惑星地球初の長期火星地表徘徊探査宇宙船が、2003年6月に打ち上げられた。
しかし、その打ち上げから遡ること7年あまり前の1976年7月22日深夜、火星の権威故カール・セーガン博士は、彼にとって異常な火星光景のカラー画像に驚愕し、怒声を発した。
「火星は、こんなじゃない」
そして、歴史は作られ、今日、権威の失墜を避けるべく偽装が日夜行われている。
(画像の再公開日と火星画像の最初のカラー画像の作成日を錯誤していましたので、年月日を訂正しました。)
ただ、故人の名誉を鑑みて書き加えるならば、このような発言は、NASA系統の伝聞に限るようである。
NASAは、その怒声により、権威の希望する火星地表塗装に邁進した。当時は、インターネットはなく、データも偏ったものを公開するだけで済んでいたので、一般人のカラー合成画像の作成は不可能であった。
歳月の流れが、火星地表の色を定着させ、NASA以外にもESAも協力し、火星の地表色が世間で公然と認識され常識になった。
そこに、油断が生じたのかそれとも一部科学者の良心が成長したのか、双子の火星ローバーの撮った映像に関しては、一般が馴染みのCCDカラー画像を合成できるデータを公開してしまった。
広範囲に行き渡っているソフトでは、「追加」や「加算」の合成方式が大半であり、NASAの当事者もそのような中半端なソフトで検証していた為だろう、堂々とCCDフィルターデータを公開してしまった。
後悔先に立たず、ネットで流失データは消せない。
NASAの洗脳に心地よく酔っていたサイトは、暴飲が過ぎた上に泥酔して双子の火星ローバーのカラー画像をワンクリックしてしまった。
とたんに、画面が一変し、見慣れた赤茶けた火星地表と大気が、地球そのものになってしまった。
カプリコン・1・・・だ。
サイト管理者は、深い関係のNASAの本心を疑りだした。
生データをカラー合成しだした。
NASAの思う壺のカラー画像になった。
そんなはずはない。
二日酔いの頭を良薬の濁酒で治し、思考を覚醒してカラーチャートに行き着いた。
そこに意外なヒントが待っていた・・・
そして、今日、視線に柔らかな火星風景に遭遇している。
それもこれも、この火星着陸船がローバーを運んだからだ。
あなたが合成できる火星ローバーのカラー画像は、カプリコン・1ではない。
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