この画像は、ローバーオポチュニティーの火星太陽日1161日目の生データから作りました。
3区分に分けると左が主なカラー合成として公開されている生データの素直な組み合わせです。
中がRGB3原色の生データのカラー画像です。カラーチャートで4色が再現できます。
右が左と同じデータの合成を近赤外線データをR70+B30で色づけし、CCD緑集積データをB100で色づけし、紫外線フィルターデータをR10+B100で色づけして、ネガ乗算合成した画像です。
ほぼ、自然に近い色彩である真ん中の画像に近い色彩に近づけることができたと思います。
ローバーは、ほとんどの画像についてL2~L7までのデータを地球に送信していますが、NASAが、私たちがカラー合成できる生データとして赤のデータと青のデータをRGB3原色と異なる出来上がりで公開しています。
100%RGB3原色の合成カラー画像のようには仕上げられませんが、それに限りなく近づけることが可能です。
現在は、NASAという巨大な火星画像ダムに、ミクロの亀裂を入れかけたところですけれども、無傷のダムから脱しました。
傷を広げる輪が広がることで、遠くない日にNASAの火星画像ダムが崩壊することでしょう。
ダムで濁った水は、放水で清流に戻すべきでしょう。
遠くない日に火星で惑星地球人が居住するためにも。
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