が夢遊状態に陥ることがしばしばです。内容が、壮大な宇宙ロマンだからではありません。前後の文脈が、消化不良を起こすほど生煮えの鍋物なのです。
私もあまり人の文章についていえる立場ではありませんが、学生時代の弁論部や演劇部ついでに執行役員としての敵の凋落などで文章を鍛えられました。しかし、元が反発大好きなものなので、自己の確立という名目で独自の文体を作り上げたものだから、現在でも、論文を無事通過できるような書き方ができずにいます。
その反動が、このホームページやブログに多発しており、お付き合い下さる皆様に心の隅の隅で申し訳ないかなぁと思うことが、太陽系の塵の厚さほどあります。
ということで、私たちの太陽系よりも塵が濃い恒星システムでも地球のような惑星が誕生しているのでしょうか?
この画像は、赤色矮星AU マイクロスコピィ(AU Microscopii) を軌道に乗って回っている仮定の地球型の惑星の近所と月からの眺めというアーティストの印象です。
比較的生まれたての1200万才の星は、彗星、小惑星と若い星を囲んで渦巻いている惑星の卵の衝突によって、瓦礫の非常に塵塗れディスクに囲まれます。
惑星が星の周囲で発見されなかったけれども、ディスクは、惑星に関する強い状況証拠です。
それは、塵塗れだけでなく、ことによると1つ以上の惑星の引きによって反らされてい可能性もあります。
この見地から、惑星がディスクの平面にあるので、ディスクを離れて反射する星明りの白熱は、空を横切って幅広い通路をつくります。
同様に、私たちは、地球の黄道光として惑星間の塵から光が反射するのを見ます。ただ、私たちを取り囲む塵ディスクは、AU マイクロスコピィのそれの10,000分の1位です。
AU マイクロスコピィは、地球から32光年離れています。
この距離から、よく知られている星座が、もっと認識できます。
背景で蟹座内のプレセペ星団(Beehive Cluster)を見ることができ、私たちの太陽は、蟹座内で明るい星として現れます。
したがって、私たちの太陽は、孤独だったのではなくて、立派な宇宙の天の川銀河のそのまた壮大なオリオン・アームにあるプレセペ星団の一員として、煌いていると実感できるらしいです・・・太陽系から30光年ほど離れて見るならば・・・
ちなみにもう少しわかりやすい距離にすると、太陽を1ミリメートルの大きさとするならば、隣の星までは30キロメートルほどですから、まっ、1日あれば辿り着けます。
で、その1ミリメートルの星が、300キロメートル離れた先でも輝いて見えるというのが、今日の画像のお話です。(私、この光景を想起、想像するのにかなり苦労しています)
どうですか、ものすごく解かりやすくて、広大な宇宙がかなり身近に感じられましたでしょう?
ついでに、地球を平べったくするとほぼ天の川銀河のように思うことができそうですね。地球に住んでいるのだから、宇宙の規模も地球基準で思考するのも悪くないかもしれません。
宇宙は地球を中心に回っている・・・・凡人に理解不能な論文を理解するには、やはり、全てが地球基準の天動説の立場が正しいのかもしれませんよ。たとえ、宇宙で稀な存在になろうとも・・・
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